小ダンジョンのフロアボス戦は楽勝!?そして下層に進んだら・・・
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ノエルの13歳の誕生日と、ノエル・セーラのB級冒険者昇級を祝い、
観光気分で王都にやって来たルミナス・トリニティーの3人。
そんな彼らは立ち寄ったギルド本部で緊急依頼を受けて、
王都東にある小ダンジョンへやって来ます。
依頼の目的は、行方不明のC級冒険者パーティーの捜索。
そして小ダンジョンに入った3人は、楽勝で地下10階層のボス部屋まで
やって来ますが・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
事前の情報では、ここのボスはC級2体という話だった。
実際に入って確認したところ、確かにC級のスケルトンx2体が出て来る。
そして、ノエルとセーラが、いつも通りのタコ殴り(斬り)・・・
イヤ、タコ殴りする前に、ヤツらの骨がボロボロになっていってしまう。。
何とも憐れな・・・
「まあ、こんなもんよね?」
「だね」
奥に現れた宝箱を開けると、そこそこの剣が出てきたので、
とりあえず、ノエルのマジックバッグの中へ。
「で、あの開いた入口が転送装置の部屋ね?」
「みたいだね」
「そうすると、地下16階層への階段は・・・こっちね?」
「あぁ」
新たに発見されたという、下の階層への入り口は、自動で開かれることは無く、
部屋の左奥の壁に触れると、開く仕組みになっていた。
確かにこれは、言われないと分からないよなぁ~
よく、こんな入り口、例のD級パーティーの人達は見つけたものだ。
そう感心する一方、それが原因で壊滅させられてしまった
そのパーティーを、不運で可哀想だと感じてしまう。
とは言え、ここで感傷に浸っている暇はない。
「じゃあ、行きましょう!」
「行こう、行こう!」
セーラとノエルが張り切って、隠し扉を開いて、その中へ入っていった。
「なぁ、危険が有るかもしれないから、先行しないでくれよ~」
後から調査に入ったC級パーティーが戻って来ないんだ。
注意するに越したことはない。
「先に索敵とディテクト・トラップを掛けちゃうから」
「わかったわ」
「兄ちゃん、お願い!」
ということで、階段を下る途中から、オレは状況確認に入ったんだ。
「どう?何か分かった?」
「う~ん、地下16階層だけど、全部B級モンスターっぽいんだよね。
いきなりレベルが上がるなぁ~」
「それじゃあ、D級パーティーは、ひとたまりもないわね。
C級パーティーも奥へ進むと厳しくなるわ」
「兄ちゃん、人の気配はどうなの?」
「うん、先行して入ったB級パーティーの4人らしき人達は分かるんだけど・・・」
「他は居ないんだね?」
「そうなんだ」
因みに、地下17階層の情報は見えてこなかった。
そうなると、このフロアにボス部屋があるのかもしれない。
「じゃあ、まずはそのB級パーティーと合流しましょう?」
「そうだね」
「そうしよう!」
ということで、オレ達は強化魔法を掛け直した後、地下16階層へ入って行ったんだ。
「このフロアは迷路なのね・・・」
「あぁ、なのでトラップとか結構あるよ・・・
って、敵が来た!」
「えっ!何この魔物!」
迷路に入った途端、いきなり人型の魔物が襲ってくる。
ボロボロの服を着て、剣を持った、一応騎士風な生物。
"カンッ!"
"カンッ!キンッ!カンッ!カンッ!"
最初にノエルが、魔物の剣を盾でブロック。
その後、セーラが反撃を加えていく。
「よし、やったわ!」
B級モンスター1体なら、2人で掛かれば楽勝。
ノエルもセーラも、最近では、かなりの力を付けて来ていたんだ。
「ホロウ・フェンサー(B級):Lv.81 属性:無
どうも、アンデッド系の魔物っぽいね」
「D級パーティーは、コイツにやられたのかしら」
「そうだね、コイツか、これに近いタイプの奴か・・・」
「次、また来るよ!」
「OK」
「わかったよ!」
「シャドウ・ストーカー(B級): Lv.79 属性:闇・・・
スキル:隠密・・・・」
オレは全方位知覚スキルで、隠密を持ったシャドウ・ストーカーの位置は分かるんだけど、
ノエルとセーラは敵の位置を把握できない。
敵が一撃加えて来れば、隠密は解けるんだけど、その一撃目が問題なんだ。
なので、最初にオレがシャドウ・ストーカーに仕掛けていく。
隠密は、自分でアクションを起こすか、敵に攻撃されれば消えていくから。
そして姿が見えるようになったストーカーは、明らかに斥候系で、武器はナイフだった。
ただ、隠密による先制攻撃が封じられると、大した強さじゃない。
「また来た!スペル・イーター(B級):Lv.78 属性:無
サイレス!」
オレは最近、光魔法や闇魔法のレパートリーを増やすことに励んでいた。
じいちゃんから教わったり、魔法の本を読んだり・・・
サイレスは相手の魔法を封じる闇魔法。
これが入ると、魔法を使う敵は、ただの木偶の坊なんだ。
次々と敵の強みを潰していくオレ。
敵からすれば、はた迷惑な奴だろうなぁ・・・
「ふ~っ、にしても、結構数が多いわね。
B級がこんなに立て続けに出てくると、C級パーティーは厳しそうだし、
先行しているB級も苦戦してるんじゃないかしら?」
「そうだね、さっきからB級パーティーは移動してないので、
何かあったかもしれないな」
「じゃあ、早くいってみよう!」
ということで、都度、B級と戦っていると時間が掛かるため、
オレが召喚獣を出して先行させて、魔物を蹴散らしていくことに。
迷路の通路が、そこまで広くないので、B級のミノタウロス4体を召喚し、
先行させていったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ルミナス・トリニティーの3人にとって、
小ダンジョンのフロアボスは楽勝レベルのようでしたね。
そして地下11階層に進んだ彼らを待っているハプニングとは・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




