町が震撼!森に大量の魔物達が発生! でもオレと弟は大歓喜!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
12歳になって冒険者登録を済ませた主人公のレオン。
そんな彼は、順調に昇級を果たし、1ヶ月ちょっとでスタートのF級からD級に
ステップアップを果たしていきます。
冒険者として順調なスタートを切った彼でしたが、再び森に異変が・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
12歳の誕生日を迎えたオレは、早速 F級冒険者登録をおこなっていく。
そして、次々と依頼をこなし、3週間後にはE級冒険者に、
更に2週間後にはD級冒険者へ昇級したんだ。
オレ、討伐とか得意だからね(笑)
って感じで、順調に冒険者としてのスタートを切ったオレだったんだけど、
そんなある日、今後の町の将来が大きく変わる出来事が発生したんだ・・・・
"カンカンカンッ!カンカンカンッ!"
「ん、警鐘?」
平日のお昼前、突然、町の中心にある見張り台の鐘が鳴った。
確か、ここ数年、あの鐘が鳴ることは無かったと思う。
「親父、カリン、俺は町に行って情報を確認してくる。レオンとノエルを頼む!」
「分かったわ」
「気を付けて行ってくるんだぞ」
この日は、久しぶりに、父さんと母さんが家に戻っていて、
家族全員が揃っていた。
勿論、じいちゃん1人居れば、心強いけど、
更にA級冒険者2人が居ると、やっぱり安心感が違う。
「オレ、2階に上がって外の様子を見て来るよ!」
「ボクも!」
そういって、オレとノエルは階段を上がった。
5年前、ミノタウロス3体とフォレスト・サラマンダーが出現して以降、
たしか3年くらい前に1度、B級モンスターのアースクエイク・ボアが1体出現して
警報が鳴ったことが有った。
多分、それ以来だ。
そのアースクエイク・ボアが出現した時は、
B級冒険者パーティー"銀色のタンポポ"が、アッサリ撃退してくれたんだよね。
今回も、そのレベルの相手だと良いんだけど・・・
まあ、オレ的にはもっと強い相手を見てみたい気もするけど、
ただ、町の被害とかを考えると、そう言う訳にもいかない。
2階から町の方を眺めると、やっぱり中心部に人が沢山集まっている。
ただ、それ以上の状況は分からない。
そして、反対側のディープ・フォレストを眺めてみると・・・・
「なにか見えるか?ノエル?」
「う~ん、全然・・・」
オレも目を凝らして森を眺めているけど、特に異常は見られない。
「"索敵"!」
最近、レベルアップして覚えた"索敵"を使ってみる。
けど・・・・・・
まだLv.2と低いため、索敵範囲が狭いんだ。
「ダメか」
残念ながら、オレの索敵の範囲に、魔物を確認することは出来なかった。
「じいちゃん、母さん、索敵に何か引っかかった?」
オレとノエルは、再び1階に降りて、
既に "索敵"スキルを発動させてるっぽい2人に尋ねてみた。
すると2人は、お互いに顔を合わせ、やや厳しい表情を見せたんだ。
そして・・・・
「森の奥のほうから、大量の魔物がコチラに向かっている」
「どのくらいの強さなの? 数は?」
じいちゃんの言葉に、オレは反応する。
「強さは様々だな。
C級から・・・・・・いや、まだ分からない。
私の索敵範囲では、森の奥の方は見えない。
そっちに、強い魔物が出現している可能性もある。
今、分かる範囲で数は50体以上・・・
カリンは、どうだい?」
「そうですね、私の索敵スキルは、お父さん程ではないので、
それ以上のことは何とも。
ただ確実に、こちらへ向かってきていますね。」
「そうだな」
「兄ちゃん、ボクがやっつけて来るよ!」
「ははは、ムリムリ。50体以上いるんだぞ?」
「もちろん、にいちゃんも手伝ってよ」
「まあ、オレだったら50体くらい楽勝かなぁ」
「あぁ~、すっごい強がってる~!」
「いやいや、ホントだって」
正直なところ、C級モンスター50体なら、オレ、楽勝だと思っている。
ただ、その後ろに、もっと上位の魔物が居る可能性も捨てきれない。
"ガタンッ"
「今、戻った! なんか森の奥の方で、魔物が大量に発生しているらしい!」
父さんが、町から慌てて戻ってきて、大声でそう告げる。
でも、ちょっとタイミング遅れの報告に、オレ達全員が "クスッ"と笑う。
「って、もう、みんなは索敵済みって感じだな」
父さんも、みんなの様子を見て、それを悟ったようだ。
「ねぇ父さん、町の方では、どうして先に大量の魔物の出現が分かったの?」
「あぁ、どうも朝から "湖畔の風"が、森に素材狩りに入ったようなんだ。
で、彼らが森の結構奥まで入ったときに、それを見つけたらしい」
"湖畔の風"はD級冒険者パーティー。
大量のC級モンスターの出現に、無茶苦茶、焦ったことだろうな。
「グレイ、それでこれから、どうするって話になったんだ?」
「あぁ、親父、冒険者ギルドの方で冒険者を募って、討伐に出ることになる。
勿論、金色のラグナロクもな。」
「オレも行く!」
「レオン、無茶を言うな。C級モンスターの群れだぞ?
危険なんだぞ!?」
「でもオレ、C級なんて楽勝だよ?
父さんも知ってるよね?」
「1匹と群れでは、戦い方が全く違う。
それに、B級以上が居る可能性だってあるんだ」
「でも、ウチの町の冒険者ギルドで、そんなに強い人って集まるの?」
「・・・・・・・俺達が頑張るさ」
父グレイは、無計画なようだった。
「グレイ、B級の"銀色のタンポポ"は、今、町にいるのか?」
「いや、親父、残念ながら、3つ先の隣町に出掛けてるそうだ」
「外部の冒険者は?」
「D級パーティーが2つ程、来ているらしい。」
「やっぱ、オレの出番だね」
「・・・・・・」
結局、オレ達は、家族総出で森に入ることになった。
父さんと母さんは、ノエルだけは家に残しておきたいようだったけど、
じいちゃんも森に入ることになったので、ノエル1人を家に置いておくよりは、
みんなと一緒の方がマシ・・・・・
そういう判断になったんだ。
じいちゃんとオレがノエルを守るから!ってことで
押し切ったってのもある。
その時のノエルの喜ぶ顔ったら・・・(笑)
でも、オレから言わせると、C級モンスターくらいなら、
ノエルの盾も、十分通用するんじゃないかな?
因みに、オレの異常なステータスは、
今のところ、じいちゃんしか知らないけど、
父さんも、母さんも、薄々それに勘づいているみたいだった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
町の西の森に再び魔物が発生し、町はかなり混乱しているようですが、
一方のレオンと弟のノエルは、内心ワクワク感が半端ないようですね(笑)
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こるのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




