はじめてのF級依頼受注!めざせ 冒険者ランクアップ!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
12歳の誕生日を迎えた主人公のレオン。
そんな誕生日は、冒険者登録が可能になる日。
早速冒険者ギルドに向かい、登録を行っていきます。
ギルド受付嬢のお色気(?)に惑わされながらも、何とか冒険者登録を果たし・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「こんにちは~、マルコさん!ギルドからの依頼で 畑の収穫の手伝いに来ました~」
「おぉ、なんだレオンか!お前さんも、ようやく冒険者になったんだな?」
「実は、今日12歳になって、さっき登録してきたばかりなんだ」
「おぉ、そうだったか。じゃあ、ウチの依頼が初仕事ってことだな?
がんばって働いてくれよ!」
「うん、がんばるよ!」
っていうことで、この日の午後は、夕方までずっと畑仕事をやることに。
F級からE級に上がるには、こういった依頼を、
滞りなく、20回連続で成功させる必要があるらしいんだ。
とにかく、地道な実績が必要。
頑張んないと。
そして3週間後・・・・
「レオン君、頑張ったわね~ これでE級昇格よ!」
「やったぁー!!」
いやぁ、長かったぁ~。
って言っても、ひと月もかからずE級へ昇格。
まずまずのペースってところかな?
んでもって、明日からは、いよいよ討伐依頼を受けられる~!
気分最高!
なんて事を考えていると・・・・
「レオン、E級に昇格したんだね。」
「あ、ユリウスさん、こんちは~!」
D級パーティー "朝霧の旅団"のリーダー・ユリウス(20)さんに声を掛けられた。
彼は、この町のパーティーでは珍しく、治癒士でパーティーリーダーを務める人だ。
治癒士って言う事もあって、ユリウスさんは結構細身で、
表情も穏やかな、優しい感じの人なんだ。
背は170センチメートル位かな。
「最近、お会いしていないけど、グレイさんとカリンさんは元気かい?」
「ええ、今は2つ隣の町に依頼で出かけてるけど、
元気に冒険者やってますよ」
「そうか、それは良かった。
さっき、依頼の帰り道、デューク殿にお会いしてね。
レオンが今、頑張っているって、嬉しそうに話してたよ」
「あはは、そうだったんですね」
「ところでレオン、E級になると討伐依頼が受けられるようになるけど、
パーティーとかは組まないのかい?」
「そうですねぇ~・・・・
オレ来年、弟のノエルが12歳になったら、
2人でパーティー組もうと思ってるんですけど、
それまでは一人かなぁ~」
「そうなんだね。
まあ、レオンなら大丈夫だと思うけど、
1人って、何かあったとき、誰も助けてくれないから、
できれば、仲間を探した方が良いと思うよ」
「なるほど~・・・・」
ユリウスさんは、そんなアドバイスを残して去って行った。
もし経験を積みたいなら、一時的にでも
"朝霧の旅団"に加わってみたら・・・とか、
歳の近いパーティーに入ってみたら・・・とか。
真剣に、オレのことを心配してくれているみたいだった。
現在、この町の冒険者ギルドに所属するパーティーは4つ。
A級パーティー "金色のラグナロク"。
父さん、母さんのパーティー。
B級パーティー "銀色のタンポポ"
ラルフさんがリーダーをしている4人組。
ただ、この2つのパーティーは、そのランクに見合う仕事が
この町では少ないため、他の町に出かけて行くことが多い。
そして、D級パーティーの "朝霧の旅団"
更に、E級パーティ "湖畔の風"
昔、オレが小っちゃい頃、E級やD級の冒険者パーティーがいくつかあったんだけど、
みんなランクが上がると、他の町へ移籍していった。
C級以上の依頼が少ないこの町では、ある意味仕方のないことかもしれない。
そして、E級パーティの"湖畔の風"だけど、
現在13歳~16歳までの5人組で構成されていて、
歳はオレと結構近い。
ただ、メンバーが5人も居るので、
パーティー自体、飽和状態かもしれない。
そして残念ながら、彼ら以外で、オレと歳の近い冒険者は、
この町には居ないんだ。
ユリウスさんの助言を無視するのも申し訳ないけど、
E級の討伐で、オレが遅れを取るとも思えないし、
いざというときは、ノエルに手伝わせよう(笑)
ところで、次のD級冒険者への昇格の条件は、依頼を40件連続で
滞りなく依頼を完遂させること。
ギルドのルールで、受けた依頼が完了するまで、次の依頼は受けられない。
例外として、手つかずの依頼がダブついている時のみ、
ギルドの指示によって、複数同時に依頼を受けられるそうだ。
そんな条件の中、オレは、猛烈なスピードでE級の依頼をこなしていき、
なんと2週間でD級冒険者に昇格してしまった(笑)
実のところ、E級の討伐って、あっけなく片付くものが殆どだったんだ。
オレ、討伐は得意だしね。
寧ろ、F級の依頼は、依頼者のお手伝いが殆どで、
地味な仕事を、淡々とこなす必要があって、
思ったより時間が掛かるものが多かったんだよね。
といった感じで、ギルドの依頼を慌ただしく熟しながらも、
比較的平和な日々が過ぎて行ったんだ。
そしてD級の依頼も、討伐対象のレベルが、ほんのちょっと上がるだけなので、
オレにとっては、E級討伐と感覚的には一緒だったんだ。
そんなある日・・・・
"カンカンカンッ!カンカンカンッ!"
「ん、警鐘?」
平日のお昼前、突然、町の中心にある見張り台の鐘が鳴ったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
主人公レオンは、通常の冒険者だと時間がかかる昇級を
何ともアッサリとクリアし、一気にF級からD級へアップしてしまったようですね。
流石です。
そして、これからもますます・・・
そんな次回以降も、どの様な展開になっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




