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騎士団の新たな指導者決定!そしてオレは銃を作って行くよ!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


グリーン・ウッドの街に新たに作られた騎士団の強化に乗り出すレオン。

騎士団長へのヒアリングの結果、団員の剣の指導者の選定と、

弓以上の遠隔武器の提供・・・こちらを要望されます。

レオンはそれらを、どの様に解決していくのでしょうか?


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「ねえ、じいちゃん?」

「どうした」


「実は・・・」


オレは、今日騎士団で有った出来事を、じいちゃんに相談した。

この街で、彼らの指導をするのにふさわしい人は居ないか。

もし、オレがやったら、どうなると思うか・・・


「レオン、私が指導しても良いぞ?」

「えっ!」


もちろん、じいちゃんが指導者・・・

というのは、最初に頭の中で思い付いたことだった。

ただ・・・オレ、ノエル、セーラの訓練もあるし、

それ以上に、じいちゃんがやりたがらないと思ってたんだ。


「聞けば、週2回くらいということだし、レオン、ノエル、セーラも

最近はすっかり力を付けて来て、私が教えることも、少なくなって来たからな。

それに街の守りの話しだ。誰かがやらないといけないだろう。」


ということで、団長さんとも相談して、火曜日と木曜日の午前中、

じいちゃんが、騎士団の剣の指導を行う事に決まったんだ。


団長さんは、

「あの英雄に教えてもらえるのならば・・・」

と、大喜び!


オレみたいな13歳の子供に指導されるより、絶対、その方が良いもんね。




「出来た!」


その1週間後、ついに銃が完成した。

元々、頭の中に有ったアイディアを元に、何度か試作をしていて、

ある程度、目処は立っていたんだ。


今回作った銃は、ライフル式になっていて、

その金属パーツ1つ1つを、オレのお得意様である

鍛冶屋の「フェルム・ワークス」に作って貰っていた。


「フェルム・ワークス」のハンスさんは、

オレとノエルとセーラの冒険者パーティー ”ルミナス・トリニティ"が

初めて護衛依頼を受注したお客様。


一方、木のパーツは、オレが森の木を切って、一生懸命磨いて作ったんだよね。


そして、その組み立ては、全てオレが行うことに。

だって、銃の技術が他に流れるのが怖かったから。




「フェルム・ワークス」のハンスさんは、

このパーツを組み立てたら、一体、何が出来上がるのかを具体的には知らない。

まあ、概要程度の話しはしたんだけどね。


因みに、最初はハンスさんのお兄さん、ガロンさんに話をしたんだけど、

アッサリと断られてしまった。

あの人は頑固一徹で、剣や槍、盾などといった、

従来からの鍛造品以外の製作に、全く興味を示さなかったんだ。


一方のハンスさんは、前向きにOKしてくれた。

もちろん、彼も本業があるので、その合間を縫って・・・って事になるけどね。


銃の本体以外では、薬莢(やっきょう)についても、ハンスさんに型だけ作って貰って、

あとは、オレの方で作る事に。


ダンジョンでかき集めた金属素材を、炎の魔法で溶かし、

そして型に流し込む。


最初、全然慣れない作業だったんだけど、何度も繰り返して、

徐々にコツが掴めてきたんだ。


そして、火薬の材料については、

ダンジョンの地下27階層の鉱石洞窟で全て集めることが出来た。

炎属性の結晶と、そして誰も見向きもしない、名もない灰色の鉱石をかき集め、

それらを粉状にして混ぜ合わせたものが、火薬と同じ機能をすることが分かったんだ。


その火薬を薬莢(やっきょう)に詰め込み、そこに火をつけるための雷管は

雷属性の結晶を利用して作ってみたんだよね。




「これが銃というものか。一体、どれほどの威力があるものなのか?」


「思いのほか、銃身という部分が細くて、

そこまで威力のある弾丸とやらが出てくるとは思えないのですが・・・」


「まあまあ、まず、ちょっと見ていてくださいよ!」


オレは団長さん、副団長さんと森に入って、獲物を探していく。


「おっ、あれが良いかな! あのフォレスト・ウルフを仕留めてみますね!」

「えっ、あんなデカイ魔物を?」


普通、ウルフと言えば、ちょっと大きな犬みたいなイメージを持つと思うけど、

フォレスト・ウルフは全長2メートル位あるんだよね。

地球だったら、トラやライオンくらいの大きさ。


召喚獣として、いつも、お世話になってるウルフ君だけど、

まあ今、目の前にいるのは、全く別の個体だからね。

ということで・・・


「いきます!」


ウルフがコチラに気づき、向かってきたので、オレは急いで銃を構えた。

そして・・・・


"バーーーーーンッ!"

"ギャヲォーンッ!"


「まさか!・・・・・一撃!?」


オレを襲ってきた体長2メートルのフォレスト・ウルフが、

5メートルほどまで近づいてきて、その場で倒れたんだ。


「もちろん今のは、ウルフの頭部に弾丸が当たったから、一撃で倒せました。

急所を外すと、一撃では倒れない可能性もありますよ」


「それは、確かにそうだな。

それにしても、凄いな、その銃の性能は・・・」


「この銃って、誰にでも扱えるものです。

なので、逆に、それが危険なんです。

これが量産されて、例えば、盗賊の手に渡ったり、

あとは戦争などに使用されたりすると、

この世界の状況が一変する可能性があります。

もし騎士団に、この銃を配備することに成ったら、

管理をキチンとしていただく必要があります。

その辺りは、理解して頂けますよね?」


「あぁ・・・・この銃を紛失したり、盗まれたりしたら、確かに大変なことになるな」


「もちろん、リスク回避の策は取ります。

この銃は、弾丸があって始めて機能するんです。

今のところ、その弾丸の作り方も、その材料も、オレしか知りません。

銃 本体だけ盗まれても、弾丸が作れなければ、意味がない訳です」


「確かにそうだな。

そうなると、我々騎士団がストックする弾丸の管理も重要と・・・」


「そうなりますね」



という事で、騎士団に、まず10丁の銃を納品することが決まった。


団長さん達は、本当はもっと欲しかったみたいなんだけど、

リスクのある武器であるため、まず10丁で様子を見て、

その後、徐々に増やしていきましょう・・・ということに。


まあ、実はそれって建前で、本当のところは、

短期に大量生産するのが難しかっただけなんだよね。


だって、鍛冶屋のハンスさんには、仕事の合間を縫って作って貰っているし、

オレはオレで、朝の稽古や冒険者稼業の合間に、

木を磨いたり、組み立ててる訳だからね。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


騎士団の剣の指導者は、レオンのじいちゃんが買って出てくれましたね。

そして遠隔武器については、レオンがライフル銃を開発したようです。

この2つの決定によって、今後グリーン・ウッドの街の騎士団は、

強力な部隊に成長していくことでしょう!


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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