オレ、市長の依頼で騎士団宿舎に来たんだけど、変なおじさんが出て来て困った事態に!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
冒険者ギルド本部の指名依頼を無事クリアしてA級冒険者となったレオン。
ある日、彼は市長と打ち合わせをしていると、
開設されたばかりの騎士団の団長の相談に乗ってほしいと依頼されます。
打ち合わせ後、その騎士団の宿舎にやって来たレオンでしたが・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
しばらく市長のセシルさんと打ち合わせをした後、
オレは市庁舎を後にして、次の騎士団宿舎へ向かった。
団長さんの相談に乗るためだ。
「お疲れ様で~す!レオンです!ハミルトン市長からの依頼で来ました~!」
パッと見、人影のない宿舎の入り口で、大きな声を出して人を呼んでみる。
先日、出来上がったばかりの、この騎士団宿舎なんだけど、
改めてこうして見ると、とても立派な宿舎なんだよね。
5階建てで、幅もかなり広く、
この街では、恐らく一番大きい建物になると思うんだ。
あ、そういえば、西の冒険者地区に出来た
カジノ施設の建物も、かなり大きいけどね。
因みに現在、騎士団の団員は約100人ほど。
将来的には、その数倍に増やして行きたいそうだ。
この宿舎の裏側は、広い訓練場になっていて、
団長さんを中心に、日々、そこで訓練を行っているとのこと。
騎士団の仕事って、命懸けだし、訓練も厳しいだろうし、大変そうだよなぁ~
そんな、街にとって重要な騎士団の第1期生が、
今居る100人っていうことに、なるそうなんだ。
「ん、坊主、どうした?迷子か?」
宿舎の玄関のところで立っていたら、かなりデッカイ男の人が通りかかり、
オレの姿を見て、そんなことを言ってくる。
さすがにオレ、迷子になるほど、子供には見えないハズなんだけどなぁ・・・
「ええと、市長からの依頼で、こちらの団長さんに会いに来ました。
レオン・ウォーカーと言います。現在、市長の特別アドバイザーをしています」
「特別アド・・・・なんだ、そりゃ。
ええと・・・・・団長は今、忙しい。
子供と遊んでいる暇はないので、さあ、帰った帰った!」
「ええーっ!それじゃあ、オレ困ります!」
このおじさん、完全にオレのこと、その辺の迷子と勘違いしてるみたい。
困ったな、どうしようかな・・・
「ん、カイル、どうした?」
「あぁ、副団長、この子、迷子みたいなんですがね、でも団長に会わせろって言うんですよ。
なんでも、市長からの依頼がどう・・・とか言ってですねぇ・・・」
「ん、市長の依頼? もしかして君はレオン君かい?」
「あ、はい、レオン・ウォーカーです!」
よかった!
ようやく、話しの通じる相手が出て来て。
「えっ!副団長、知り合いですか?」
「いや、私も初対面なんだが、彼は市長の特別アドバイザーで、
今回、団長の相談に乗ってくれる相手と聞いている。」
「この坊主がですか!?」
「バカ、この子は、こう見えても、あの英雄のお孫さんで、
しかも先日、A級に昇格した、国でもトップクラスの冒険者なんだぞ!」
「へぇーーーっ!こりゃ驚いた!
こんな女の子みたいな小さな子が、A級冒険者ですかぁーっ!」
女の子みたいな小さな子って・・・・・
オレだって、もう直ぐ身長が150cmに成ろうかって言うのに。
そこまで小さくないだろう!
この人、ちょっと失礼すぎ!
「いやいや、レオン君、申し訳ないね。
カイルは、こういうヤツなんだ。許してやってくれ」
「あ、いえいえ。
たしかに、この"おじさん"の言う通り、オレ、まだまだ子供ですしね」
「オイオイーっ! 24歳の若者を捕まえて、オジサンは無いだろう!」
えっ!?24歳!!
30代半ばくらいかと思ったんだけど・・・・
えらい老けてないか!?
黒髪がボサボサな上、かなり濃い髭面で、どう見てもオッサンなんですけど~!
でもまあ、オレのことも子ども扱いしたんだから、お互い様ってことで(笑)
と、まあ、宿舎の玄関口で、ちょっとあったけど、
その後、副団長さんに案内されて、
オレは無事、騎士団の団長さんと会うことが出来たんだ。
「グリーン・ウッド騎士団・団長のエスタ・・・・エスタ・ヴァレンタインだ。
よろしく頼む、レオン殿」
うわぁ、団長さんってエルフなんだ。
すっごい綺麗な人だなぁ~。
シルヴァで会ったギルド長さんも、すっごいイケメンだったけど、
エルフさんって、みんな綺麗な人達ばかりなんだろうか。
背は160センチくらいだけど、細身でスタイルも抜群だし・・・
転生後、2人目のエルフに出会って、ちょっと感動してしまうオレ。
でも、その気持ちを、表情に出すのも失礼だと思ったので、
一応、オレは冷静を保って話を続けて行く。
「市長の特別アドバイザーを務めています、レオン・ウォーカーです。
こちらこそ、初めまして!エスタさん」
「で、君を案内してきた彼が、副団長のフェリクス・・・フェリクス・ベルン」
「フェリクスです。レオン君、よろしくね」
「フェリクスさん、さっきは助かりました。ありがとうございます」
「ん、"助かった"? 何かあったのか?」
「いや、大したことじゃないんですが・・・ははは」
「ええと、カイルが、玄関で待っていたレオン君を、迷子と勘違いしてしまいましてね・・・」
「なるほど、奴らしいな」
やっぱ、あのカイルさんて人は、そういう感じの人なんだな。
因みに副団長のフェリクスさんは、剣士には見えないほど知的な顔立ち。
茶色い髪をきちっとセットしていて、清潔感のあるナイスガイ。
背は比較的長身で、180センチくらいはありそう。
服を着ていると分かり辛いけど、細マッチョな感じの人かな?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
騎士団宿舎にやって来たレオンでしたが、変なおじさんに
迷子扱いされてしまったようですね。
副団長が出て来て、何とか団長と面会することができましたが、
果たして、その団長さんの悩みとは・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




