オレA級冒険者になったよ!そして市長セシルさんからの相談事は?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
王都の冒険者ギルド本部からの指名依頼で、
遺跡調査団を無事救出したレオン。
そんなレオンには、総ギルド長のオスカーさんから
A級冒険者への昇級を約束されますが、いよいよその日が来たようです。
そして市長のセシルさんは、レオンに新たな相談事があるようで・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
王都のギルド本部からの指名依頼を無事に果たしたオレは、
その1週間後、冒険者ギルドからの呼び出しを受けた。
「レオン、話は聞いているよな?」
オレは初めて、冒険者ギルドの応接室に通されたんだけど、
待っていたギルド長からの第一声で、そんな言葉を掛けられたんだ。
「オスカーさんからの件ですよね?」
「あぁ、そうだ。にしても13歳でA級冒険者とはな。
俺がA級冒険者になったのは、たしか30歳を過ぎていたはずなんだが・・・」
「ハハハ、まあ、人それぞれ。良いじゃないですか!」
「全く、そう言う所も、13歳の言葉とは思えないんだがなぁ」
実際のところ、オレって51歳だもんなぁ。
現在49歳のガリックさんと、殆ど同年代なんだよね。
ということで、その後、応接室にやってきた受付のリンダさんによって、
A級冒険者としての冒険者登録証が発行されていった。
その登録証を受け取ったときは、ちょっと感動したんだよね。
だって、今まで地味だった登録証が、今度は金ピカになったんだよ。
にしても、リンダさん、相変わらずのワガママボディー・・・
相変わらず目のやり場に困ってしまうんだ。
まあやり場に困ると言いながら、オレの視線はそちらへ釘付けだったんだけど。。
その後、"ルミナス・トリニティー"のB級パーティー昇級の手続きも終えたオレは、
冒険者ギルドを後にして、そのまま、市長邸兼市庁舎へ向かう事になっていた。
新たに組織されたグリーン・ウッド騎士団について、
市長のセシルさんが、何やらオレに相談があるとの事なんだ。
立派な市長邸の建物に入っていくオレ。
「お疲れ様です~」
「レオン殿、お疲れ様です!」
この玄関を通るとき、オレって顔パスになっているんだよね。
警備員さんとも顔なじみで、挨拶だけで通してくれるんだ。
そして・・・
「あぁ、レオンく~んっ!」
そんなオレの姿を見かけると、大声を上げながら、オレに抱き着いてくる秘書のメイさん。
もう、最近の定番となりつつある。
「レオン君、今日も素敵な可愛さね~!」
素敵な可愛さ・・・とは、どういった可愛さなんだろう。
オレには良く分からない。
「ねえメイさん、今日、セシルさんは居るかな?」
「モチロンよ~!レオン君のこと、心待ちにしてるわ~」
ということで、オレは市長室に案内されていったんだ。
「レオン君、待ってたわよ~!
あっ、そういえば、A級冒険者に昇級したんですって?」
「ははは、セシルさん、耳が早いですね。
ここに来る前、冒険者ギルドで、手続きを済ませてきました。
パーティーも同時にB級に昇格しましたよ。」
「あら~、それは本当に良かったわね。
そうなると、更に難しい依頼なんかも受けられるようになるのね?」
「そうですね。
モチロン、弟のノエルと、セーラとの兼ね合いもありますけどね。
彼らはまだC級なので、無理はさせたくないので。」
「なるほどね~、色々とバランスを取らないといけないのね。
あっ、それでね、今日来てもらったのは、他でもないんだけど・・・」
ということで、この日のセシルさんからの相談は、
新しく組織された騎士団の訓練と武器についてだった。
領主のアウレリアさんが集めてくれた騎士団だけど、
団長らトップの人達以外は、まだまだ未熟で、
今後の彼らの能力を引き上げていく訓練が必要らしい。
そのことで、団長たちが困っているみたいなので、
ちょっと相談に乗ってあげて欲しいそうなんだ。
騎士団の人達って、全員、領都シルヴァか、その周辺から来た人ばかりで、
この街には明るくないしね。
色々と、悩みがあるのかもしれない。
更に、街の防衛についての相談もあるそうだ。
例えば、この街が魔物に襲われたとして、剣だけでは、あまりに心もとないとのこと。
折角、街の外周には高い壁が有るので、そこから遠隔で相手を攻撃するための、
有効な武器が必要ではないか・・・と考えているらしい。
当然、弓という案が出ていて、既にある程度、準備されてはいるけれど、
それだけだと、少々心もとないので、
その辺りについても、是非、相談に乗ってほしいとのこと。
それについてはオレも、前々から考えていた案があるので、
丁度良い機会かもしれない。
なので・・・
「わかりました。この後、騎士団の宿舎の方へ寄ってみますね」
と、返事を返していった。
すると・・・
「ところで、私のほうからも相談なんだけど?」
「何かありました?」
「実は来週、領主のアウレリア様が、
グリーン・ウッドの上下水道設備を視察したいと言って来られてね。
是非、領都シルヴァにも導入したいんですって。
それで、その視察に、レオン君も同行して欲しいの」
「はい、全然大丈夫ですよ。
日時が事前に分かれば、空けておきますから」
「助かるわ~!じゃあメイ、日取りが確定したら、レオン君に連絡を忘れないように」
「は~い!セシルさん」
「で・・・あなたは、どうして、いつもレオン君にベタベタしているの・・・」
「え~っ!いいじゃないですか~。特別アドバイザーとのスキンシップですよ~!」
そう、市長室に入る前から、ずっとオレに抱き着いているメイさん。
でもセシルさん曰く、この人、こんなでも、凄く仕事が出来るらしいんだ。
ちょっと意外だよなぁ~。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
A級冒険者に昇級したレオンは、その後、市長のセシルさんの所へ寄りますが、
街に新たに作られた騎士団の団長さんがお困りの様子。
そしてレオンは、騎士団宿舎へ向かう事になるようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




