猛毒に侵された調査団を救え!オレ、彼らが受けた猛毒の治し方を調べていくよ
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
王都のギルド本部からの指名依頼を受けたレオンと両親は、
総ギルド長のオスカーさんから、行方不明の調査団の捜索を依頼されます。
そして最後の大物S級・A級の魔物達を退治し、奥の小部屋に入った彼らは
異様な部屋の中の状況を見て・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
"コンコンッ"
返事がない・・・・
「じゃあ、入るね」
「わかった。」
「静かにね。」
索敵で確認すると、部屋の中はそれなりに広いようだ。
そして調査団は、その部屋の中央に固まっていたので、
今のノックは聞こえなかったのかもしれない。
"ギィィー・・・ッ"
「こんにちは~!?」
オレは少しずつ扉を開け、やや緊張感に欠ける挨拶をしながら、中を覗いていく。
彼らの位置は大体分かっていたので、そっちの方向見てみる・・・
すると・・・
「お、おまえ、レオンか!?」
このデッカイ声はヴァレリウスさんだ!
「ヴァレリウスさん、お久しぶりです!」
と、声を張って挨拶したんだけど、中の状況を見て驚いてしまう。
「こ、これは・・・」
「どういう状況・・・?」
父さんと母さんも、中の状況を見て愕然とする。
この部屋にいるメンバーは全部で15人。
そのうちの7人が、部屋の中央に横たえられ、
しかも、全身の肌が紫掛かっていたんだ。
「アンタら、来て貰って早々すまねぇ!キュアとヒールを頼む!
もう、テオドールだけでは支えきれないんだ!」
ヴァレリウスさんの必死の表情。
細かい事情は分からないけど、
とにかく、オレ達は部屋の中へ、急いで駆け込んで行ったんだ。
横たわっている7人のうち5人が調査団の人達で、
彼らが毒に侵されているのは一目で分かる。
もう1人は"碧翼の彗星"の魔道士さんで、確かルナさんという、最年少の女性。
彼女も明らかに毒が全身に・・・・
そしてもう1人も "碧翼の彗星"の・・・・確かヒーラーのテオドールさん。
こちらは毒ではなさそうだけど・・・・・・・?
「レオン、とにかくキュアとヒールを急ぎましょう!」
「分かったよ、母さん!」
ということで、オレと母さんは、回復魔法を急いで掛けて行くことにした。
「エリア・ハイヒール!」
調査団の1人のステータスを覗いて見たら、HPがかなり危ない状況だったので、
毒を消すキュアより先に、HPを回復して行くことにした。
そして全員のHPが回復した事を確認して、
その後、オレと母さんで分担して、一人一人、キュアを掛けて行く事に。
「なあヴァレリウス、この毒はテオドールのキュアで消せなかったのか?」
「あぁ、彼がキュアを掛けても、しばらくすると毒が復活してくるんですよ。
なので、テオドールがこまめにキュアとヒールを掛けて、
ここまで何とか維持してきたんですがね・・・」
「そうすると、テオドールはMPの枯渇か?」
「ええ、もう薬品も使い尽くしてしまって・・・」
本来は犬猿の仲の2人だけど、今はそんなこと言ってられない。
父さんが、ヴァレリウスさんから、事情を聞いていく。
「母さん、こちらは全部キュアまで掛け終わったよ」
「レオン、ありがとう。こちらも今終わったわ」
取り敢えず、これで一安心だけど、再び、毒が復活して来るって・・・
「ステータス・オープン・・・」
オレは再び、調査員の一人のステータスを開き、その状態を監視していく。
「ところで、アンタたち、あの魔物はどうしたんです?」
「ん、あのS級とA級3匹のことか?」
「あぁ、俺らはあのS級の毒にやられちまった。
不意打ちだったとはいえ、あの猛毒は本当に厄介だ」
「不意打ちだったのか? まあ安心しな。
あのS級とA級は、キッチリ倒しておいてやったぜ」
「マジか・・・・・・まあ、アンタらなら、驚きはしませんがね」
「ははは、一応、褒めてくれてるんだな。
ただ、残念ながら、殆どはレオンが倒しちまったんだ」
「なっ!?」
「っていうか、あのS級、今ではもう、レオンの召喚獣に成っちまったがな」
「・・・・・」
ヴァレリウスさんの驚愕の目・・・
突き刺さる視線が痛い。。
でも、オレは自分の仕事に集中した。
「今、ステータスで猛毒が復活したよ、母さん」
「なるほど、なかなか厄介ね、この毒」
ステータス表示に"状態異常"が浮かんできて、"猛毒"が表示されてくる。
そういえば、詳細を見たければ、この文字をタッチすれば良いんだよな・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
地下5階層の奥の小部屋は、猛毒に侵された調査団の人達が
横たわっているという異様な状況のようでしたね。
毒を治すキュアでは、完全に消しきれない猛毒。
果たしてレオンは、この猛毒の解決方法を見つけることが出来るのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




