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行方不明の遺跡調査団!一体何が起こった!? (調査団護衛の冒険者視点)

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


王都のギルド本部から、行方不明の遺跡調査団の捜索を依頼されたレオンと両親の3人。

彼らは王都西にある遺跡へ向かい、捜索を開始しますが、

今回は視点を変えて、調査団の護衛を行っていた

A級冒険者ヴァレリウスの視点でお届けしていきます。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 ヴァレリウス (碧翼の彗星リーダー)


クソっ!なんでこんな事になっちまったんだっ!

俺達 "碧翼の彗星"は、今までノーミスの無敵パーティーのはずだった。

なのに・・・


新遺跡の調査団の護衛として、彼らに同行した俺達パーティー5人は、

その道中も、そして遺跡に入った後も、全く問題なく仕事をこなしていた。


調査団の団長が、

「最初に全てのフロアを確認してから、今後の調査手順を決めたい」

というので、ややリスクを感じながらも、俺達は、彼らを案内することに決めた。


ウチの斥候のジークは、レベルは2だが、索敵スキルを持っている。

彼が事前に魔物の強さや位置を把握できるため、大丈夫だろうとの判断だ。


そして・・・

地下1階層、2階層、3階層・・・

襲い掛かってくる魔物はやや強力ではあったが、

俺達5人で対処すれば、難なく倒せるレベルのものだった。


そして地下4階層。

ここにはA級の魔物が存在していた。

A級の中でも、少々、癖のある魔物だったため、やや苦労はしたが、

それでも、戦闘がダメな調査団員10人を、全くの無傷で次のフロアへ誘導。


そして・・・

最終フロアの地下5階層。

予想外にも、この最終フロアには、最高でもB級の魔物しかいなかったんだ。


しかも、地下4階層までのような、進行を妨げる遺跡類は全くなく、

平坦で広々としたフロア。

今までよりも天井が高く、そのフロアを見た俺は、やや拍子抜けしたものだった。


けど・・・

それが落とし穴だったんだ。


フロアに降りて、途中に居た弱い魔物を倒しながら、奥へ奥へ進行していく俺達。

そして、フロアの中央を過ぎ、更に奥へ向かおうとしたとき、

あの襲撃を食らったんだ。


「みんな危ない!奥のドアまで全力で走ってくださいっ!」


最後尾を歩いていたヒーラーのテオドールが、

突然、みんなに向けて大声を上げていく。


何が起きた!

俺は即座に背後を振り返った。

すると・・・


「バ、バカな・・・」


俺たちの背後に、20メートルは有ろうかという魔物が1体と、

その取り巻きと思える、10メートル弱の魔物が3体、

突如として現れたんだ。


まさに不意打ちだった。

何の予兆もなかったんだ。


そして、20メートルの魔物は、いきなり猛毒のブレスを吐き、

調査団の半数と、ウチのメンバーで風魔法のアタッカー・ルナが

ブレスの猛毒にやられてしまう。


その後、調査団はパニックだった。

ブレスを受けていない調査員達も、殆どが腰を抜かして動けない。


だが、このままでは全滅必至!

そんな彼らを叱咤し、奥のドアの中へ駆け込む様に指示を出す。


更に毒に侵されたヤツらを何とか起こし、

症状が重く、歩くことさえ出来ない者達を抱え上げ、

俺達は、何とかドアの中へ逃げ込んだ。



「キュア!・・・キュア!・・・キュア!・・・キュア!・・・キュア!・・・エリア・ハイヒール!」


ヒーラーのテオドールが、猛毒に侵された調査員達とルナを治療していく。

彼は本当に必死にやってくれた。

ただ・・・


「ヴァレリウス、ダメだ・・・毒が消えない・・・」

「どういうことだ? 毒はキュアで消えるんじゃ?」


「どうも、この毒は違うようなんだ。一旦は毒が消えたように見えるんだけど、

いつの間にか、再び体が猛毒に侵されて行き、そしてHPが減っていく」


「他に何か方法は!?」

「それが分かれば・・・」


暗い表情に沈んで行くテオドール。


それはそうだろう。

テオドールだってA級のヒーラー。

解決方法が分かればやっているだろうし、

その可能性のあるものは、全てトライするはずだ。



その後、テオドールは猛毒に侵された6人に対して、こまめにキュアを掛け、

更に、ヒール系の魔法を掛けてHPを回復し続けていく。


ただ・・・・

こんなのジリ貧だ。

これをいつまでも続けることは出来ない。


テオドールの体力やMPに何れ限界が来るだろうし、

しかもテオドールが今の状況では、彼は、S級とA級3体との戦いに参加できない。

そんな状態で魔物達に戦いを挑んでも、勝つのは厳しいだろう。

如何に A級冒険者パーティー "碧翼の彗星"であっても、

ヒーラー抜きでは戦えないんだ・・・


どうすればいい?

どうすれば、このジリ貧の状況を脱することが出来るんだ!?


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


碧翼の彗星リーダー・ヴァレリウスの視点で見て行くと、

彼らは突如背後に現れたS級A級の魔物にやられてしまい、

猛毒に侵されているようですね。

果たしてレオン親子は、彼らを無事に救出できるのか?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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