指名依頼の内容は行方不明の王都の調査団の調査!まずは周辺の調査からスタート!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
王都の冒険者ギルド本部に、指名依頼で呼び出されたレオンと両親。
そんな3人は、レオンの召喚獣であっと言う間に王都へ到着。
そして、総ギルド長のオスカーさんから、
調査内容の依頼を受けていくことになりました。
果たして、その依頼の内容とは・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「お前達は、王都の西100キロメートルほどにある山岳地帯に、
新たな遺跡らしきものが発見された話を知っているか?」
「いえ、すみません。初めて聞きましたわ」
「まあ、まだそこまで公にはされていないからな。
で、その遺跡を調査するために、10日ほど前、王都の調査団が派遣されてな。
山に入ってしばらくは報告を受けていたのだが、その後、消息を絶ってしまった。」
「ほう・・・連絡が途絶えてどのくらい経つんです?」
「4日と言ったところだ」
「なるほど。調査団は何人くらいですか?」
「王立大学の教授・学生らが10名、
護衛にA級パーティー"碧翼の彗星"5人が付いている。」
「えっ、奴らが付いているんですか・・・」
「そう、それでも消息を絶った。なのでS級パーティーでの捜索が必要と考えたんじゃ。
ただ、国内の残り4つのS級パーティーは、現在、すべて出払っていてな・・・」
「それでオレ達ですか」
「ああ・・・とはいえ、お前達の到着に少し時間が掛かると思ってな、
すでに、B級パーティーを1つ、情報収集のために向かわせてあってな。
ただ、彼らはあくまで無理せず、情報収集のみ行うように伝えてある。
なので、まず山の麓で、彼らと合流して情報を受け取り、
そこから捜索を進めて欲しいんだ」
「そのパーティー名は?」
「"ワイルド・ブリンク"という。
リーダーが斥候のリュカ(24歳男性)、槍術士のバルド(25歳男性)、
治癒士のミリア(21歳女性)の3名だ」
「分かりました。じゃあ、まず彼らと合流して、その後の捜索方法を考えます」
「すまんが、頼んだぞ。
それにしても、この捜索には、レオンのワイバーンの移動力が、
とても有益かもしれないな」
「ですわね」
「オスカーさん、任せてください!」
ということで、オレたち親子3人は、急いで西の山岳地帯に向かう事になったんだ。
王都観光は、まあ、しばらくお預けってことになりそうだね。
「にしても、マジでワイバーンって速いなぁ。
もう、イージス連峰が見えて来たぜ?」
「100キロメートルの距離なのに、1時間くらいしか掛かってないわよね。」
「ハハハ、じゃあ、そろそろ地上に降りていくよ!」
オレが指示を出すと、3人を乗せたワイバーンが、地上に向かっていく。
そして親子3人で地上に降り立ち、今度はフォレスト・ウルフで
山の麓まで近づいて行ったんだ。
「アンタたちが "ワイルド・ブリンク"の3人かい?」
「"金色のラグナロク"のお二人ですね!こちらのお子さんは?」
「あぁ、ウチの息子のレオンだ」
「レオン・ウォーカーです、"ワイルド・ブリンク"の皆さん、はじめまして!」
「こちらこそ、初めまして、レオン君」
「コイツ、こう見えてもB級冒険者で、実力はS級以上かもしれねぇ~ぜ」
「S級以上ですか~、それは凄い。
あ、申し遅れましたが、俺はリュカ、"ワイルド・ブリンク"の斥候でリーダーをやっています。
こっちは、槍担当のバルド、彼女は治癒士のミリアです」
「俺は"金色のラグナロク"のグレイ、こっちが妻のカリン、そして息子のレオンだ。
で、調査団の消息について、何か分かったかい?」
「はい、それなんですが・・・」
そんな流れから、オレ達は"ワイルド・ブリンク"の人達から、
情報提供を受ける事になった。
彼らの話しでは、このイージス連峰と呼ばれる、この山岳地帯は、
1000m前後の山々が連なっていて、
新たに発見された遺跡は、結構奥地にあり、
そこまで、人間が歩いて2日ほど掛かるそうだ。
そして、遺跡までの道中は、D級~B級の魔物が多く住み着いていて、
進行していくのにも一苦労。
特にイーグル系や、サラマンダー系などのB級モンスターには要注意。
道も場所によっては非常に狭く、崖道のようなところも有るらしい。
残念ながら、"ワイルド・ブリンク"の3人は、遺跡まで辿り着くことが出来ず、
とは言え、1日以上 山岳地帯を歩いて見たところ、
多数の人が通った跡は発見する事ができ、
調査団は少なくとも、奥の方まで進んでいることは確かだそうだ。
リーダーで斥候のリュカさんは、索敵スキルを持っているそうなんだけど、
そのレベルは2で、索敵範囲は200mほど。
残念ながら、色々動き回っても、
索敵範囲内で、人の気配を感知することは無かったそうだ。
「そうか・・・そうなると、調査団は少なくとも、
遺跡の近くまで辿り着いていると言えそうだな。
あとは、なぜ、連絡途絶えたのか・・・」
この世界では、スマホなどの通信手段はないため、
遠距離との連絡は、鳥を使って行うことが多い。
ただ、この世界には魔物も多いので、飛行速度の遅い鳥はかなり危険が伴う。
そのため、滑空しなくても時速120キロメートル以上の巡航速度で飛べる
シロハヤブサを使って連絡することが多いそうだ。
万一、飛行系の魔物に襲われたら、ハヤブサなら滑空して逃げることも可能だしね。
その速度は、実に時速200キロメートル以上になるらしい。
因みに、各街にあるギルド間の連絡も、そういった方法を採っているそうだ。
そして、そんな中、
調査団からの連絡は、4日前を最後に途絶えてしまったとのこと。
その日数を考えると、なるべく早く、調査団を探し出したい所だ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
依頼の内容は、王都の山奥で発見された遺跡の調査に向かった調査団の捜索。
彼らは行方不明になって日数も経ち、早めに発見してあげたいところ。
レオン達親子は早速、西の山脈に飛びますが、果たして無事、
調査団を発見することができるのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




