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初めての指名依頼!オレ、王都のギルドから呼び出されたんだけど!?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


レオンは"ルミナス・トリニティー"の3人で、村を支配する悪党を退治。

その悪党を領都シルヴァの冒険者ギルドへ引き渡します。

その後は、やや平和な日々が過ぎて言いますが、

ある日、両親の冒険者パーティー "金色のラグナロク"と共に

王都アステラの冒険者ギルド本部から指名依頼の呼び出しを受けることに・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「ねえ、じいちゃん?」

「なんだ、レオン」


「北の山脈の先って、何があるの?」

「あ、それボクも知りたい~」


ある日、オレは気になっていたことを、じいちゃんに聞いてみた。

実は、ノエルも最近、チラッと言っていた事だったんだよね。


オレ、今まで、アステリア王国の中ばかりを気にして、

グリーン・ウッドの街の直ぐ北にある、山脈のほうを気にしたことがなかったんだけど、

そういえば、目と鼻の先に有るんだよね。


しかも、その向こう側って一体・・・


「山の向こうか。向こうには、アステリアのような大きな国は無く、

小さい国が幾つもある様なんだ」


「へぇ~、小さな国がいくつも・・・

じいちゃんは行った事ある?」


「実はじいちゃんも、山の向こうへ行ったことが無いんだ。

昔、ワイバーンに乗って行こうとしたんだが、

あの山脈には、強力な飛行生物が多く住み着いていてな。

突破することが出来なかったんだ。」


「そうかぁ・・・じいちゃんでも、行けなかったのかぁ」

「ねえ、兄ちゃん、今度行ってみようよ!」


ノエルが、また無謀な事を言い始める。

たった今、じいちゃんでも行けなかったって、言ってたろ!?


「あの山にはな、ワイバーンやらグリフォンやら、更には上位の竜種も住んでいる。

悪いことは言わないから、レオン、ノエル、あそこには近づかないほうがいいぞ」


「何か怖いね。

でも、そんなに飛行生物が居て、どうしてこっちにやって来ないのかな?」


「且つて、全く来なかった訳でもないが、確かに、あまりこちらへ来ることは無いな。

山の中の住み心地が良いのか、縄張り意識が強いのか・・・」


「そうなんだね・・・ありがとう!」



グリフォンや竜種には物凄く興味があるんだけど、

街から近い場所でトラブルを起こして、街に被害が出るのが、ちょっと怖い。

この件は、もう少し、ちゃんと考えて行動した方が良さそうだね。




こんな感じで、このところ、オレがのんびりと過ごせていた、そんなある日、

突然、王都のギルド本部から呼び出しが掛かる。


S級冒険者パーティー"金色のラグナロク"に対して指名依頼だったんだけど、

何故かオレを含めた3人セットで・・・とのこと。

一体、何が有ったのかな?

しかも、大至急、3人で王都に来てほしいそうだ。


父さんに聞くと、ギルド本部からS級冒険者パーティーへの指名依頼は、

原則断れないらしい。

でも、オレ自身はS級じゃないし、ラグナロクのメンバーでもない。

断っちゃっても・・・?


なんて、思わなくもなかったんだけど、

オレってまだ、王都には行ったことが無かったんだよね。

だから、面倒くさい・・・という思いより、

"行ってみたい"という興味のほうが勝ってしまったんだ。


「ボクも行きたいなぁ~!」

そんな依頼の話しを聞いて、ノエルが羨ましそうに言う。


「ははは、今回はご指名だから、ノエルはお留守番な」

そう言って、彼をなだめるしかなかったんだ。



グリーン・ウッドから王都までは400キロメートル。

本来ならば、馬車の旅で2週間近くかかる。

でも、オレのワイバーンなら・・・・


その辺の移動事情も考慮して、オレが一緒に呼ばれたのかな?


「じゃあ、お父さん、行ってきます。ノエルも良い子にしてるのよ?」

「親父、行ってくる。ノエル、毎日ちゃんと稽古するんだぞ」

「じいちゃん、ノエル、すぐ戻って来るから」


「ああ、気を付けてな」

「父さん、母さん、兄ちゃん、お土産よろしくね~!」


ということで、オレたち親子3人は、一路、王都へ向かう事になったんだ。

父さん、母さんとも、具体的な依頼内容は聞いていないらしい。

というか、ウチの街の冒険者ギルドにすら、その情報は届いてないんだって。

ギルド長のガリックさんが、そんなことを言ってた。


南の街道を出て少し歩き、500メートルほど歩くと、

オレはミスト・ワイバーンを召喚。


そして3人を乗せた召喚獣は、大空高く舞い上がって行ったのだった。



「いやぁ~、昔、親父にワイバーンに乗せて貰ったことはあるが、

ホントに速いよなぁ~!

これなら、王都まで、アッと言う間だぜ!」


「召喚獣っていうのは、本当に便利なものよね。

私も、召喚士の素質がもっと有ればよかったわ」


父さんと母さんも、ワイバーンに乗って、ちょっと楽しそう。

やっぱり彼らも冒険者だし、

人間にとって、空を飛ぶことは、永遠の憧れなのかもしれないよね。



リヴェンデイルの町を越え、領都シルヴァを過ぎ、そして様々な街や村の上空を通過し、

4時間ほど飛び続けると、オレ達の眼下に大きな都市が見えてくる。


「あれが王都アステラかぁ~!デッカイ街だなぁ~!」

「そうか、レオンは初めてだよな」


「父さんと母さんは何度目?」

「私達は、10回目くらいだったかしら?」

「カリン、もっともっとなかったか?」


「アナタはいつも、大げさにし過ぎよ~!」

「あれ、そうだったっけ!? ハハハハハッ!」


ということで、オレ達はあっと言う間に王都に到着していった。

ただやっぱり、ワイバーンで街の近くまでいく訳にも行かないので、

街の500メートルほど手前で降りて、そこから徒歩で向かうことに。


街の外壁の門では、冒険者登録証を見せると、

「どうぞ」 の一言だけで通過できる。

この辺りは、冒険者って役得だなぁって感じがするんだよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


指名依頼を受けたレオンと両親は、彼のワイバーンに乗って

王都まで飛びました。

それにしても400キロメートルの距離を4時間で飛べるワイバーンって

本当に便利ですよね。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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