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英雄伝、覇王と呼ばれる男(仮)  作者: ファンタ大好き男
一章、始まりの物語
3/7

少しの平和

一ヶ月後のベルズ邸でゼフィルは剣の稽古に励んでいた。

「あいつ体大きすぎるんだよ。そう思うよな。ロブス。」

「彼は将来我が領、いやこの大陸でも有数の戦士になるでしょう。」


このロブスはこの領の兵士長だ。ほとんど暇なので、2日に一回ぐらいの割合でゼフィルの稽古に付き合っている。もうすぐ50歳になるのに鍛え抜かれた筋肉は未だに衰えていない。


「ロイネとは、何度か剣を合わせましたが将来は剣神にもなれる器かもしれません。」

「剣神?それはなんなんだ?」

「剣神は私もあったことはありませんが剣の神と呼ばれる、当代最強の剣士らしいです。私も昔剣王にあったことがありますが、とてつもない強さで賊を捕まえてましたからね。」


初めて知った、まさかそんな人間がいるなんて。俺はほとんど世界のことを知らない。もっと世界のことを知らなくちゃ。


「おう、今日もしっかり稽古しているな。ゼフィルよ。」

「父上、おかえりになられましたか。」

「これはゲイル様」

跪こうとするロブスをゲイルは止めて、

「良い良い、ゼフィルを鍛えてくれてありがとう。これからもゼフィルを鍛えてやってくれ。

ところでゼフィルよ。調子はどうだ、ワシも若い頃は・・・


また長い話が始まった。父上は民に慕われるいい領主なのだが、いつも若い頃の話しをするのだ。俺は父上が30歳の時の子供で今はもう41歳だ。だんだん衰え始めているの気にしているらしい。


・・・ていうわけだからな」

やっと終わったか。

「父上これからも精進していきます。」

それ聞いてから頷いてゲイルは屋敷には入っていった。




ロブスとの稽古が終わったあとは勉強だ。母セリーに習っている。母は博識で貴族学校を首席で卒業したらしい。父とは学校で知り合い、恋に落ち貴族では珍しく恋愛結婚だ。当時の貴族社会でも話題になったらしい。なかなか子供ができないので悩んだらしいが、父は側室を持たずに母だけを愛した。だから俺が生まれた時は領でお祭り騒ぎだったらしい。


「母上、お聞きしたいことがあるのですが」

「なんでも聞いてくださいゼフィル」

「この国は世界でどのくらいの大きさの国なのですか?」

「ゼフィルもとうとうそのことに気がついたのね。私も学校に行ってから知ったんだけど、この国は決して大きい国ではないの。ハルモベア連合国は世界で10番目の大きさの国よ。」

「10番目なのですか、では一番はどの国なのですか。」

「1番はゼルフ聖王国、天大陸にある天使たちを敬う国家よ。2番目はアルトリア竜帝国、竜を神の使いとして敬う国でアルトリア大陸にあるの、3番目がクラメトラ王国、魔族が支配する国で魔神が治めてると言われているわ。4番目がエンチャーテッド帝国で人間が治めてるの、5番目がリーフテルト王国、エルフが治めているのよ。6番目のノーメリア獣王国は獣人が治めているわ。7番目テールド公国はかつて魔族からの圧政に苦しんだ、様々な種族が独立してできたの。8番目のロゼリア教国は世界に根をはるロゼリア教の教皇が治める国よ。9番目は光剣春明国、侍が治める国で一騎当千の猛者揃いと言われているわ。そしてこのハルモベア連合国は小国家や島国が集まってできた国なのよ。」

「この国はですら10番目なのですか、知らなかった自分の見てきた世界がほんの少しの世界がだったとは

「まだあなたは若いわ。もっとこの世界を見て回るだけの時間はあるはずよ。」

「はい、母上。」


(この世界は広いもっとみてまわりたい。そのためにまず海を見よう。)


ゼフィルはそう決心した。


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