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毒奏者  作者: frith
百魔のダンジョン
22/26

4ヶ月後 進化と夢と

なんとか大丈夫でした!

ということでどうぞ!

 無数に生えた木々の間から飛んできた不可視の弾丸を避ける。と同時に、固有能力(ユニークスキル)『毒究明』より作成した気体状の『除木毒』を使用し、周囲の木を枯れさせていく。すると、今度は台風の風など軽く鼻で笑えるほどの強烈な風が発生。『除木毒』が吹き散らされ、風を放った者の意志とは裏腹に木々への被害が拡大して行った。

 これを好機と見たエルガは、『異空間創造ディメンションクリエイト』の魔法で創った異空間との扉を開き、そこで収納させていた分身体の圧縮を1箇所緩めることで、空を高速で飛んでいた暴風隼(ウィンドファルコン)の翼を貫いた。そして、貫いている部分から『魔力波長侵食毒』を使用し、暴風隼(ウィンドファルコン)の持つ風属性の魔力波長を自身の魔力波長と無理やり同化させることで、魔力を奪い去った。

 当然、暴風隼(ウィンドファルコン)は魔力枯渇を起こし、地面へと落ちてきた。すると、暴風隼(ウィンドファルコン)の真上に数センチほどの水球が発生し、次の瞬間には圧縮から指向性を与えられて解かれ、暴風隼(ウィンドファルコン)の首を切断した。



 〈『魔力操作Lv.8』を取得しました。〉

 〈『魔力感知Lv.8』を習得しました。〉

 〈『水魔法Lv.5』を習得しました。〉

 〈『時空魔法Lv.4』を習得しました。〉

 〈『思考加速Lv.10』を習得しました。〉

 〈『思考加速』が『高速演算』へ進化しました。〉

 〈『高速演算Lv.1』を習得しました。〉

 〈個体名:エルガのレベルがLv.93にアップしました。〉

 〈個体名:エルガの一定の経験を確認しました。〉

 〈個体名:エルガの進化が可能です。個体名:エルガの意志により何時でも進化が可能です。〉



 ◇◆◇◆◇◆





 エルガが『百魔のダンジョン』の攻略を開始してから4ヶ月が経った。現在、エルガは49階層の攻略を終了し、50階層のボス部屋の前の通路で休んでいた。


(ふう、なんとかここまで来たね。と言うか、転生してから結構たったような気がするけど、まだ半分も攻略してないし。あとどれ位で攻略できるのかな?……ダメだダメだ。思考がネガティブになってるよ。ここは死なずにここまで来れたことを喜んどこう。)


 エルガはそう思考しているが、エルガの精神は徐々に疲労してきていた。先程殺した暴風隼(ウィンドファルコン)だって、終始エルガが有利に戦闘したように感じられたが、実際はギリギリの死合だった。何せ、魔物としての格は向こうの方が上。それに勝ったとはいえ、いつ死ぬかも分からない環境だった為、エルガは精神的に参り始めていた。


(……久しぶりに見てみるかな。『ステータス』)



 ─────────────────────

 ─

 個体名 エルガ

 種族 特異毒粘体ユニークポイズンスライム

  年齢 16(0)歳

  Lv. 93 (進化可能)

  加護 原神の加護


 HP 34398/34398

 MP 58469/82726


  力 4258

 体力 7862

 敏捷 5733

 防御 4995

 精神 54463

 知力 50122

 耐性 34398

 魔力 9991


 種族特性

『特異体』

『名付き』

『瞬間適応:毒類』

『捕食』

『吸収』

『分裂』

『融合』

『擬態』

『再生』

『睡眠不要』

『火属性ダメージ増加』

『物理耐性』

『始◼◼◼◼』


 固有能力

『毒究明Lv.4』

『解析Lv.3』

『無限思考』


 普通能力

『半完全記憶Lv.2』

『剣術Lv.1』

『体術Lv.4』

『隠蔽Lv.9』

『魔力感知Lv.8』

『魔力操作Lv.8』

『超集中Lv.5』

『闇魔法Lv.5』

『瞑想Lv.4』

『MP自然回復強化Lv.9』

『水魔法Lv.5』

『恐怖耐性Lv.1』

『時空魔法Lv.4』

『生命変換Lv.1』

『高速演算Lv.1』


 称号

『陰陽コンビ《陰》』

『運を奪われし者』

『転生者』

『異界の魂』

『特異体』

『名付き』

『原神の眷属』

『奇跡の生還』

『無謀な実験』

『同種殺し』

『同種王殺し』

 ──────────────────────


 この4ヵ月で、エルガ自身のレベルと各種スキルのレベルも上がっている。特に、能力値は5桁を超えており、エルガは一瞬頭の中でだが歓声を上げそうになった。しかし、この世界に転生してくる際にダウンロードされた『テコル』の一般常識を確認してみると、この世界の一般男性の能力値が1000に届くかどうかとなっているため、急速に興奮が冷めていった。

 しかし、レベルの横に表記された (進化可能)の文字が目に入ると、一瞬で興奮が再燃した。


(進化って、原神が言ってたあの進化だよね。……ということは、進化すればいいのかな?って言うことで、進化するにはどうすれば────)


 と、そこまで考えた時、


 〈確認しました。個体名:エルガの進化を開始します。〉


 というステータスアナウンスがエルガの思考に割り込みをかけて鳴り響き、直後、エルガの思考はブラックアウトした。


 ◇◆◇◆◇◆




 ────個体名:エルガの進化を開始



 ────個体名:エルガの総合経験を記録システムより参照






 ────総合経験を基に、器の強化及び最適化を開始







 ────成功



 ────能力値を最適化



 ────成功



 ────各種能力(スキル)を最適化




 ────成功



 ────固有能力(ユニークスキル)『解析』の干渉を確認



 ────解析システムとの繋がりが強化及び深層化を確認










 ────進化が完了



 ────新たな特異種が誕生



 ────各種システムを用いて解析作業に移行











 ◇◆◇◆




 夢を見た。



 自身の中のナニカが



 どこか遠くに



 けれども近くにいるモノを

















「殺そう」と



「滅ぼし尽くそう」と





 耳元で囁く





 そんな夢を。










 ◆◇◆◇◆◇



(…………あ゛〜……。何だったんだろ……。あの夢…………。)



 進化する際の眠りについていたエルガは、目覚めてそうそう、そう思考した。しかし、夢とは目覚めればすぐに思い出せなくなるもの。既にエルガは夢の内容を覚えておらず、不思議な夢だったからそう思考した。それだけの事。

 また、エルガは進化した自身のステータスを確認することに思考を切り替えており、もはや夢のことなどあまり考えるに値しないと結論付けていた。その判断がどう出るかはエルガ自身は知らない。


(『ステータス』)


 ──────────────────────



 個体名 エルガ

 種族 特異猛毒粘体ユニークヴェノムスライム

  年齢 16(0)歳

  Lv. 1

  加護 原神の加護


 HP 34398/37149

 MP 58469/89344


  力 4598

 体力 8490

 敏捷 6191

 防御 5394

 精神 58820

 知力 54131

 耐性 37149

 魔力 10790


 種族特性

『特異体』

『名付き』

『瞬間適応:毒類』

『捕食』

『吸収』

『分裂』

『融合』

『擬態』

『再生』

『睡眠不要』

『物理耐性』

『始◼◼◼◼』


 固有能力

『毒究明Lv.5』

『解析Lv.4』

『無限思考』


 普通能力

『半完全記憶Lv.2』

『剣術Lv.1』

『体術Lv.4』

『隠蔽Lv.9』

『魔力感知Lv.8』

『魔力操作Lv.8』

『超集中Lv.5』

『闇魔法Lv.5』

『瞑想Lv.4』

『MP自然回復強化Lv.9』

『水魔法Lv.5』

『恐怖耐性Lv.1』

『時空魔法Lv.4』

『生命変換Lv.1』

『高速演算Lv.1』


 称号

『陰陽コンビ《陰》』

『運を奪われし者』

『転生者』

『異界の魂』

『特異体』

『名付き』

『原神の眷属』

『奇跡の生還』

『無謀な実験』

『同種殺し』

『同種王殺し』



 ──────────────────────


 レベルが1に戻ったものの、それは器が進化すると同時に魂も進化したからであり、決して弱体化した訳では無い。と言うよりも、能力値が上昇し、ますます強くなっていた。


(ふむ、……少し能力値になれる時間が必要かな?実際さっきまでだって使いこなせてなかったし。ついでに少し休もうかな?ここの所戦闘続きだったし……。)


 その思考が合図だったかのように、エルガはまた眠りについた。








はい。frithです。今日はなんとか大丈夫でした。てことで、エルガが1回目(正確には特異意進化に続いて2回目)の進化を迎えました。ですが、設定的にはまだまだ弱いです。タグの「後々最強」がまだ遠いところにあるので、取り敢えず、目下の目標はそこですね。



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