魔法と魔術 其ノ壱 【魔力】
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魔法
体内の無属性魔力を知覚し、適正属性魔力へと変換させ、様々な事象を発現させること。基本的に発現させる事象を演算し、足りない演算を詠唱で補うことにより魔法が発動する。また、完全に演算のみで発現させる無詠唱も可能。その場合、事象に対する理解が深くなければ本来の威力を発現出来ない。
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魔術
あらゆる生物の体内で精製された魔力の余剰エネルギーが、空間中に溶け込み、素粒子程の大きさへと凝縮した魔力の塊、魔素。その魔素を知覚し、周囲の魔素を自身の魔力適性へと変換させ、事象を発現させること。魔力が凝縮した魔素を使用するため、魔法の何倍もの威力を出すことが可能。しかし、魔法に比べて使用する魔力量が大幅に増大する為、魔力操作が中途半端だと暴発する危険がある。
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百魔のダンジョン1階層にいるエルガは、ダンジョン攻略のために戦力を充実させようとしていた。その為、まず『魔粘体種共通毒』を作成する際解析結果に出てきた、魔法、魔術の意味を解析した。
(うーん、この解析結果を見る限り、魔力を知覚するところからが魔法、とゆうことになるのかな?そうなると、魔力の知覚ってどうやるんだろ?)
エルガが疑問に思うことも無理はない。そもそもエルガがいた世界『ムヘテ』では、魔法などか消去されていたのだ。当然、魔力などエルガは『ムヘテ』にいた頃は感じたこともなかったし、そもそも魔力自体が存在しなかったのだ。
では、『テコル』では魔法や魔力があるのだから、何か違和感を感じることがあるかと言えば、それは無い。なぜなら、エルガの種族は特異毒粘体。完全に『テコル』固有の種族と言えるため、そもそも魔力など持っていて当たり前。しかも人型ではなくスライム。人間に転生していたならいざ知らず、そもそも人型ではないスライムの体で前世との違和感をピンポイントで見つけるのは至難の業だ。そのため、エルガはどうにかして魔力を感じる方法を模索した結果。
(うん?そう言えば『毒究明』で毒を作るのって、「MPを消費」するんだったよね?それで何か感じ取れないかな?……『毒究明』より、『麻痺毒』を液体状にして作成。)
『毒究明』は、毒を作るのにMPを消費する。それに気づいたエルガは、早速とばかりに毒を作成した。作成する毒の量を考えもせずに。
バッシャーーーーーーン!
エルガがいるダンジョンの通路に、液体状で作成された『麻痺毒』が直径1メートル程の水玉となって出現し、地面に勢いよく落ちた。
何故こんなに『麻痺毒』が作成されたか。それはやはり、エルガが毒を作成する量を考えず、ただ魔力を感じたいと思いながら『毒究明』による毒作成をした事だろう。そのため、魔力を感じるために、今持っている全魔力を使用して毒を作成したのだ。
(なっ……、ぐっ……、あっ、量……指定して……なかっ……た……。ふわぁ、なんか、……すごく、眠い……。)
当然、全魔力を使用したので、魔力枯渇が起きる。エルガの魔力枯渇の症状は、抗い難い睡眠欲求だった。
〈種族特性『瞬間適応:毒類』が発動し、麻痺毒に適応しました。〉
〈以後、エネルギーを消費することにより、体表から麻痺毒を分泌することが可能です。〉
また、液体状に作成した事で落下した時に飛び散った飛沫がエルガに掛かり、種族特性が発動した。これによりエルガは、『毒究明』を使用した種族特性発動により、自身を少しずつでも強化できることに気がついた。
(あっ……もう…………む………………り。……ね…………………………む………………………………。)
が、限界であった。エルガは魔力枯渇により、そこまで考えて眠りについた。
どうもー、frithでーす。
すいませんでしたー!(土下座)
テスト勉強の通知が遅れて、常連さんは期待が裏切られたことと存じます。以後このような事がないように、事前に通知するくせを付けておきたいです。どうか、許してください。(ガクガクブルブル)
(それと、今回短いことも勘弁してください。)
とっ、取り敢えず、今週から毎週土曜日更新がまた始まりますので、土曜になったらちょくちょく確認してください。時間が不定期ですので。
評価、ポイント、ブクマどうぞ宜しくお願いします。




