エピソード790 ケルン家の上屋敷の留守を御預かりしていますから
『私の大切な娘である花は、帝都魔法学園の学友と仲良くしていて母として嬉しく思いますわ♪』
『有難う御座います、御母様♪』
帝都アーヘンの貴族街にありますケルン家の上屋敷にて、伯爵夫人様であらせられます純粋御母様は笑顔で私に対して御頷きになられますと。
『ゾーリンゲン家の帝国女騎士殿の考え方は、軍人一家らしいと私も感じますわね♪』
ブランデンブルク家の侯爵閣下の妹君であらせられますカタリーナ御母様も、希望さんの御父君であらせられます男爵閣下が御当主をされていますゾーリンゲン家の家風は、軍人一家であると認識なされていられます。
『本当は私も大切な娘であるフロリアーヌと共に図書館に行きたいのですけれど、伯爵閣下が御不在の間はケルン家の上屋敷の留守を御預かりしていますから、そうもいきませんわね』
ケルン家の御領地は帝国騎士身分の隼御兄様が、先の女伯爵閣下であらせられました御婆様を後見人とされまして領主代行として御治めになられていますから、伯爵夫人様であらせられますカタリーナ御母様は、天命思想の帝国の首都でもあります帝都アーヘンの貴族街にあります上屋敷を、伯爵閣下であらせられます御父様が御不在の間は留守を御預かりになられていられます。
『上屋敷で湯浴みをしてから、少尉の軍服に着替えて図書館に向かいなさい、私の大切な娘であるフロリアーヌ♪』
『はい、御母様』




