エピソード786 明日ご自宅にて開かれます聖書の勉強会の際に
『明日ご自宅にて開かれます聖書の勉強会の際に提供されるお菓子を買いに、生菓子屋に来られたのでしたか、神父様』
『はい、その通りです帝国女騎士様♪』
槍之国の王都でもあります巴里にある神学校を卒業なされまして、今は帝都魔法学園にて古典ラテン語の講義を担当なされていますピエール・ド・モンフォール神父様が、学生寮に戻る前に私とザスキア女史と真実さんと恵さんの四人で立ち寄りました、生菓子屋に来店されていられました。
『お菓子をもらえるから神父様による聖書の勉強会に参加しようかと考えてのだけれど、希望から独身の異性の家に行くなと止められたんだよね』
{腕輪の主は、幼馴染みでもありますハンナ女史の扱いで苦労なされていますな、我が主}
ハンナさんは自らの魅力に無頓着な点がありますから、髪飾り。
『祖霊信仰を重んじています、平原諸侯連合からの留学生でもありますエルジュビェタ・ラジヴィウ女史も、聖書の勉強会に関心はあると言われますが、やはり女子学生ですと異性の私が開く勉強会に参加するのは抵抗感があるようです』
ピエール・ド・モンフォール神父様は宣教師ですが、キリスト教を無理に押し付けようとはされない紳士的な人物でもありますが、性別が布教活動の障害の一つとなられているようです。
『ローマ・カトリック教会の聖職者は生涯独身でしたわね?、神父様』
私のヴェレーナさんによる確認に対しまして、ピエール・ド・モンフォール神父様は柔和な笑みを浮かべながら頷かれまして。
『はい、その通りですヴェレーナ女史。主に仕える聖職者は生涯独身を貫きます』
{妻がいれば同性の女性へのキリスト教の布教活動が、もう少し容易になるようにも感じますな?、我が主}
ローマ・カトリック教会の戒律ですから、キリスト教の布教活動の為に宣教師だけには聖職者でも妻帯を特別に認める訳にはいかないのだと思われます、髪飾り。




