エピソード784 もう一押し功績を挙げれば
『チャプンッ、シャアアアッ』
『ザスキア女史と恵さんと、帝国の君主であらせられます皇帝陛下の直臣の臣下でもあります帝国女騎士身分に叙任される為に、どのような功績を挙げればよいか話し合っていましたわ、私の花さん♪』
『そうだったのですね、私の真実さん』
公衆浴場へ湯浴みに訪れますと、ザスキア女史とヴェレーナさんとハンナさんという三人組の組合せで、先に大浴場のお湯に浸かられていました。
「わ、私などが本当に、帝国の君主であらせられます皇帝陛下の直臣の臣下でもあります帝国女騎士身分に、叙任される事が可能なのでしょうか…」
ザスキア女史の疑問に対してハンナさんが、大浴場のお湯に浸かりながら薄茶色の瞳による視線を向けまして。
『ザスキアのお父さんは外務省で勤務をしている帝国騎士様なんだから、平民身分の私よりは可能性は高いと思うよ?』
ハンナさんの父親は男爵閣下からゾーリンゲン家への出入りを許されています御用商人ですが、身分は平民となります。
『私の父も帝都アーヘンにて手広く商売はしていますけれど免状貴族身分ですから、御父君であらせられます魔法使いでもあります帝国騎士様から、根元魔法の素質を血統により受け継がれた選良の女魔法使いでもありますザスキア女史は、功績さえ挙げれば問題無く帝国の君主であらせられます皇帝陛下の直臣の臣下でもあります、帝国女騎士身分に叙任をされますわね♪』
私のヴェレーナさんとハンナさんに励まされたザスキア女史は、大浴場のお湯に浸かりながら小刻みに首を縦に振られまして。
コクッコクッコクッ。
「は、はい、有難う御座います」
ヴェレーナさん達三人が、私とアンリ卿と希望さんとルネ卿と同時に叙任されなかったのは、やはり現時点での身分が影響していると思われますから。もう一押し功績を挙げれば、問題無く帝国女騎士身分となれると思われます。




