エピソード783 二大都市は根元魔法が盛んな天命思想の帝国の中でも特別な環境にあります
『御休なさい、カール卿』
『はい、御休なさいフロリアーヌ女史』
凛々しく逞しい黒髪の殿方であらせられますカール卿が、寄宿生活を送られています幼年学校の正門に入り、姿が見えなくなるまで後ろ姿を見送らさせて頂きました。
公衆浴場に向かいます、髪飾り。
{はい、我が主}
魔道具の街灯の明かりが灯されています、石畳で舗装をされています帝都アーヘンの道を歩きながら、今宵の湯浴みを行う為に公衆浴場へと向かい歩き始めました。
{足取りが軽く感じられますな?、我が主}
カール卿と御話をさせて頂きますと、気持ちが軽くなりますので、足取りにも影響しているのだと思われます、髪飾り。
『おっ、笑顔が素敵な金髪の美少女が一人で歩いているな♪』
『帝都魔法学園の学生服を着ているな、天から根元魔法の素質を授かりし選良でもある女魔法使いの女子学生だろうな』
{根元魔法が盛んな封建制度を政治体制に採用しております天命思想の帝国ですが、帝都魔法学園のあります帝都アーヘンで暮らす一般人の住民は、我が主のような選良であらせられます女魔法使いを目にする機会が、帝国の他の地域で暮らす帝国之住民よりは多くなりますな}
貴方の言う通りですね髪飾り、帝都アーヘン以外ですと叡智学園のあります団体の盟主でもあります帝国自由都市リューベックでも、魔法使いと女魔法使いを目にする機会が多いと思われますが、二大都市は根元魔法が盛んな天命思想の帝国の中でも特別な環境にあります。




