エピソード774 ハインリヒ・フォン・エーベルハルト男爵閣下
『内務省の中では私の事は爵位では無く、役職の局長と呼ぶように、ケルン家の帝国女騎士殿』
『はい、局長』
内務省の建物の地下三階にあります検閲局の執務区間の局長室にて、局長をされていられますハインリヒ・フォン・エーベルハルト男爵閣下に御挨拶を申し上げました。
『内務省の建物には民間人も訪れるが、地下には原則的に職員しか立ち入れないので、軍服か内務省の制服の着用が義務付けられている、ケルン家の帝国女騎士殿』
『はい、局長』
{内務省検閲局の局長をされていますハインリヒ・フォン・エーベルハルト男爵閣下は、天から根元魔法の素質を授からなかった一般人のようですな?、我が主}
希望さんの御父君であらせられますゾーリンゲン家の男爵閣下も一般人ですが、宮城にて帝国の君主であらせられます皇帝陛下の御信の任厚い官吏として忠勤に励まれていますから。内務省検閲局の局長をされていますハインリヒ・フォン・エーベルハルト男爵閣下も、能力の高さを評価された御方なのだと思われます、髪飾り。
『内務省内の移動は、魔道具の魔力式昇降機を使用するようにケルン家の帝国女騎士殿。検閲局のある地下三階と、職員食堂と休憩室のある地下一階以外の階には、必要が無ければ行かないように』
『はい、局長』
{内務省の建物内での階段の使用は、原則的には禁止という事のようですな、我が主}
災害発生時の緊急脱出に用いるのが、内務省の建物の地下区画における階段の役割のようですね、髪飾り。
『勤務開始の日時は追って知らせるので、本日は地下一階の食堂と休憩室を見学して帰るように、ケルン家の帝国女騎士殿』
『はい、有難う御座います、局長』




