エピソード763 ケルン家とツヴィングリ家による縁組として認識をされているようです
『花の社交界への正式な御披露目は、帝都アーヘンの貴族街にあるブランデンブルク家の上屋敷にて行うから、本日は祝宴の雰囲気に慣れておきなさい』
帝都憲兵隊の副総監という要職に就かれていられます、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様に対しまして、娘の私は心底よりの感謝の気持ちを込めながら、恭しく深々と御辞儀を行いまして。
『はい、有難う御座います、御父様』
御父様と私の遣り取りを、教皇の葡萄酒が注がれています酒杯を片手に御覧になられていられました、レバークーゼン家の子爵閣下が笑われながら。
『ケルン家の帝国女騎士殿は本当に魅力的ですな♪。ツヴィングリ男爵殿の令息と相思相愛の関係になければ、当家のアンリとの縁組を申し入れていましたな』
ツヴィングリ男爵閣下の御嫡男様であらせられますカール卿と私の関係は、止事無い身分であらせられます貴族諸侯の皆様方の社交界でも、ケルン家とツヴィングリ家の両家による縁組として認識をされているようです。
『ツヴィングリ男爵殿には甥のフォン・ツェーリンゲンを猶子として教育してもらっていますから、当家としても以前から助けられています、子爵殿』
ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様の甥でもあります、帝国騎士身分のフォン・ツェーリンゲンに御会いした事はありませんが、非常に優秀な魔法使いであると聞き及んでいます。




