エピソード751 状況次第では一時的に現役の帝国軍人としての役割を果たす義務が生じるな
『私も帝国騎士身分に叙任された後に、先のブランデンブルク家の侯爵夫人様の御誕生日に出席するようにと父上から申し付けられました、令嬢花女史』
帝都魔法学園の談話室にて、レバークーゼン家の子爵閣下の庶子にして次男であらせられます、黒髪と褐色の肌色をされていますアンリ卿が話されますと。
『アタシも貴族街にある親父の上屋敷で、男爵夫人のお袋から同じ事を言われた。ルネも出席するのか?』
軍人一家でもありますゾーリンゲン家の男爵閣下の末子にして、気風の良い話し方をされます希望さんが、デュッセルドルフ家の上級の騎士様の子息でもありますルネ卿に藍色の瞳による視線を向けながら尋ねられますと。
『ああ、アンリと一緒に出席をするようにと子爵閣下から言われた』
{我が主と腕輪の主とアンリ卿とルネ卿にとっては、貴族諸侯の皆様方の社交界への御披露目となりますな}
『帝国の君主であらせられます皇帝陛下の直臣の臣下でもあります帝国女騎士身分と帝国騎士身分に叙任をされますと、帝都魔法学園の女子学生と男子学生という立場を兼任しながらも、封建制度を政治体制に採用しています天命思想の帝国内では、これまでとは立ち位置が大きく異なると改めて感じます』
私によります見解に対して、ナディーネさんが灰白色の髪の毛を揺らしながら頷かれまして。
『アタシ達四人は帝国女騎士身分と帝国騎士身分に叙任された後に、帝国軍の尉官の少尉に正式に任官されるからな。帝都魔法学園に在学中はこれまでの下士官と同じく予備役扱いだとは思うが、状況次第では一時的に現役の帝国軍人としての役割を果たす義務が生じるな、フロリアーヌ』
成る程。
{腕輪の主は軍人一家でもありますゾーリンゲン家の末子ですから、帝国女騎士身分に叙任されるよりも、尉官の少尉に正式に任官されるのを重視なされていられるようですな、我が主}




