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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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750/752

エピソード750 私でしたら百年くらいで政務に飽きる可能性がありますから

「カラッカラッカラッ」


{我が主は貴族街にありますケルン家の上屋敷かみやしきにて御過ごしになられました後は、馬車の車内から車窓越しに夜の帝都アーヘンの街並みを眺めるのを本当に好まれますな?}


私達が暮らしています天命思想の帝国は、初代皇帝陛下であらせられますヨハン大帝が建国の功臣であらせられました皆様方と共に打倒なされました死の王国の廃墟の上に築かれていますけれど。帝国では禁呪バン・フォルメルとして厳しく禁止されています死霊術の奥義により不老不死と化した死の王も、専制君主として当時の死都アーヘンの夜景を眺める事があったのかと考える事があります、髪飾ハール・シュムックり。


「カラッカラッカラッ」


{死霊術の奥義を極めて不老不死と化して専制君主として数百年間に渡り君臨するというのは、一体どんな気分なのですかな?、我が主}


不老不死ですので後継者の心配をする必要が無かった死の王は生涯独身で、寵姫も愛妾も居なかったそうです。家族ファミーリエの事で思い悩む事は専制君主として君臨されていた数百年の間に一度も無かったのではないかと推量する事が出来ます、髪飾ハール・シュムックり。


{成る程。後継者問題と家族ファミーリエの事で思い悩む心配が無いので、不老不死の専制君主として数百年間政務に集中する事が出来た訳ですな、我が主}


「カラッカラッカラッ」


私でしたら百年くらいで政務に飽きる可能性がありますから、死の王は精神構造も普通の人間とは大きく異なっていた可能性があります、髪飾ハール・シュムックり。


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