エピソード749 御領地の領主代行となり統治の経験を積まれるのが一般的なようです
『私の娘である花は、本当に呑み込みが早いと感心をしますわ♪』
『有難う御座います、御母様』
帝都アーヘンの貴族街にありますケルン家の上屋敷にて、純粋御母様に帝国軍の尉官の少尉の礼服を着た状態での所作に関する御指導と御鞭撻を頂きました。
『ブランデンブルク家の上屋敷で行います御母様の御誕生日会に、フロリアーヌの叙任式が間に合いまして本当に良かったですわ♪』
カタリーナ御母様はブランデンブルク家の侯爵閣下の妹君であらせられますので、先のブランデンブルク家の侯爵夫人様が御母堂となられます。
『軍務省にてブランデンブルク家の戦士達大尉が、兄君はブランデンブルク家の御領地にて領主代行殿を務めていられると御話になられていました』
軍務省にて少尉に仮任官をされました時の、フォルカー・フォン・ブランデンブルク大尉の御言葉を思い出しながら話しますと、カタリーナ御母様は笑顔にて御頷きになられまして。
『ケルン家の領地の領主代行を務めています隼と同じですわね、貴族諸侯の家門では嫡男の多くは帝国騎士身分に叙任された後に、領主代行として統治の経験を積みますわね、フロリアーヌ♪』
レバークーゼン家の子爵閣下の御嫡男様であらせられますジェローム御兄様も領主代行をされていますから、封建制度を政治体制に採用しています天命思想の帝国では、止事無い身分であらせられます貴族諸侯の皆様方の家門に御嫡男様として御生まれになられますと、実績を証明なされて皇帝陛下の直臣の臣下でもあります帝国騎士身分に叙任された後に、御領地の領主代行となり統治の経験を積まれるのが一般的なようです。




