エピソード752 目の前の出来事に対処をするように意識を集中するように心懸けます
『本当は私の真実さんと共に、先のブランデンブルク家の侯爵夫人様の御誕生日会にて、止事無い身分であらせられます貴族諸侯の皆様方の社交界への御披露目をしたかったのですけれど』
『同じ気持ちですわ、私の花さん♪』
帝都魔法学園の談話室にて、アンリ卿と希望さんとルネ卿との会話を終えましてから。学生寮の女子寮にあります私の自室にて、寝台に並んで腰掛けて私のヴェレーナさんと二人きりにてお話しをしています。
『ナディーネさんも恵さんと同行する事が出来ないのを残念に感じていられるようですし、私のヴェレーナさんとハンナさん、それにザスキア女史の三人にも武勲を挙げて帝国女騎士身分に叙任をされます機会が巡って来るようにしたいと考えています』
私の考えに対して、帝都アーヘンにて手広く商売に成功なされていられます、免状貴族身分の豪商を父親とされます私のヴェレーナさんは微笑まれますと。
『私のフロリアーヌさんの御気持ちは本当に嬉しく思いますけれど、急いては事を仕損じるとも言いますわね♪』
ふぅむ…。
{焦らずに着実に進めるべきだと、首飾りの主は御考えのようですな、我が主}
『私のヴェレーナさんの仰られる通りですね。娘の私が無理をしましたら、帝都憲兵隊の副総監という要職に就かれています御父様にも御迷惑を御掛けします』
私のヴェレーナさんは笑顔で頷かれますと。
『宮城での帝国女騎士身分への叙任式を無事に終えられる事に、今は意識を集中するべきだと思いますわね、私のフロリアーヌさん♪』
地方部出身の平民身分の村娘でした私は、帝都アーヘンにて生まれ育たれましたヴェレーナさんに、ケルン家の伯爵閣下であらせられます御父様の娘となった今も、本当にお世話になっています。
『はい、私のヴェレーナさん。一つづつ目の前の出来事に対処をするように意識を集中するように心懸けます』




