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本好きの女魔法使い  作者: クリストファー


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701/744

エピソード701 公衆浴場の脱衣所にて

「シュッシュッシュッ」


『私のフロリアーヌさんの金髪ブロンデス・ハールは、本当にくしを入れやすいですわね♪』


『ありがとうございます。私の真実ヴェレーナさんに教えて頂いた方法で髪の毛の手いれを行っています』


公衆浴場バーデ・ハオスの女湯での湯浴みを終えました私達四人は、脱衣所の鏡の前の椅子に腰掛けまして髪の毛を整えていますけれど、私のヴェレーナさんは満面の笑みを浮かべながら、私の金髪ブロンデス・ハールくしにてかされています。


『ヴェレーナは本当に嬉しそうに、フロリアーヌの髪の毛をくしかすよね』


私の隣ではハンナさんが、希望ナディーネさんに赤茶色ロート・ブラオンの髪の毛を湯上がり用の手拭いで丁寧に拭いてもらいましてから、短いツインテールの髪型に整えてもらっています。


『まあ、ヴェレーナの気持ちは解らなくもぇがな。ほらっ、終わったぞハンナ』


『ありがとう。ナディーネ♪』


遺失魔道具でもあります意志ある魔道具の髪飾ハール・シュムックりを着けていましたら、ナディーネさんとハンナさんの関係に対して、脳内会話である念話で何か話した可能性が高いように思われます。


髪飾ハール・シュムックりを着けますわね。私のフロリアーヌさん♪』


『はい。お願いをします。私のヴェレーナさん』


遺失魔道具でもあります意志ある魔道具の首飾ハルス・ケッテりの主でもあります私のヴェレーナさんが、髪飾ハール・シュムックりを手に取られて私の金髪ブロンデス・ハールに着けられますと。


『あら?。軍務省の建物にて解除されてから、根元魔法の眩惑ブレンドゥングを外されたままなのですね。私のフロリアーヌさん』


失念していました。


『ありがとうございますヴェレーナさん。失念をしていました。髪飾ハール・シュムックり。眩惑ブレンドゥング発動』


眩惑ブレンドゥングの封じ込めに成功しましたか?。髪飾ハール・シュムックり。


{はい。我が主。防御魔法シュッツ・ツァオバー眩惑ブレンドゥングの、二種類の根元魔法が常時発動状態となっております}


『おっと、アタシも眩惑ブレンドゥングを軍務省で解除したままだったな。眩惑ブレンドゥング発動』


遺失魔道具でもあります意志ある魔道具の腕輪アルム・バンドの主でありますナディーネさんも、私と同様に眩惑ブレンドゥングを再び発動して常時発動状態にされました。


『ナディーネは腕輪アルム・バンドで、フロリアーヌは髪飾ハール・シュムックりで、ヴェレーナは首飾ハルス・ケッテりの主だからね。眩惑ブレンドゥング防御魔法シュッツ・ツァオバーの組合せが一番便利なんだよね?』


ハンナさんが鏡に写る短いツインテールの自らの姿を確認されながら話されますと、ナディーネさんが灰白色アッシュ・グラオの髪の毛を揺らしながら頷かれまして。


『ああ。帝都アーヘンで日常生活を送りながら二種類の根元魔法を常時発動状態にするなら、眩惑ブレンドゥング防御魔法シュッツ・ツァオバーの組合せが一番だな。軍場いくさばでなら話は異なるけれどな』


{腕輪アルム・バンドの主は軍人一家であらせられます、ゾーリンゲン家の男爵バローン閣下を御父君とされますからな。我が主}


ナディーネさんは常在戦場じょうざいせんじょうの精神の持ち主ですからね。髪飾ハール・シュムックり。

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