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カルカナのゼナ  作者: ななかまどっ
26/27

改築工事と森の守護者

今日は、朝から皆で、改築の話で持ちきりになっている。レイチェルも住み込みとなることから、二階の客間となる予定だった一室をレイチェルの部屋とすることで話が決まった。カルラの付き人のレイチェルは、幼い頃からエリエスト家で働いていて、カルラの良き相談者であった。前回、坑道で負傷しカルラがアリアンワースに入り浸ることになり、レイチェル自身も元気の無い日々を過ごしていたらしい。また、ヴォルフも、カルラが15歳になってから坑道に挑戦する様になり、始めは同行していたが、ヴォルフのミスで窮地に落ち入り、迷惑をかけたことの自責から同行するのを控えて疎遠になっていた。吟遊詩人として奏でる曲も、この頃は悲哀に満ちた曲ばかりになっていたと言う。

要約すれば、二人はカルラを大好きで一緒に居たいと言うことだ。


そして、部屋換えの詳細がエミリオから伝えられ、皆か驚く。エミリオの提案にゼナ達は、照れながら、了承した。


エリエスト家から来た建築家と改築について意見を交わし、図面が羊皮紙に書き込まれていく。ダーヴィット家から来た業者達も図面を見ながら、資材の提案をしだした。

使う石材については、既築の煉瓦と同じ素材を選び、喫茶店側については、壁の厚みを通常の倍ほどの厚みにし、防音対策も施す。木材については、樹齢が400年以上の物で、乾燥に3年以上かけた良材を惜しみ無く使用することになった。椅子やテーブル、カウンター回りの加工についてはヴェルテが指揮を取り、素材の厳選も対応する。今回の改築は、店舗面積も拡張し、住居部分も拡張される。住居部分の各自に割り当てられる部屋も以前より広くなり、ベット用のマットやソファーなどの製作は、ゼナが対応する。羽毛や綿花などの素材もゼナが厳選することになった。工房施設も色々手を入れる予定で、エミリオの鍛冶の、炉も更に高温の加工に耐えれる様に新しい炉を作ることが決まる。また素材の保管庫も増築することになり、色々盛り込まれて図面は完成した。


「早速、素材を選びに行くよ〜」


ヴェルテが、業者に着いて行き木材の確認に向かう。


「自分も行ってくるね」


ゼナも、羽毛と綿花を選びをする為、業者に着いて行った。エミリオは、建築家と工程の調整を始め、残った、キスカ達は、工事に備えて店舗や、住居部の整理を始めることにした。先に素材倉庫から作ることに決まり、倉庫については、建築家に一任する。そちらについては、今日から、建築作業に入ると言われた。

工夫が整地を行う為、アリアンワースの裏庭側に向かい作業を開始する。エミリオは、建築家に礼を言い、宜しくと伝え店舗に戻り、キスカ達の手伝いを始めた。


午後になり、ヴェルテが戻り、素材の加工を開始する。ゼナも戻って来ていた。


「良い素材が手に入ったよ〜。必ず素晴らしい物を作るよ!」


「ヴェルテ!椅子に使う革を集めてくるね」


「今日は、焼肉だぁ〜。やっきにっく♪やっきにっく♪」


ヴェルテは、唄いながら木材を工房に運び、椅子とテーブルの加工を開始した。ゼナは、バイソンの皮が足りない為、カルラとヴォルフ、レイチェルに手伝って貰い、森に向かう事になった。今回は、馬車も出して大量にバイソンを狩る予定だ。


「バイソンを最低8頭程狩りたいかな!」


馬車に揺られながら、ゼナがカルラ達に伝える。カルラは、任せなさいと胸を張り笑う。


「ヴォルフの演奏で、バイソンの足止めが出来ると思うからガンガン狩れるはず!」


カルラは、自慢気にゼナに説明していた。


「俺がバイソンに対して演奏する時は、俺の横か後ろに居て下さいね!前に居ると、バイソンと一緒に体が硬直して動けなくなりますから!」


「だからゼナとは相性が良いと思うよ!」


ヴォルフとカルラの説明を受けゼナは、微笑む。


「レイチェルも捕縛魔法が使えるから、頼りにしてね」


「私は、光属性の魔法を主に使います!」


レイチェルは、光属性の魔法を使う騎士だ。騎士と言っても、剣技よりも魔法を得意とし、装備も軽装の胸部周りだけプレート装備で武器はレイピア使っている。回復魔法もキスカ程では無いが唱えることが出来るとカルラが説明してくれた。


ゼナ達は、妖精の森に入り、バイソンの居る辺りに近付くと馬車を停車し、馬車の見張りは、レイチェルに任せ、ゼナ達はバイソンを探し始めた。カルラがバイソンを見つけ、ゼナ達を呼ぶ。

ヴォルフがリュートを構え鬼気迫る様な旋律を奏で始める。

バイソンがヴォルフの旋律に気づき、ヴォルフを見つめた。旋律が更に早くなり、ヴォルフは!バイソンを睨む。


「♪♫〜〜!!!」


バイソンは、ヴォルフの旋律に囚われ動けなくなっていた。


「今のうちに!」


ヴォルフに言われゼナは、慌てて弓を構える。風の付加を付けた矢を身動きの出来ないバイソンの額に向けて速射した。ズドンと音が響き、バイソンは、そのまま崩れ落ちる。


「凄いね。バイソンが硬直して動けなくなってた!」


「蜘蛛の巣をイメージした曲なんです!旋律を聴かせて、目で更に暗示を掛けると相手にも寄りますけど約15秒程、足止めが出来る」


ゼナは、ヴォルフの説明を聞きながら、感心している。カルラは、自分のことの様にゼナに自慢気に話していた。


「これなら、サクサク狩れるね」


カルラは、ゼナ達に微笑み、次の獲物を探し始めた。その後、8頭のバイソンを狩り、馬車に積み込み戻ろうと準備を始めた。


「森が騒ついている…」


ゼナが、森の異変に気づく。


「気を付けて!禍々しい何かが迫って来ている!」


ゼナの言葉に、カルラ達も身構え、周囲を警戒し、馬車に乗り込む。


「行こう!」


ゼナの言葉を受け、ヴォルフが馬車の手綱を引き、馬車は動き出した。



ゼナ達の後方から地鳴りが聞こえ、大木が砕け散る。目の前には、体長3Mメルド 超えるトロールとハイオークが3体、褐色の肌と特徴的な長い耳のダークエルフがゼナ達の馬車に迫る。ハイオークが投げ槍を馬車に向けて投擲してきた。


「く、やばい」


ゼナは、弓を素早く構え風の付加を付け矢を速射する。爆音と共に投擲された投げ槍を迎撃した。


「カルラ、レイチェル、馬車から降りて足止めしよう!ヴォルフ!街に戻って自警団に、このことを伝えて」


カルラとレイチェルは頷き、馬車から、飛び降りる。ヴォルフは、馬に鞭を入れ、足を速めた。


「皆、気を付けて!必ず戻るから!」


ゼナは、ヴォルフを見て頷き馬車から予備の矢筒を背負い飛び降りながら、弓を構え先程投擲してきたハイオークに目掛け矢を放つ。褐色のダークエルフがハイオークの前に走り

、禍々しく光る大刀でゼナの放った矢を撃ち落とした。


「なぜ、自分達を襲ってくるんですか!」


ゼナは、ダークエルフに対して叫ぶ。


「お前らを皆殺しにして、街も壊滅させる」


ダークエルフは、淡々とゼナに答え大刀を構え魔物と共に突進してくる。レイチェルが光属性の魔法を唱え始めた。


「神聖なる神の力、神の眷族となりし、我に聖なる光の衣を与え給え!」


レイチェルは、レイピアを胸に掲げ祈りを捧げる。全身が光輝き、その光は、ゼナとカルラも包む。神々しい光のベールが体を護る様に展開された。


「「ありがとう!」」


ゼナは、礼を言いながら弓を構え風刃を最大出力にし狙いを定める。

カルラは、ハルバートを構え、気を練り始めた。


「はああああああっ」


カルラのハルバートが金色に輝きダークエルフに斬りかかる。

ダークエルフをカルラが抑えているうちに、その横でレイチェルが魔法を唱えて始める。レイピアを天にかざし祈りを捧げた。


「神聖なる輝き、その聖なる光は、邪悪なる者の四肢を捕らえる、闇を封じる光の鎖と成りて、今ここに其の力を示せ」


レイチェルの足元に魔法陣が浮かび上がり、天に向けていたレイピアを大地に突き刺した。レイチェルを中心にして光の波が広がり、その光は、魔物全体を包み魔物達の動きを拘束する。

ゼナは、動きが固まったハイオークに向けて、風刃の矢を放った。轟音を轟かせ矢は、ハイオーク二体を貫き絶命させる。ダークエルフは、一瞬動きが固まったが、レイチェルの魔法の拘束を直ぐに打破しカルラに斬りかかる。


「ぐ…容易く破られるとは」


レイチェルは、ダークエルフの魔力の高さに表情が曇る。ダークエルフは、ニヤリと笑みを浮かべ、カルラのハルバートを弾きながらレイチェルに対し、腰から短剣を抜き、素早く投擲した。

大気を切り裂く様に、漆黒の短剣がレイチェルに迫る。レイチェルは、魔法陣に突き刺したレイピアを引き抜き漆黒の短剣を辛うじて弾いた。魔法陣からレイピアを抜いたことより、トロールとハイオークは、レイチェルの拘束魔法より解放される。


「トロール、時間を稼げ」


ダークエルフの言葉にトロールは、反応しゼナ達に迫る。

トロールは、巨大なメイスを振り上げゼナ達に振り下ろしてきた。

ゼナ達は、散開しながらトロールのメイスを回避する。トロールのメイスが大地に打ち付けられ、大地が割れる。地響きと共に粉塵が舞いゼナ達は、後退せざる得ない状態であった。


粉塵の後方、トロールの後ろに身を引いたダークエルフは、禍々しく光る大刀を大地に突き刺し、ハイオークを前に立たせる。ダークエルフが魔法を詠唱し、ハイオークの断末魔と合わせて地鳴りが響いた。


砂煙の向こうに体長5Mメナド いや7Mメナド はあろうかと思われる巨大な魔物が現れる。


「あれは…」


カルラが前方の化物を見上げ動きが止まる。



ダークエルフは、ハイオークを媒介にし巨大なストーンゴーレムを召喚していた。ゼナは、ゴーレムに対し風の付加を最大にし矢を放つ。ゴーレムは、右腕を矢に向けて突き出すも、矢の威力によって右腕は爆散した。


「なっ…」


ゼナは絶句する。



爆散した右腕は、周囲の石を取り込み再生されていく。


「カルラ、レイチェル全力で逃げて!」


ゼナは、二人に告げると弓を構え、トロールの両足を狙い矢を連射する。右足を狙った矢は、メイスで弾かれたが、左膝にゼナの矢が刺さり、膝より下が弾け飛ぶ。


「ぐがあぁぁぁあ」


トロールが怒声を上げ、ゼナを睨みつけ体を引きずりながらゼナ達を追う。


「逃がすか!死ね」


ダークエルフが呟き、三人の中で一番近い距離にいたカルラに突進し距離を詰める。


「神聖なる眩き輝きよ邪気を払え」


レイチェルが即座に魔法を詠唱し周囲は、眩い閃光に包まれた。


「ぐおおぉお」


ダークエルフは、レイチェルの閃光魔法を喰らい動きが止まる。

その隙にゼナ達は、全力で都市カルカナ に向け走り出した。

後方では、ダークエルフの怒声とゴーレムの進行による地鳴りが響いている。

三人は、後方を確認しながら、足を速める。


「ダークエルフは、何をするつもり何だろう?」


「目的が、よく分かりませんね…」


「ゴーレムを使って街を襲うつもり?」


三人は、ポーションを口に含み体力を回復させ更に足を速め進む。

後方では、トロールと思われる断末魔と地鳴りが聞こえる。


「まさか…」


後ろを振り返ると、7Mメナド のゴーレムの横に、もう一体ストーンゴーレムが召喚されていた。

二体は、森を破壊しながら、ゼナ達に迫る。ゼナは、自分の意識の中に問いかけてくる声に気づく。


「…ゼナ…」


「…ゼナ聞こえてるかい?…」


ゼナは、心の声で答える。


「…誰です?…」


「…アラクネのアレニだよ!森が大変な事になってるから、お前達に助力する!ドライアドのメリアが先に現れると思うが、味方だから協力してダークエルフを倒しておくれ…」


「…わかりました!アレニさん有難う…」


「…礼は、ダークエルフ倒してからだね…」


ゼナは、弓を構え、カルラとレイチェルに言う。


「森の守護者が僕達に助力してくれる!三人でダークエルフを抑えて援軍を待とう」


ゼナは、風刃を付加した矢をストーンゴーレムの頭部に向けて放つ。矢は、ゴーレムの頭部を破壊し、ゴーレムは、一時動きが止まる。もう一体の頭部も撃ち抜き、動きを止めた。直ぐに再生が始まり頭部が修復されていく。

カルラは、再度、気を練り始めた。


「はああああああああああっ」


ハルバートが金色に輝きカルラは振りかぶる。渾身の気弾をダークエルフに向けて撃ち放った。


「小癪な!」


ダークエルフは、顔を歪めながらカルラの放った気弾を禍々しい大刀で受ける。カルラは、ダークエルフに対し攻撃の手を弛めず更に剣戟をぶつけていく。ダークエルフは、カルラの斬撃を大刀で受け流しながら、ゴーレムに指示を出す。


「ハーフエルフと剣士を狙え!」


頭部が復元されたゴーレム二体は、ゼナ達に向けて動き出した。森の木々が揺れる。

深緑の光の中から、エメラルドの髪を靡かせ、木の精霊が現れた。

木の精霊ドライアドのメリアは、ゼナ達に微笑み、ゴーレムと対峙した。木の蔓が無数に大地から伸び、ゴーレムを捕縛する。


「貴方達は、ダークエルフを倒して。ゴーレムは、抑えるから」


ゼナ達は頷き、カルラの応援に向かう。もう一体のゴーレムが、ゼナ達を行かせまいと立ちはだかる。しかし、ゴーレムは、体を捕縛され動けなくなっていた。


「ゼナ!遅くなってすまなかったね!こいつは、私が抑えるよ」


ゼナの前に、アラクネのアレニが現れ、ゴーレムを見えない無数の糸で捕縛している。アレニは、人型に変身し、ゼナから貰ったアクセサリーを装備していた。


「アレニさん!ありがとう」


ゼナは、アレニに礼を言いダークエルフに向けて走り出した。アラクネとドライアドの動きに気づいたダークエルフは叫ぶ。


「お前達は、何故人間どもに加担する?人間どもは滅ぶべきだろう」


ダークエルフの怒声にアレニは答える。


「お前らは、破壊と殺戮を望んでいるだけだろう。自然と共に生きることを望まない相手とは共存は出来ないんだよ」


「馬鹿馬鹿しい、人間どもに加担する者は、全て滅ぼす!」


ダークエルフは、カルラに大刀を奮い、その斬撃の速さは凄まじくカルラは防戦一方に陥っていた。カルラは、ダークエルフの斬撃を躱しきれず被斬していく。ゼナは、ミスリルの短剣を抜刀し風刃を付加させ風刃の大剣にさせダークエルフに斬りかかった。レイチェルは、二人の後方から魔法を唱え、カルラの回復を始めた。


「神聖なる光、その命の息吹を讃える光を今此処に。天使の祝福を汝に与えよ」


レイチェルの足元に魔法陣が浮かび上がり、レイピアをカルラに向けて祈りを捧げる。温かい光がカルラを包み斬傷が回復していく。

ゼナ達の様子を見ながら、メリアが叫んだ。


「ダークエルフを倒せば、ゴーレムは崩れ去るはず!皆頑張って」


ゼナは、風刃の大剣を振りかざし、ダークエルフに袈裟斬りを放つ。ダークエルフは、素早く体を捻り、袈裟斬りを躱し、大刀を横薙ぎに繰り出した。ゼナは、大剣を再度振り上げダークエルフの大刀を弾く。ダークエルフは、大刀を弾かれながら体を回転させ再度横薙ぎの斬撃をゼナに繰り出した。ダークエルフの動きは、今まで戦った誰よりも速い。ゼナの機敏な動きと同等、尚且つ力は、相手の方が上である。


「強い!」


ゼナは、相手の速さと強さに徐々に劣勢になっていく。ダークエルフの斬撃が風刃の大剣で防ぐゼナを追い詰める。大刀の斬り上げにゼナは、辛うじて防御するも体制を崩される。


「死ね!」


ダークエルフは、体制の崩れたゼナに大刀で刺突を繰り出した。

ゼナは、躱せないと悟り、大剣を突き出そうとする。ダークエルフは、甘いと言わんばかりに、更に踏み込んでゼナの剣を弾き、大刀がゼナに迫る。


「かあああああああああああああっ」


カルラが渾身の力を込めてハルバートを奮いダークエルフの大刀をゼナの寸前で弾く。逆にダークエルフが弾かれた反動で体が游いだ。レイチェルが、ダークエルフに刺突を繰り出し突進する。ダークエルフは、躱しきれずレイチェルの突きを左腕に喰らい吹き飛んだ。

体制を立て直しながら、ダークエルフはプルプル身を震わせ激昂していた。


「貴様ら…絶対許さん」


ダークエルフは、傷を気にする事も無く、ゼナ達に斬りかかる。ゼナも体制を立て直し、弓を装備し再度ダークエルフにむかった。怒りに震えるダークエルフの剣戟は、更に力強く繰り出され、三対一の戦いであっても五分の立ち回りを見せていた。


しかし、その均衡は突然終わりを告げる。アレニの糸がダークエルフの足を拘束し、ガクンと体制が崩れる。


「なっ。蜘蛛風情がぁ」


カルラの刺突がダークエルフの左腕を突き刺し、更に斬り上げ左腕を吹き飛ばす。


「あがぁぁ」


ダークエルフは、片腕を失うも、右腕に持った大刀でレイチェルに斬りかかる。レイチェルは素早く左側に回り、左足に刺突を繰り出した。


ゼナは、風刃を付加した矢をダークエルフに向けて放つ。矢は胸部を貫き、そのまま大木にダークエルフごと突き刺さった。


「グホォ…俺が死んでも…終わりでは…な…い…全て…滅ぶまで…」


ダークエルフは、呟きながら絶命した。ダークエルフが倒されたことにより、アレニとメリアが抑えていたゴーレムが崩れ落ちる。


「ふう…危なかった。カルラ助かったよ」


ゼナの言葉にカルラは、微笑む。


「ゼナ!勝手に死んだら許さないからね!まだまだ装飾品をお前にには作って貰うんだから」


アレニは、笑いながらゼナ達に歩みよる。メリアも歩み寄ってきた。


「アレニの友だと聞いてます。ダークエルフを倒してくれて有難うございました。森の秩序を守ることができたのも貴方達のおかげです。」


「此方こそ、危ない所を助けて頂いて、有難うございました」


アレニとメリアにゼナ達は、礼を言い、もし良ければ、雑貨屋アリアンワース に来て見ないかと二人に言う。助けて貰った御礼をしたいと告げた。






アレニとメリアは、少し悩み、街に行ってみたいと言い、皆で雑貨屋アリアンワース に戻るのであった。

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