世界設定
1人の仏様が教化できる世界「仏国土」は俗に三千世界と言い、ざっと10億ほどの宇宙からなります。各世界(宇宙)で生物は1つの惑星(等)にしか存在しません。そして仏国土はガンジス川の砂の数ほども多数存在します。
ここでは、「世界」と言う場合、とあるG型主系列星を周回する1つの地球型惑星のみを指します。この世界は長周期連星に位置し、居住可能な天体が主星に5つ、伴星に4つと異常に多くなっています。
●主星
G型主系列星。太陽と呼ばれます。異世界の太陽より少し軽く若い恒星です。
●第一惑星
この世界では知られていません。
●土星(土行は黄色)
内側の惑星。1年はこの世界の0.75年相当、太陽光の強さは異世界地球程度。温暖な砂漠惑星ですが、あと10億年ほどでハビタブルゾーンの内側に入りオーバーヒートする運命です。
大気中に酸素を含む居住可能惑星です。
●世界
1年は概ね1年。地表に海を持たない砂漠惑星で、異世界地球と比べ直径は3%・質量は1割大きいが誤差範囲です。
二酸化炭素濃度が0.1%と異世界地球より多いため、冷涼とは言え十分居住可能です。
文明水準は異世界の江戸時代程度です。地名のイメージ的には異世界日本と対応していますが、プレートテクトニクスが無く地殻が1枚の「スタグナントリッド」であること、海が無い砂漠惑星であること、距離感が8~10倍程度になること、異世界の1地域がこの世界では2地域以上に分離して対応する場合が多々あること、といった違いがあります。
※裏事情
ムック本に付属する異世界の種子を栽培するため、異世界日本同様に夏と冬があります。図書館都市ダンジョンが月の直下(赤道)にあれば軌道エレベーターが建設出来ましたが、その場合、季節は軌道自体を楕円形にする必要がありますが、惑星の間隔が狭いこの星系では不測の事態を起こしかねないので、地軸を傾け図書館都市ダンジョンは中緯度に配置しています。
●月(太陰)
異世界地球の9割ほどの重さの砂漠惑星です。「世界」と約5万km離れており、公転周期、つまり1日は異世界の1日よりはわずかに長くなっています。もちろん、世界と月は互いに常に同じ面を向いています。
距離が近いため満月の明るさは普通に活動可能な程度になりますが、日食が頻発します。
何らかの文明が存在し、強力な望遠鏡ならば町の明かりが観測可能です。
近世? フランスっぽいナニカが存在します。
●木星(木行は青)
表面の大部分が海に覆われた多島海世界の地球型惑星で月は2つ。1年は1.3年、太陽光の強さは異世界地球の半分弱で異世界の火星程度とハビタブルゾーンの外側ですが、何らかの作用により氷結していません。
●金星(金行は白)
1年は1.8年と異世界の火星程度、太陽光は異世界地球の1/3。ほぼ完全に凍結していますが、酸素を含む呼吸可能な大気を持ちます。
木星、この世界、土星、金星の1年は、0.75:1:1.3:1.8年、つまり隣り合った惑星の公転周期は全て3:4の軌道共鳴をしています。
●火星(火行は赤)
別に赤くは無い『火星』。公転周期12年の木星型ガス惑星です。
●水星(水行は黒)
他の惑星より暗いだけで別に黒くは無い『水星』。公転周期18年の天王星型氷惑星です。
●伴星
少陽と呼ばれます。少し軽いK型主系列星で、質量は異世界太陽の8割、明るさは3割程度です。
●惑星(林星)
異世界木星の10倍ほど重いがサイズは異世界木星程度のガス惑星で、ハビタブルゾーンの外側付近にあります。
衛星は3つ。内側の2つは公転周期が23時間と30時間、7:9となりますが、惑星に近すぎ、衛星相互の軌道も近いため潮汐力により異世界木星のイオのような地獄になっている可能性が高いと思われます。最期の1つは昼と夜が1週間以上も続くため、昼は灼熱、夜は極寒となります。
●希臘
前方トロヤ群L4。少し大きめ。
●瀞谷
後方トロヤ群L5。少し小さめ。
●蛭田
2:3で軌道共鳴するヒルダ群の惑星です。ハビタブルゾーンの内側近くにあります。
●圖勒
3:4で軌道共鳴するチューレ群の惑星です。
ちなみにラグランジュ点の1~3は、軌道がやや不安定なため、惑星は存在しません。




