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第弐八回戦!!忍者

第弐八回戦!!

世界代表!初代準男爵、ハンフリー・デービー!日本代表!忍者、風魔小太郎!


イギリスの科学者は電気分解の先駆者。金属ナトリウムを発見し、マグネシウムを発見した人である。

対するは有名になってしまった隠密。噂は噂を作り、超常の現象すら起こすようになった忍者である。


第弐八回戦、開始!!


準男爵がポケットから出したのは油に浸された金属塊。全力で投げられたそれは忍者が避けて地面に衝突すると空気に触れて水蒸気に反応して激しく燃え上がる。


金属ナトリウムんの大爆発が忍者を燃やす。


が、爆炎の後に残っているのは黒焦げに丸太。


ポン、と音が鳴って現れる忍者は鉄棒を持って投げる。


準男爵は慌てずに塩酸の壁を作り出す。


鉄棒は溶けてなくなり、塩酸から塩素ガスは発生する。


忍者は地面を割り、潜る。


ガスが消えた頃、準男爵の後ろ、背景が捲れる。


布の裏から出てきた忍者はクナイで準男爵の首を狙う。

準男爵は死んでたまるかとマグネシウムに火を着ける。


閃光を発しながら燃える金属に目を瞑る忍者。


光が治ったのを確認して目を開けると準男爵はクナイを避けて殺傷範囲外へ。


その手には水の入った容器と油に浸された金属の入った容器。


最初と一緒か?


忍者の向かって投げられる2つ。


身代わりで避けようとする忍者。

金属は空気に触れ、水がかかる。


発生するのは水素と反応熱。


以上。ではない!!


熱は水素を発火させ爆発を起こす。

水素爆発の後には水が発生し金属、カリウムに掛かる。

カリウムからはまた水素と反応熱が発生し着火、爆発。


カリウムがなくなるまで続く連鎖爆発。


忍者は爆発範囲から逃げようとするが爆発の速度は速い。


どこに逃げればいいか?

地上は爆炎に包まれてる。

遠くに行く前に爆発範囲に入る。


1ヶ所炎の届かない場所を見つける。

案外、簡単な場所だ。


古来より人は大地で火を消してきた。


地面を割り炎から逃れる忍者。


上は火の海。

地中は安全?

塩酸は地面に染みこんんでくるぞ?

燃えはしないが熱は伝わるぞ?


なら全部を埋めて仕舞えばいい。


風魔の忍術は大地でひっくり返し爆炎を埋めた。


さあ、もうネタは尽きたか?


一瞬で準男爵の視界から消えた忍者が次に現れたのは背後。


ハンフリー・デービーは首に当てられる刃に硬直しながら己の背後に風魔小太郎を感じ取った。



盗賊・高坂甚内

「風魔の野郎どもは盗賊紛いのくせに技術だけはあった。だから大名にも支えてたみたいだ。

だけどよ、お前ら人の領域を超えんのはズルくねぇか!?」


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