第十二回戦!!タカラジェンヌ1期生
第十二回戦!!
世界代表!ズールー王国国王シャカ・ズールー!日本代表!タカラジェンヌ1期生、高峰妙子!
短槍、大楯。雄牛の突撃戦法と粛清により南アフリカで最強の部族、王国を作り出した恐怖政治の国王である。
対するはタキシードを着た男装麗人。清く正しく美しく。華やか且つ凛々しい眉目秀麗な女性である。
第十二回戦、開始!!
復讐心は力となり彼は王となった。
弱い者は負ける。放逐された彼は部族に戻ると戦法の改革をし、戦場を駆け抜けた。
それはまさに雄牛の突撃の如き一点突破!
猛々しき王は征服した部族を鏖殺せず取り込む事で存続も許した慈悲の王でもあった。
それは一種の部族信仰となり短槍に力を乗せた。
そちらが部族の信仰ならば私は100年紡いだ劇団の絆です。始まりは鉄道のおまけでした。浴場施設の小舞台でした。
何も無かった宝塚。そこに出来た小さな劇団。ほぼ女子限定だけが売りの珍しい劇団でした。
ですが、どんなに小さくてもも私たちは努力を怠りはしませんでした。いつしか呼び名はヅカガールからタカラジェンヌになり宝塚は私たちの劇団を指すようになりました。日本中の共通認識となった私たちの軌跡はそのまま力をなり衣装と小道具に乗ります!!
「英国の侵略すら打ち破った我がズールー王国。我が生み出した無双王国の一槍受けてみよ!!」
ただの短槍が光を感じさせる槍となり大楯は守護獣の気配を降す。
「どんな舞台も全力で演じましょう。演目はドンブラコ。役名は桃太郎。鬼退治へいざ参る!!」
タキシードは着流しへ変わり手には小道具の模造刀が現れる。
南アフリカ最大の部族を有する王の槍は両断された。ただの模造刀はこの一瞬、本物を演じきり、演目を成功させた。
阪急電鉄創業者・小林一三
「私はきっかけに過ぎない。初めは100人程度の小さな唱歌隊だったものを100年続く歌劇団に紡いだのは間違いなく君らの努力の証だよ。タカラジェンヌ。」




