表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/63

第十一回戦!!犬公方

第十一回戦!!

世界代表!シスプラティーナ戦争の将軍、フアン・アントニオ・ラバジェハ!日本代表!犬公方、徳川綱吉!


33人の東方人を率いてブラジル帝国と戦った男は自由か死かと書かれた国旗を掲げて入場する。ウルグアイの将軍である。

対するは絶滅種、薩摩犬や屋久島犬、絶滅危惧種の十国犬や三河犬を引き連れた優男。黒い狩衣を纏う姿は確かに将軍である。


第十一回戦、開始!!


「余は武闘派ではないのでな。先に仕掛けさせてもらう。」


軽い口調で嘯く徳川綱吉。

足元で戯れていた犬は唸り声を上げ、遠吠えを繰り返す。


「悪法?余は将軍なるぞ。頭が高い。後世で何と言われようが生き物と大切にして何が悪い?


さあ、屋敷を建てろ。餌を用意せい。人間なんぞよりお犬様と崇めよ。余が心許すのは動物たちのみよ。


生類憐みの令はここに施行する!」


現界する29万坪を遥かに超える屋敷。

かつて東京都に存在した巨大な犬小屋。

幕府によって建てられた御用屋敷。

御犬囲である。


フアン・アントニオ・ラバジェハも軍勢を呼ぶが、周囲は犬、犬、犬。8万匹の犬は徳川綱吉の命令を待っている。


獲物を狩らんとばかりに涎を垂らす犬は人に恐怖と絶望を与えた。


フアン・アントニオ・ラバジェハの軍、3000人に対して犬は8万匹。いくら道具を使う人と丸腰の犬としても20倍以上の差は許容量を超えていた。

儒学者・木下順庵

「上様の治世は前半は善政、後半は悪政と言われていましたが、生類憐みの令は言い換えれば動物愛護法。動物を愛していた上様は動物たちからも確かに信頼され愛されていたのでしょう。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ