28話 試験終了
僕が模擬戦を終ったときにはカオスが広がっていた
会場にいるほぼ全員が固まり、残りの人たちは気絶している
ハンスさんはまだ外に転がってるし
僕は驚いて雷化を解くのを忘れて会場にバチバチと放電している
そのたびに他の受験生の何人かが「ビク!!」って震えるから
僕も直ぐに雷化したままだと気が付いて雷化を解いた
あっ、雷化って言うのはさっきの体を雷にするやつね
そうして暫く無言で僕と会場の人たちの見詰めあいが続いていると
「どうした! 何があった! 凄い音がしたぞ!」
ああ助かった。これでこのカオスかぬけだせる
「あっ、ああ...大丈夫だ」
「そうか何かあったのかと思った........ぞ!?
なんだ!?壁に穴が空いているぞ!?
窪んでるところもある!
この壁はちょっとやそっとじゃ傷つけられないんだぞ!? 何があった!!」
「ああ、それはその子の模擬戦で.......」
「なに!?その子がやったのか!!」
あっ、面倒なことになるきがする
「いえ、あっ、はいその子がやったことににはかわりありませんが........」
「おいそこのお前!」
やっぱり........
返事しとくか
「なんですか?」
「なぜこんなことした!! いや、どうやってやった!!」
「ただ模擬戦を...」
「言い訳するな!! 」
あ~話し聞かないやつだ
「お前がやったことは分かってるんだ。お前は問答無用で失格だ!!」
あ~面倒くさい
「だから僕はただ模擬戦を...」
「問答無用と言っただろ!! さあ早く出ていけ!!」
ちょっとイラついてきたんだけど...
「早く出ていけと言っているだろ? 何故出ていかない!!」
も~ちょっと無理
「話しを聞けって、言ってんだろうがぁぁぁ!!」
魔力と気力を解放して叫んだ
「な!? なんだ!?この...力は...!?」
48×「ビク!!」×48
ふう~ちよっとすっきりした
「あっ、あああ」
「話を聞く気になりましたか?」
ちょっと威圧しながら言う
「はっ、はい!」
そうして僕は説明に入った........
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「なっ、なるほど...そうでしたか試験の模擬戦で、それに理事長が。はい、分かりましたただの私の早とちりだったんですね........すみませんでした」
「いえ、分かってくれればいいですから」
なんか威圧したら敬語になった...
まあ、いっか
「じゃあ、もう解散でいいの?」
「はい結構です。ほら他の受験生たちも解散だ! 行っていいぞ」
39×「はっ、はい」×39
やっと入学試験が終ったよ........
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「あぁ~痛って。負けたのか........はぁ~息子にも負けるとは........
でも、あいつ俺が戦ったころの団長の数倍は強かったな........
団長も見きれないとか言ってたな、てことはあいつ息子の分際で団長より強えぇってことか?
んな訳ねぇか。あの団長に勝てるわけねえ」
「理事長~、大丈夫ですか?」
「ん? ああ大丈夫だ。HPは二桁まで減ったがな......」
「HP二桁!? 早く治療しないと!!」
「大丈夫だ、慣れてる」
「そっ、そうですか? そういえば、あの子は何者なんですか?」
「ん? あいつはな、肩書を言うと、隠居した今代勇者の孫で、今の副王兼近衛騎士団団長の息子だ」
「は?........えぇ!? 勇者様と副王様のご氏族ぅぅぅ!?」
「はあ?そんなに驚くもんか?」
「いやいやいやいや、驚きますって! 驚かない方がおかしいですよ!?」
「そうか? まあ、そう言うことだ。あいつの筆記がどうか知らんが、まあ十中八九合格するだろう。俺にも勝った事だし...」
「そうですねぇ~、はぁ。今年の新入生は大変そうですね」
「ああ、そうだな」




