17話図書館ヘ
祖父ちゃんに付与魔法を教わった翌日
僕は再び王城ヘ来ていた
まだ入ってないけど........
なぜまた王城ヘ行ったかって?
それ昨日の夜までさかのぼる......
「ねぇ、父さん、母さん僕、本が欲しいんだけど...」
「本? 何で本なんかが欲しいんだ? 本を読んでいるより体動かしてた方が訓練にもなって良いだろう?」
「あなた、ちょっと黙っててもらえる?」
「はっはい!」
とっ父さんが尻に敷かれてる...
あんまり見た事ないな...
なんか何時も仲良いイメージあるけど
「勉強熱心なことは良いじゃない!!セイン、どんな本が欲しいの?」
「えっとこの魔力についての本とか気力についての本とか魔法についての本とかこの世界の歴史書とか魔道具のこととか.............................................」
あれ母さんの顔が青くなってきたぞ?
「そっそうなの?...ごめんね?そんなにたくさん買うことは出来ないわ」
そうなのか~
う~んどうしよう...
「それならエリアスに頼むのはどうじゃ?」
「おっお義父さんそれは流石に...」
「いや、エリアスに買って貰おうとかそう言う訳でわない。ただ王都の図書館の入場許可証を貰えないかと思ったのじゃ」
「図書館なんてあるの?」
「ある事にはあるぞい。ただ入場許可証を貰う為には審査が有るんじゃ。それには4つの階級もあるんじゃが、15歳以上しか受ける事が出来ないんじゃ。エリアスに頼めば許可証を貰えるかと思っての」
「そうなの? でもそれって良いの?」
「ほっほっほ、大丈夫じゃ。そもそもこの規定は国家機密を守る為のものじゃ。それも最高階級じゃないと見れないんじゃが。念のためと言うものじゃよ」
「そっか! じゃあ明日エリアス伯父さんの所にいこう!」
と言うわけで、王城に来たんだけど
エリアス伯父さんが今謁見中で会えないらしいので客室で待たせて貰っている
「まさか謁見中じゃとはな、今謁見してる奴はタイミングが悪いのう」
「そんな事言わないでよ祖父ちゃん。忙しいのに来た僕達が悪いんだから」
「そうかのう。なんか大人つぽいと思ったら、セインは転生者じゃったのう。前世では何歳まで生きとったんじゃ?」
「ん?15歳だよ」
「なんと! 儂と同じくらいじゃったんじゃな。儂も15歳のときに召喚されたんじゃ」
「へぇ~そうなんだ。祖父ちゃんの時の世界ってどんなだったの?」
「そういえば東京で2回目の大きな国際大会があるとかニュースで言っていたんじゃが」
「え!?僕も一緒だよ?それってオリ○ピックだよね?」
「そうじゃったそうじゃった。ん?と言うことは前世じゃあ同い年じゃったってことじゃな。と言うことはこの世界とは時間軸が違うのかもしれん」
「そうなんだ。でも前世で同い年だった人と祖父ちゃんと孫の関係になるなんて複雑だね」
「そうじゃな」
そんな話をしていたらエリアス伯父さんが少し焦った様子で来た
「いやーケン殿。お待たせして申し訳ありません」
「いや、大丈夫じゃ。セインと長いこと話せたしてのう」
「エリアス伯父さん? 態度が変だよ?」
「あっセイン君。それはねぇ、ケン殿は私の師匠なんだ」
「ええ~!?エリアス伯父さんが祖父ちゃんの弟子? でも祖父ちゃんって勇者でしょ?エリアス伯父さんって勇者パーティーの一員だったの?」
「いやいや勇者パーティーの一員じゃないぞ。私はそんなに強くないからな。それでも騎士団長とためを張れるくらいには戦えるけどな。あっ近衛騎士団じゃないぞ? その下の騎士団の団長だ。騎士団から選ばれたものが近衛騎士団に入れるんだ」
「へぇ~じゃあ何処で祖父ちゃんの弟子になったの?」
「それはねぇ。ケン殿は若い頃、学園の特別講師をやっていてねその時に強く成りたくて弟子入りしたんだ」
「へぇ~祖父ちゃん講師やってたんだ」
「ほっほっほ若気の至りじゃ」
「それでケン殿今日はどの様な御用ですか?」
「今日はセインが用があってきたんじゃ」
「セイン君が?」
「はい。いろいろな本を読みたいんだけど全部は買ってもらえないから図書館の入場許可証が貰えないかなと思って」
「図書館か、う~ん。セイン君はどんな本が読みたいんだ?」
「えっと魔法とか魔力とか気力とかの本と歴史書とかです」
「えっとずいぶん難しい本が見たいんだね...。いいよ許可証をあげる。絵本とか英雄書とかだったらダメって言ってたけど、純粋に勉強したいみたいだからね。せっかくだから最高階級のをあげるよ。君なら機密漏れの心配もないだろう」
「わ~い!! ありがとう!!」
「いいよ、しっかり勉強しな!」
「は~い!! 祖父ちゃん早く行こう!!」
「はいはい、分かった分かった。じゃあエリアス急に来てすまんかったのう」
「大丈夫です。ケン殿の家族なら何時でも歓迎しますよ」
「じゃあまた来るからのう」
「それでは、セイン君もまたね」
「エリアス伯父さんもまたね!!」
早く本が読みたかった僕は図書館に向かって走っていった




