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あべこべ世界でのランナー ~マラソン日本記録保持者が女性過多で貞操観念も逆転した世界線に転移し無双する~  作者: アサノ霞
第9章 夏場の練習と次のレースへ向けて

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第68話 世界観・設定資料集 登場人物紹介 3

 本編では語りきれない、男女比が歪み貞操観念が逆転した「日本国」の社会システム、登場団体、施設、諸外国の情勢、そして歴史的事件の全貌をここに纏めました。


(一)、 日本国における「男性の義務」と法律

極端な男性不足に喘ぐ日本国では、国家の存続をかけた独自の婚姻・生殖法が制定されている。


◆男性の婚姻義務法

【20歳までの義務】:日本国男性は、満20歳に達するまでに合計3人の女性と婚姻を結ばなければならない。


【30歳までの義務】:満30歳に達するまでに、婚姻数を合計10人にまで増やさなければならない。


◆強制婚姻制度

 上記に定めた婚姻数に達しなかった男性に対し、国はランダムに選定した「妊娠可能な女性」との強制婚姻を執行する。


不還者ノンリターナーへの厳罰】

 国の指定した強制婚姻すら拒否した男性は「不還者ノンリターナー」という蔑称で呼ばれ、以下の法的制裁を受ける。


・手厚い「男性保護費」の支給停止、および過去に支給された保護費の全額返還請求。


・男性特権の全剥奪。


・「男性の婚姻義務法」に基づき、国内の隔離施設へ強制収容される。


(二)、 国家による強制隔離・男性保護施設

1. 【国立生殖リハビリセンター】(第1〜第80センター)

 強制婚姻を拒否し「ノンリターナー」となった成人男性を、国が拉致同然に連行・強制隔離する施設。全国に計80箇所存在し、1施設あたりの収容人数を30〜100名という小規模に抑えている。これは他国の工作員や犯罪組織に襲撃された際、迅速に分散・避難させるための防衛策である(全国の総収容数は約4,000名)。

幼少期から母親や姉妹に「蝶よ花よ」と過保護に甘やかされて育ったノンリターナーたちの傲慢な思考を叩き直すため、施設内では極めて厳格な「再教育」が行われる。さらに、期間中は定期的かつ強制的な搾精、新薬の治験が実施される。およそ1〜3年の教育を経て退所する頃には、すべての男性が女性に素直に奉仕する従順な性格へと生まれ変わる。


◆闇に染まった【第二生殖リハビリセンター】

 30名のノンリターナーが収容されていた施設。前長官の立河や蓮田みずきと深く結託した女性研究医たちが、隔離された男性たちを「実験動物モルモット」として扱い、違法麻薬『トーパーG』の不正な非公式治験を行っていた。血流異常による心不全で多数の死亡者を出し、隠蔽のために13名の遺体が「天啓のゆりかご園」の裏山へ不法投棄された。また、この施設の男性たちは、「東欧」や「アジア第三国」の富裕層の女性を対象とした「不正強制買春」の道具としても利用されていた。


2. 【男性保護施設】

 両親の早逝、母親の多額の借金による生活困窮、あるいは母親や姉妹から性的暴行・虐待を受けた男児を国家が保護する施設。また、国から“母親不適格”と非承認された家庭の男児も収容される。全国に多数存在し、主に「男性の義務」を全うするための高度な英才教育を施す。


◆崩壊の檻【天啓のゆりかご園】

 20名の少年が保護されていた施設。当時の女性園長とスタッフの杜撰な育成により、少年たちは「男に生まれただけで勝ち組」という傲慢かつ我儘な性格に育ってしまった。

「蓮田みずき」が男性保護庁長官時代に視察に訪れた際、口答えした少年たちに暴力を振るって精神的に服従させた。それ以降、施設は蓮田と立河の私利私欲のために私物化され、少年たちは違法薬物で抵抗できない「麻薬漬け」にされた上で、海外の高官女性や富裕層の女性らとの不同意不正売春を強要された。重度の薬物中毒により、僅か1年で20人中13人の少年が死亡するという凄惨な悲劇を生んだ。


(三)、【 違法薬物】(麻薬指定)

■ トーパーG

1930年に男性機能の増大と快楽物質の強化を目的に開発された試作薬。臨床試験(治験)段階で致死性の高い副作用が発覚し、即座に製造・流通が禁止された危険な麻薬。薬液は不気味な“緑色”をしており、注射器を用いて体内に直接投与される。


【効果】:脳の報酬系を異常刺激し、理性による抑制を完全解除。肉体的な性的欲求を限界まで増幅させ、陰茎を強制的に持続起立させる。


【副作用と代償】:ドーパミン、エンドルフィン、セロトニンといった脳内の主要な神経ネットワークを破壊。投与後は通常状態での喜びや刺激を一切感知できなくなり、破壊的な「精神の空白」と、自己を喪失するほどの猛烈な依存症に陥る。さらに、血流が異常増大して心臓に過剰な負荷がかかるため、心筋が肥大化。最終的には全身に血液を送り出せなくなる「急性心不全」を引き起こす。


【致死性】:分量調節が極めて困難であり、僅かな増量でも即座に致死量を超える。


(四)、 物語の鍵を握る各種団体・組織

1. 【白い椿会つばきかい

極端な「女性至上主義」を掲げる巨大政治団体。失脚した「蓮田みずき」や「立河理子」が中核メンバーとして所属していた。日本国内に約600万人もの狂信的な支持者を抱えており、国会にも数名の現職議員を送り込んでいる。

「自立能力のない男性は、徹底的に女性の管理下に置くべき」「男性は女性の性的欲求を満たす道具であり、繁殖のためだけの『家畜』であることこそが理想の世界」という過激な思想を掲げ、定期的に国会議事堂前で大規模なデモ行進を行っている。


2. 【若駒会わかごまかい

国防軍の兵士(女性)たちを中心に結成された有志組織。一兵卒の待遇改善や軍の魅力化政策の推進、さらには軍内部の不正監視を主な活動とする。国防軍全体で20万人、政財界を含めると国内に800万人もの賛同者が存在する。

この強固なネットワークと無償の献身は、58年前に若くして亡くなった名将「藤野篤」(甲斐田天馬の実父)の人徳に由来する。1943年の欧州戦線において、藤野は下級兵士の命を粗末にしない緻密な戦術を展開し、最小限の損害で多大な戦果を挙げた。同時に軍の悪習であった「シゴキ(いじめ)」を全面的に禁止し、一兵卒でも上官に直言できる風通しの良い軍隊を築き上げた。若駒会は、今なお彼の遺志を継ぐ者たちの精神的支柱である。


3.【JISS(ジス)】(日本国総合戦略研究所)

・創設:1868年

・規模:国内職員3,000名、国内工作員1万人、海外工作員(末端含む)約100万人


 長寿種の「やおびくに」である「吉澤千代乃」(旧名:龍神千代乃)が設立した巨大シンクタンク。表向きは政府に経済・軍事の政策提言を行う機関だが、その実態は国内外の経済・情報を完全に掌握する「世界最高の闇権力」。

国内外の全政治家の致命的な弱みを握っており、JISSに逆らった者は一瞬で社会的に抹殺される。国家単位で敵対した場合は、組織の圧倒的な経済原動力によって一夜にして国家財政が破綻に追い込まれるため、日本政府のみならず諸外国の首脳陣も「JISSだけは絶対に敵に回してはならない」と恐れている。


(五)、【 諸外国の情勢】

1. 【米国】(建国:1776年)

・人口:2億人

・経済規模:世界第2位(世界第1位の日本国の約10分の1)

・男女比:1対50


大統領制を敷く民主主義国家。1860年に日本国と強固な軍事・経済同盟を締結。現在に至るまで良好な同盟関係を維持しており、日本国にとって「男性の精液」の最大輸出国(最大の顧客)である。


2. 【東欧連邦共和国】(建国:1990年)

・人口:1億8,000万人

・経済規模:世界第4位

・男女比:1対100


大統領制を謳うが、実質的には一党独裁制の全体主義国家。前身は1922年に誕生した「ソロヴィヨフ連合共和国(通称:ソ連)」。極少数の男性を国家が徹底管理する社会システムを構築しており、男性の人権は名目上保障されてはいるものの、完全な女性上位社会である。

男性は国民(女性)の共有財産との認識。

1988年、アジア第三国と共謀して日本国に領土紛争を仕掛けるも、無残に敗北。国力を喪失したことで国内でクーデターが勃発し、現在の体制へ移行した。過去の紛争の経緯から、日本国からの精液輸出は完全に停止されており、日本国男性の渡航も厳禁。東欧女性が日本国男性と婚姻することは認められているが、精液の不正流出を防ぐため、婚姻後の出国は生涯認められない。


3. 【アジア三国連合共和国】(通称:アジア第三国 / 建国:1949年)

・人口:1億8,000万人

・経済規模:世界第3位

・男女比:1対100


総統を最高権力者とする完全なる一党独裁国家。歴史的には1,700年前から小競り合いを続けていた三つの独立国家群が、1949年に統合されて誕生した。「男性は女性の玩具であり、単なる生殖の道具に過ぎない」とする過激な女性至上主義を国是とする。男性には選挙権すらなく、教育は小学校レベルまで。職業の選択権も奪われており、苛烈な社会的差別が合法化されている。

1988年にソ連(当時)と組んで日本国に紛争を仕掛けたが、日本軍によって国軍を壊滅させられ敗戦。莫大な犠牲を出して国力を失墜させたが、その後に猛烈な復興を遂げた。現在、日本国とは国交があるものの精液輸出は停止、日本国男性の渡航も禁止されている。また、日本政府は同国の極深刻な人権侵害を理由に、自国男性がアジア第三国の女性と婚姻することを法律で厳しく禁止している。


4. 【布哇王国】(ハワイ王国 / 建国:1778年)

・人口:800万人

・経済規模:世界第20位

・男女比:1対20


議会制民主主義を採用する立憲君主制国家(国王は国家の象徴)。1890年、日本国の皇族が「皇配(女王の夫)」として当時の布哇女王と婚姻し同国に嫁いだことで、日本国との間に絶対的な経済・軍事同盟が成立。当時、米国による強制併合の危機に瀕していたが、日本国が後ろ盾となったことで独立を守り抜いた。

皇族との姻戚関係にあることから、日本国とは「家族同然」の最親密国であり、首都があるオアフ島には日本海軍の巨大な太平洋基地が設置されている。


(六)、【大規模汚職事件および国家を揺るがした事件】

【ファーイーストグループ事件】

・2014年に発覚した、日本国史上最大級の汚職事件。


 陸軍、国防省、さらには国会議員にまで及んだ大規模な汚職・贈収賄事件であり、後の「軍事監査制度改革」の契機となった。

発端となったのは、陸軍の次期主力航空機として開発が進められていた「プロペラ式固定翼垂直離着陸機」の開発計画である。


一部の陸軍幹部と国防省関係者は、特定企業である「ファーイーストグループ」に利益を誘導するため、本来必要とされる性能要件を意図的に引き下げ、不利な競争環境を作り出していた。

その見返りとして、同グループは男性社員を利用した「性接待」を組織的に実施しており、その対象は陸軍幹部だけでなく、官僚や国会議員にまで及んでいた。

さらに問題となったのは、陸軍内部で若い男性隊員までもが政治工作の道具として利用されていたことである。


一部の上級指揮官は、政府や国会議員からの承認を得るため、若い男性隊員に対して国会議員への性接待行為を強要していた。


当時、陸軍監査本部所属の中尉であった牧野椿姫は、有志組織である「若駒会」の協力を得て、現場隊員への徹底した聞き取り調査を実施した。

彼女は、航空機開発に関する技術資料の不自然な改変に着目し、隊員たちの証言、予算執行記録、企業との資金の流れを精査。その結果、軍・官僚・政界・企業が一体となった巨大な不正構造を暴き出した。


事件の摘発により、陸軍少将級を含む多数の軍幹部が逮捕されたほか、国防省官僚、国会議員、ファーイーストグループ関係者からも多数の逮捕者が出た。

この事件は「国内最大級の軍事汚職事件」として記録され、陸軍は深刻な社会的批判を受けることとなる。

事件後、再発防止策として、軍全体の監査権限を統括する独立機関である「統合監査本部」が創設された。


白薔薇しろばらの喪失事件】

 2018年に発覚した、男性保護制度そのものを揺るがした国家規模の犯罪事件。

事件の発端は、稀人であり国家最高機密として管理されていた甲斐田天馬の個人情報ファイルの改ざんであった。

本来「最高機密」として厳重管理されていた天馬のデータが、表向きには一般男性レベルへと格下げされていたのである。

しかし、その一方で通常の権限を持つ職員であっても閲覧できない特殊な状態に改変されており、特定の裏口パスワードによってのみアクセス可能となっていた。


この不自然な改ざんに疑問を抱いた関係者の通報を受け、牧野椿姫大尉が率いる「若駒会」の情報網と、情報省、国防軍、警察庁などが合同で調査を開始した。


その結果、「東欧」および「アジア第三国」の犯罪組織が、甲斐田天馬の精液を不正に入手しようとしていた事実が判明する。


さらに捜査が進むにつれ、事件の首謀者が当時の男性保護庁長官「立河理子」と、元男性保護庁長官で元スポーツ庁長官でもあった、国会議員の「蓮田みずき」であることが明らかとなった。


事件はそれだけに留まらなかった。

男性保護施設である「天啓のゆりかご園」では、保護されている15歳から17歳の少年たちが組織的に利用されていたのである。

犯罪組織と施設スタッフは施設内の少年たちに薬物を投与し、抵抗できない状態にしたうえで、東欧やアジア第三国から来日した女性との性交を強要していた。

女性たちは受精目的で来日しており、そのまま出国することで日本国外へ精液を不正に持ち出していた。


日本国男性の精液は、その希少性と品質の高さから「白いダイヤ」と呼ばれ、国家の最重要戦略物資として厳重に管理されている。

そのため、この密輸行為は単なる犯罪ではなく、国家安全保障を脅かす重大事件として扱われた。

また、施設内で薬物漬けにされた少年たちは重度の依存症を発症し、わずか一年の間に20名中13名が死亡した。


さらに捜査の過程で、成人男性を保護・支援する施設である「第二生殖リハビリセンター」においても、禁止薬物「トーパーG」を用いた違法な人体実験が行われていたことが発覚した。


この人体実験により、17名の成人男性が死亡している。


事件の摘発後、「蓮田みずき」と「立河理子」を中心として、男性保護庁職員約50名が逮捕された。


さらに国内外の犯罪組織関係者約100名、複数の国会議員も摘発され、最終的な逮捕者数は200名を超えた。


この事件は、日本国の男性保護制度の根幹を揺るがす未曾有の不祥事として歴史に刻まれることとなる。

また、多数の少年・成人男性の犠牲者を生んだことから、後に「白薔薇の喪失事件」と呼ばれ、日本国近代史における最悪級の人権侵害事件の一つとして語り継がれることとなる。


◆◆◆◆


―― 登場人物紹介(更新版) ――

 本編を彩る個性豊かなキャラクターたちの最新プロフィールです。一人ひとりの性格、天馬との関係性、バックボーンとなる裏設定などを網羅しています。


◆ 東相大学 陸上長距離・駅伝部


鳴野なるの らん

年齢・体格:20歳 / 160cm

所属:東相大学2年生 / 陸上長距離・駅伝部キャプテン

立場:天馬の婚約者(第7夫人候補)


人物評:非常に努力家だが、どこか不器用な一面を持つ。生真面目な外見の裏に「ムッツリスケベ」な本性を隠し持つ。

天馬が「立川ハーフマラソン」に出場した際、どさくさに紛れて愛を告白。その直後、天馬がスパートの邪魔になったサングラスを彼女に投げ渡した。この世界では「女性の告白に対し、男性が私物を渡す行為は『正式な求愛受諾』」を意味するため、図らずも二人は結ばれることに。

その後、吉澤千代乃の後押しもあって正式に婚約。現在は天馬の第6夫人である千代乃を実の姉のように慕い、千代乃からも妹のように可愛がられている。


【三上 ルイ】

年齢・体格:19歳 / 155cm

所属:東相大学1年生 / 陸上長距離・駅伝部の絶対的エース

立場:既婚(同性婚)


人物評:おとなしくクールな性格。人付き合いはあまり得意ではないが、キャプテンの蘭にだけは冗談を言ったりからかったりと、深く心を開いている。蘭とは中学時代からの付き合いで、姉のように慕う関係。

非常にストイックな頑張り屋で、天馬の最新トレーニング理論に心酔しており、そのアドバイスを驚異的なスピードで吸収・順応していく。

同性愛者であるが、男性への拒絶感はなく、天馬とも普通に会話や接触をこなす。


鷹司たかつかさ よう

年齢・体格:19歳 / 150cm

所属:東相大学1年生 / 陸上長距離・駅伝部マネージャー

立場:既婚(一夫多妻制に基づき、すでに3人の妻を持つ。嫡妻は関西州最大のグループ企業の創業者一族である「正子」)


人物評:華奢な体つきと、美少女と見紛うほど可憐で愛らしい顔立ちが特徴。京都の名門華族「鷹司家」の長男。

思春期を迎えた小学5年生の頃、一時的に強い女性嫌悪に陥り、実の母親や姉妹すら遠ざけていた。しかし中学進学後、福原優と友人になったことをきっかけに和解し、現在は女性とも自然に接することができる。

高校時代に女子プロサッカーチームのマネージャーをアルバイトで務めていた経験があり、スケジュール管理やタイム計測のスキルはプロレベル。非常に頼りになる存在。


一条いちじょう あきら

年齢・体格:19歳 / 150cm

所属:東相大学1年生 / 陸上長距離・駅伝部マネージャー

立場:既婚(3人の妻を持つ。嫡妻は関西州最大のグループ企業の創業者一族である「久子」)


人物評:陽と同じく華奢で可憐な容姿を持つ、京都の名門華族「一条家」の長男。上に二人の姉がいる。

彼も小学5年生の頃に女性嫌悪に陥り、母親や侍女たちを遠ざけていたが、中学で福原優と出会い克服した。

高校時代は陽と共に女子プロサッカーチームのマネージャーを務めており、部員の健康管理やトレーニングメニューの組み立てに抜群の腕揮を振るう。


鷹司たかつかさ 陽菜はるな

年齢・体格:43歳 / 160cm

立場:既婚(第一夫人)


人物評:鷹司陽の母親。京都の名門「鷹司家」の華族であり、辣腕を振るう実業家。天馬の第5夫人である愛理とは、中学・高校時代の同級生であり、今でも何でも話し合える親友同士。


一条いちじょう 千晶ちあき

年齢・体格:43歳 / 160cm

立場:既婚(第一夫人)


人物評:一条晶の母親。一条家の華族であり、同じく高名な実業家。陽菜と同様、天馬の第5夫人・愛理の学生時代からの親友である。


【鳴野 さき

年齢・体格:50歳 / 165cm

立場:既婚(第10夫人)


人物評:鳴野蘭の母親。国家の重要機関である「情報省」の要職に就いているとされるが、その詳細は謎に包まれている。仕事は極めて有能だが、家事能力は壊滅的。


◆ 天馬の護衛


【松田 優子ゆうこ

年齢・体格:37歳 / 190cm

所属:海軍兵学校卒 / 海軍海兵隊曹長(海軍海兵隊から男性保護庁に出向)

立場:天馬の専属護衛


人物評:190cmの長身を誇り、重厚な甲冑さえ似合いそうな「女武将」を思わせる凛々しく美しい女性。

常に天馬の影として寄り添い、自らの身体を賭して彼を護る。その忠誠心と確かな実力から、天馬からも絶大な信頼を寄せられている。

病弱な母親の介護を行うため、10月をもって護衛任務を下番(交代)する予定。その後は九国州にある海兵隊駐屯地の教育隊にて、後進の指導教官として赴任が決まっている。

天馬の子を授かる権利(種付け)を確約されている。


◆ 国防軍


【牧野 椿姫つばき

年齢・体格:29歳 / 168cm

所属:陸軍士官大学卒 / 陸軍監査本部 大尉

立場:国防軍の有志組織「若駒会」会長 / 天馬の公式連絡係


人物評:栗色のストレートヘアをキッチリとアップにまとめている。鋭い眼差しと、一切の隙を見せない凛とした佇まいが美しい。

かつて陸軍の巨大汚職を暴いた「ファーイーストグループ事件」、そして天馬のデータ改ざんから発覚した国家的大事件「白薔薇の喪失事件」において、若駒会の情報網を駆使して地道な証拠を集め、事件解決へと導いた立役者。

事件解決の過程で表舞台に名前が出過ぎたため、現在は新座駐屯地で保護されつつ、天馬の連絡係を務める。

天馬に強引にキスをされたことでフリーズし、それを機に彼を心底意識するようになってしまう。二人きりでお酒を飲むうちに徐々に素の表情を見せるようになり、今後の恋路の進展が最も注目される女性。


【牧野 あおい

年齢・体格:25歳 / 165cm

所属:陸軍士官大学卒 / 陸軍広報部 少尉


人物評:牧野椿姫の実の妹。栗色のボブヘアーと、見事な「胸部装甲プロポーション」を持つ。天馬の妻である朱里を彷彿とさせる、非常に可愛らしい童顔の持ち主。

陸軍広報部の公式動画チャンネルで人気リポーターを務めており、その愛らしさとは裏腹に、インタビューでは核心を突く的確な質問を繰り出すなど頭の回転が速く極めて優秀。

人との距離の詰め方がとても上手く、ことあるごとに天馬を弄んで赤面・動揺させている。ちなみに、彼女の容姿と性格は天馬の「ドストライク」であり、天馬にとってある意味もっとも“危険な女性”。国民からの人気も高く、軍のイベントには引っ張りだこである。


【藤野 真由美】

年齢:60歳

所属:日本国医療開発研究局(元陸軍大将・第七師団長)

立場:天馬の第5夫人・愛理の担当官


人物評:58年前に亡くなった名将・藤野篤の六女であり、実の父親を同じくする天馬の腹違いの「妹」にあたる。

かつて「ファーイーストグループ事件」が発生した際、若き日の牧野椿姫を陰から全面的にサポートした過去を持つ。現在は陸軍より医療開発研究局に出向して愛理のサポートを行っている。


◆ 各種事件の首謀者


【蓮田 みずき】

年齢:45歳

経歴:元国会議員。総務大臣、男性保護庁長官、スポーツ庁長官などを歴任。

立場:国家的大汚職「白薔薇の喪失事件」の最高首謀者。その他、数々の国家犯罪に関与した容疑で現在は逮捕・拘留中。


人物評:学生時代、どれほど努力しても意中の男性との恋が成就しなかったという強い挫折を経験。これが歪んだ認知を生み、高校時代に極端な女性至上主義を掲げる政治団体「白い椿会」へ入会する。

そこで「男性は女性の性的欲求を満たす道具であり、徹底的な管理下において繁殖のための『家畜』とすべきである」という過激な思想を植え付けられ、大学時代には同団体の幹部クラスへと上り詰めた。

政治家となり、若くして最高峰の権力と莫大な富を手に入れたことで、念願だった「多数の美男を周囲に侍らせる生活」を実現。しかし、どれだけ男を消費しても彼女の心が満たされることはなかった。

やがてその心の空白を埋めるように、憂さ晴らしで手を出した「少年の援助交際(買春)」に狂信的な快楽を見出し、重度の少年愛ペドフィリアへと依存を深めていく。

男性保護庁長官時代に立場を悪用して保護施設を私物化し、アジア第三国との暗いパイプを構築。「白薔薇の喪失事件」を引き起こした、全ての元凶たる巨悪である。


【立河 理子】

年齢:35歳

経歴:元国会議員、元男性保護庁長官。

立場:「白薔薇の喪失事件」の共同首謀者。多数の非道な国家犯罪に関与し、現在は逮捕・拘留中。


人物評:実母はかつて「アジア第三国」の外交官を務めていた女性だが、同国の工作員と深く繋がりを持った果てに、立河が幼い頃に行方をくらましている。その後は日本国の外交官であった父親の手ひとつで育てられたが、高校入学直後にその父親も急逝。天涯孤独の身となる。

消えた母親の面影を追うように、高校生ながら「白い椿会」の集会に出入りするようになり、過激な女性至上主義思想へと急速に傾倒していった。

そこで人生の転機となる“蓮田みずき”と運命的な出会いを果たし、彼女の紹介によってアジア第三国の裏組織や日本国内のマフィアとの「闇のネットワーク」を形成していく。

大学卒業後は、すでに国会議員となっていた蓮田の私設秘書となり、政界の汚い裏工作を全て吸収。蓮田からの絶対的な信頼と、過激派団体の強力なバックアップを受けて自らも国会議員へと当選、若くして男性保護庁長官にまで上り詰めた。

恩師である蓮田の指示の下、その高い知能と冷徹さで「白薔薇の喪失事件」の実務を取り仕切り、少年たちの不正売春や成人男性の人体実験を平然と執行した冷酷なエリート。



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