表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子様になりたい私、勇者候補になりました?!2〜全ての虐待児に捧げる幸せな話〜  作者: ユメミ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/4

2. 坩堝学園の王子様 神話の傍観者

 私は奉子(たてまつりこ)

名は透宮 奉子(とうみやたてまつりこ)

自分のことはモブ子と呼んでいるけど、聖女りん様が私の名を呼んだときから奉子(たてまつりこ)と名乗っている。

でも呼びづらいから皆は「ほっちゃん」だ。

名乗りの意味とは。

ま。いいんだけど。

名前の重みは自分が理解してれば良いと思う。

自覚するってだいじなのだ。

親が名付けてくれたこの名前が大っきらいだった。

だから『仮名』がオッケイの坩堝学園に入学したのだ。


坩堝学園(るつぼアカデミー)

この幽玄異郷に存在する三校の名校のうちの一つだ。


坩堝(るつぼ)とは金属を錬成する壺のことだ。

熱や材料で出来上がるものは千差万別。

《錬金術》の象徴となる壺。


強さも個性も思想も信仰も混ぜあって切磋琢磨する。

錬金術は燃えかすも屑も何かしら役立つのだ。

私はなにも《ダイヤモンド》になりたいなんて思い上がってはいない。

でも私みたいなモブにも輝ける何かを見つけ出せる場所。

なんせ校歌には《遊び人》すら人権があるのだ。

エリート校なのに育ち方は自由。

多様性を謳うその校風に惹かれて私はこの学園を選んだ。


今その学園に通えている幸せを日々噛み締めている。

私の《信仰》に出会えた場所でもあるのだから。


 透宮家は幽霊族の末端分家である。

八百万の神々と同じだけの種族がある幽玄異郷。

その民の中でも名家の本家の空隙(くうすき)

その名家に埋もれて更に透明度も存在感も薄い透宮家。

私の家が誇れるもの。

それは財力でも能力でも権力でもなかった。

それは。

《信仰心》だった。


私達は好きになると、とことんなのである。

父は母が大好き。

母は父が大好き。

父と母は子供も大好き。

弟は………。最近反抗期で会話がないからわからないけど。


 かつて神に神話にされた逸話にある通り。

人類に心臓を刺されて以来我が一族は人類に射抜かれたまま。

それらへの執着は最早《呪い》のようで《後遺症》のようであった。

生粋の《同担拒否強火》のオタクの血を宿し一族なのだ。


そんな奉子。

推して信奉する対象が《現し世人類》なことは最早運命だった。

彼女の幽玄異郷への移住は最早運命としか思えない。


「よくもまあ………。ただの《好き》をそこまで脚色できるよね。あんた。作家になれるんじゃないの」


 私が世界観に浸っている間ため息交じりに呟くのは桃ちゃん。今日もピンクの角に虹色のリボンをつけて可憐な《鬼族》の女の子だ。私のずっ友である。



「ありがと!いつか《神話りん聖誕譚》を執筆する予定なの!買ってね!」


「興味はないけど4冊なら買うよ」


「すご!

観賞用、布教用、読書用、家宝用に買ってくれるの?!

流石は心の友よ!!」


ぎゅうぎゅうしてもため息交じりに呆れられている。

桃ちゃんは鬼族の女の子。

熱しやすい私を落ち着かせてくれるドライな子。

スーパードライなのだ。


「家族分。そこまで熱は入らないわ」

「それなのに買ってくれるの?!神じゃん」

「ま。こんなでも友達なんで?」

「桃ちゃん!!」


好きである。

その気持ちの限り親友をぎゅうぎゅうにしながらも私は歩みを止めない。

何故なら今日はチャレンジしなければならないことがあるのだから。


「今日こそ《お布施》を成功させるわ!」

「私は遠くで見届けるわ。自殺行為だし」


まだ朝日は傾いたままの早朝。

始業時間の1時間前だ。


「あの難攻不落の《仕分け》を掻い潜るの?」


「ちちち。

婚活市場目的とミーハーな人達と私の違い。

それは《どれだけりん様の好きを理解しているか》よ」


私は指をふる。 

これだから素人は困るのだ。

今日の私は一味違う。

このために徹夜をしたのだから。


「流石はストーカー。

よ!《りん様狂信教教祖》!」


「ふふ。

褒めても秘蔵りん様アルバムはあげないわよ。

それにりん様は《僭越ながら勝手に呼んではいけないあの天の秘匿》。私の《秘匿様》なの。

勇者や神や魔王よりも尊き存在なのよ!!」


「褒めてないし、いらんがな。瞳孔開いてて怖いよあんた」


私は見上げた。

坩堝学園の開門を待つために。


「開門時間から並ぶとかないわあ………」


ごちりながらも付き合ってくれる桃ちゃん。

控えめに女神様である。


仕方がないのだ。

りん様には人を狂わす《カリスマ》がある。

幽玄異郷は《惚れたら負け》な社会だ。

射抜かれてしまったが最後その欲求には抗えないのが幽玄異郷の民だ。


「信仰の前に自分の睡眠は無意味よ」


「いやいや。体の資本あっての《推し活動》でしょ。

あの群れを捌いてる《アイリス生徒会》も超人よね………

ほら。もういるよ。《りん様親衛隊》兼《雷クラス》の人達」


 新入生の中でも選ばれし者が集いしクラス《雷クラス(いかずちクラス)》。

新入生の殆んどがそのクラスへ入るための試練に挑戦した。


それは過酷だった。 

なんせ一日で殆んどの生徒が諦めたのだから。


私?

勿論していない。

あれらは《野心あるもの》のイベントだ。

モブはモブらしく見知った教諭の待つ普通クラスに入った。


私の誇るりん様と鍋を囲っていた8人はその後試練を突破してその誉れ高い教室《金剛の宮(ダイヤモンドパレス)》を手に入れた。


その神殿はかつて勇者様と聖女様が新居にする予定だったと噂の大豪邸だ。噂だけど。

ドラゴン種の魔獣の心臓にある魔石ダイヤモンドで出来たクラス。宝石が建物とか規格外すぎる。流石は坩堝学園。


正しくりん様の覇道を成すのに素晴らしいクラスだ。

全貌は日々《同士》が魔導端末で話してくれる内容から見取り図を作りつつある。


 今のところわかるのは教室なのに裏庭には露天風呂があることとフルーツ牛乳が美味しいこと。


露天風呂。少し羨ましい。

モブが抱いてはいけない感情が走るけど諌める。

身の程。大事。

まだまだ未開の地への興味の探索は続く。


 門が開く音がした。

跳ね上げ橋が下がったのだ。

寮生も自宅通学者もこの跳ね上げ橋が開かないと学園には入れない。塀は高いし羽があっても門番がいる。

この敷地内では《移動魔術》もはじかれる結界が施されているから上級生でもズルは出来ない。

皆大人しく門が開き切るのを待っていた。


「あ。第1関門だ」


桃ちゃんが指さした場所に彼等はいた。

巨大な黒熊獣人族の先輩と可憐で華奢な妖精族の先輩だ。


「おはよう!良い子の諸君!!

朝ごはんは食べましたか!!睡眠は取れてますか!!」


「おはようございます!!

貴女!!顔色が悪い!

学食へ朝ごはんを頂いてから教室に!!」


「「「「お………おはようございます〜」」」」




 仁王立ちで校門前にいるのは生徒会副会長の二人。黒熊のほうがスレア・スルト先輩と妖精族のほうがイーテディ・エール先輩だ。

威圧感が違う。


何故この二人がこんな下っ端の挨拶運動をしているのか。

彼等はかつて旧生徒会を率いた二大団の団長。頂点に立っていた御仁だ。恐れ多い。

この二人が挨拶運動。

混沌としそうな群衆とざわめきが一瞬で静まる。

二人のカリスマと威圧感が自然と群衆を統率するのだ。

二人はりん様と団の存続をかけた試練に負けた敗者だ。


 歴代の敗者は殆んど休学し病院送りにされた歴史があった。

二人はそうならなかった。

二人が腐らず晒されず、存在意義を見失わないまま瞳を輝かせ職務を全うしている姿こそが神話だった。

りん様の覇道の一つだ。


りん様の威光が説明しなくともわかる光景に涙が出そうになった。


「第1関門、体調チェック。

りん様は自身のために他者が悲しむのを良しとしない方。

そんなりん様の崇高なお考えを遂行する元トップのお二方。

あぁ!最高の布陣の萌えだわ」


「普通に学園に体調不良は来ちゃ駄目でしょ」


バチリ。

目が合うことは想定内。

私は知っている。彼女は《見える人》だ。


 幽霊族は何故幽霊族なのか。

透明だから。それだけだ。

着ている服から持っている持ち物まで透ける。

私の生まれ持ったギフト《透明(クリア)》は限りなく存在を薄くする。

氏神様の祝福のギフトは種族らしさと共に個性を殺す。

私みたいなモブには安定した能力だけど殆んどの子供達はギフトは強くなってから授かる。

だって。

早く決めたらそれだけ将来の可能性が狭まるから。

強い神様に愛されたら儲けもんだから。


勿論私は普通じゃないから当てはまらない。

安定。大事。


そんな透明の私を視認できる人。

それは桃ちゃんみたいな私が《見せたい》と思う人か《視えてしまう人》だ。

なにをか。

《幽霊》を。



おっと。

幽霊族と幽霊。同じじゃん?

そう思うのは無知だ。

現し世人類しか許されない無知さだ。

人に取り憑くものと一緒にはされたくはない。


副会長イーテディ先輩がニッコリと私を見て微笑んだ。


「ごきげんよう。お嬢さん。

今日は少し白粉が濃いめよ?リップも濃いわ。オシャレも良いけどやり過ぎは肌の大敵よ。程々にね?」

「は………はい!」


桃ちゃんが信じられないような顔をした。

私も信じられない。

彼女は私の隈隠しの分厚い化粧を見抜いた。

透明なのに。

桃ちゃんの隣には空気しかないように見えるはずなのに。


視えている人でも薄っすらと輪郭が見えるほどなのに!!


「やっぱり………強者なんだね」

炉度(ロード)《5伍》だもんね。

炉度計測すらしてない私らと格が違うもん」


 坩堝学園だけでなく幽玄異郷は《炉度社会》だ。

1から10まである数字は大きければ大きいほど《強さ》《格》を意味する。

炉度を調べると魔素量と功績を表したボタン型の勲章を貰う。名家では炉度を計測する宝玉があるけど普通は学園に入学しないと測定出来ない。

まだ私達モブはそれらの検査は二学期だ。

今はまだ炉度すらわからない私達からすると《5伍》など雲の上だ。


因みに《10》はこの世で三人しかいない。

《9》ですら都市伝説だ。


でも炉度だけではないかもしれない。

同じ《5伍》のボタンを襟につけたスレア副会長は私のほうを視認できない。薄っすらと見えるのだろうけど輪郭ぐらいなのだろう。《視える》は結構素質だったりする。


 でも今回の勝ち筋は得た。

見える彼女ですら私の隈は分からなかったのだ。

これはいける。

私は次の関門に向かった。


「おはようございます。

生徒会役員への陳情はこちら。貢物はこちら。ファンレターはあちら。手ぶら挨拶はあの列へ。


会長への直接のプレゼントは倫理的危険物の判断が困難ですのでご遠慮ください」


捌いてるのは生徒会役員の《側近枠》雷クラスの(せい)君だ。


彼は苗字を開示していない珍しい生徒だ。

でもそれは坩堝学園。

それは暗に《只者ではない》ものを表している。

《家名》で彼の価値が変わる。

そのくらいの貴族の名家か、苗字のない本当の庶民かの二択である。

あの勇者御一行の偉人《フルカス将軍》も家名はないのだ。

家名は種族や信仰や血筋を表す。

《孤児》は総じて家名がないものだ。


でも。


ーーーこの人は絶対貴族でしょ。


 だってまず《モブ臭》がしない。

視線の運びに余裕はあるし所作は洗練されている。

少し陰気に思われがちな真っ黒なフードつきローブで頭を覆っているのにオーラが違うのだ。

輝かしいものはないのに何故か惹きつけられるものがある。

黒髪黒目の地味な部類の色味の人。

でも物腰は柔らかいのに目線が鋭い。

この人は瞳に圧を込められる人だ。


人の出自への疑問をあえて桃ちゃんには言わない。

やっぱり下品だと思うのだ。根拠のない噂や勘ぐりは。

でも。


「イケメンや」

「それな」


そして。

同じ匂いがするのだ。


「りん様信奉者………」

「あっちもなかなかの強火みたいだよね」


 彼は時折うっとりと背後のりん様が居るであろう方角に視線を送る。

胸元にあるアイリス団を表すバッチに手を添えながら。

虹色の矢が天空の雷を穿つエンブレム。

《虹色の君》と呼ばれるりん様を表すエンブレムだ。

彼は普段クールキャラだ。

そんな彼が色を放つのは偏にりん様のみ。


この色気に被弾する哀れな乙女の多い事多い事。

目の前の女生徒がそれだった。

彼女は彼と目が合ったのか悲鳴を上げ倒れた。直ぐ様生徒会平役員が回収して救護室に運んでいる。


朝から救護室が忙しいのはこの学園くらいではないだろうか。



そんな彼の炉度は《4肆》。

新入生としては化け物クラスである。


そんな星君の目の前をーーー。

通った。

通ったのだ。


やはり彼は視認出来ていない。

今日の勝ち筋は嵌っている。ツイている。


 私と桃ちゃんは《手ぶら挨拶》列に通された。


「貢物、ラブレター列に嵌まるとそのまま《登校列》に通されてしまうのよ。

貢物とラブレター=《婚活市場(ラブバーゲン)》目的と思われて弾かれてしまうのよ。

ちッ………。純粋なファン心理の貢物すら本人に渡らないのは恋愛至上主義の有象無象達と私を一緒にするあの男の浅ましさのせいなのよ。

くッ………。腹黒よあの人」


「まあ………。婚活市場(ラブバーゲン)に命かけてる人達の気持ちもわからないわけでもないしね。

だってあの《現し世人類》だもん」


「りん様をそんな低俗な思想で語らないでほしいのよ」

「でた。解釈違い」


現し世人類。

幽玄異郷の民が《神話側》の人なら。

現し世人類は《神の理から外れた稀有な側》の人なのだ。


だから昔から魔王を倒すのは殆んどが現し世人類の勇者だし。

神が花嫁に欲するのは現し世人類の乙女だ。


この幽玄異郷の民が《伴侶》として欲しがる人種。

それが《現し世人類》だ。

そんな彼女は美しくカリスマもあり慈悲深い。

人気がでないはずがない。


どんどん景色は流れる。

長いながい校舎本館の入口までの入口へ続く道が遠く感じてしまう。

でも。

両脇にいる《側近》の面々を通り越すたびに胸ははやる。


「おはよう!!」


「猿田くん〜!こっち見て〜」

「おう!あんがとな」

「「きゃ〜!」」


彼は自分へのプレゼントを遠慮せず普通に受け取る。

ニカリと笑いお礼も込みで。

陽の人だ。

赤髪の猿族なのに鬼族と見紛う巨体を持つ猿田 一彦(さるた かずひこ)君は腕組みしながら威圧的に笑う美丈夫だ。

彼の襟には《3参》のボタン。

強者だ。新入生にしては。

《5伍》の副会長が化け物なのだ。

だって。

坩堝学園の卒業資格炉度は《5伍》だから。

一般企業や役所に推薦される炉度だ。

二年生のスレア副会長とイーテディ副会長がおかしいのだ。

そんな副会長を下したりん様はもっと凄いのだけど。


「あ。猿田いいなあ………」

「アンテ〜!この後部室にプレゼントあるからなあ」

「先輩〜!それ《研究資料(プレゼント)》っすよね?

いらないよ〜。


あ。かわいいこちゃん〜!!今日のリップかわいいね〜!」


反対側で情けない声で叫んでいるのはアンテ・クオニ。

緑髪に緑の瞳のイケメンだ。

イケメンなのに。

彼だってあのエリートクラスの一員だ。

なのに。

彼の周りにいるのは男ばかり。

女の子はいない。

何故なんだろうか。


「彼、雑種なのよね………。イケメンだけど」

「勿体ないよね………イケメンなのに」


目の前の女生徒が呟いた言葉にギョッとしたのは私だけじゃなかった。

桃ちゃんも驚愕している。


「雑種………。え。存在したんだ」

「種族不明かあ………それは婚活市場ではモテないね」


この幽玄異郷は他種族国家だ。

だからといって異種族婚は可能だ。

鬼族と人魚族の夫婦もいる。

天使族と悪魔族も禁忌ではない。


でも。

子供達は絶対にどちらかの種族になるのだ。

それなのにその絶対に当てはまらない存在がいるのだ。


子供のうちに種族が確定しない。

安定しない存在。

それが《雑種》である。


差別は良くないのは分かっているけど彼は幽玄異郷では《異端》や《障害者》扱いだ。


でも。

だからか。


納得した。

だってアンテ君は萎縮してない。

瞳が死んでない。

女の子達から明らかに《差別》されているのに腐ってない。

親とも兄弟とも似ないって凄い寂しいことだ。

彼はその孤独と闘っているのに卑屈じゃない。

男子相手にお茶らけていることもヘラヘラしていられることすらすごいことだ。


「中身イケメンかあ………。りん様のクラスメイトらしいや」

「規格外じゃないと侍らんないんじゃないの?」

「それはそう」


 猿田君もアンテ君も通り越す。

猿田君なんかオラついていた上級生捕まえて治安部隊の平役員に投げていた。物理的に。ひょいっと。

力自慢なのは確かなようだ。

私は《危険物判定》はされなかったみたいだ。

勿論アンテ君とも目は合わない。

まだ勝ち筋は消えてない。


まだまだ本館までの道は続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ