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赤木の森の下影に  作者: 一人雅伸
舟人渡る川の畔
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 <福祉教育(車椅子体験学習)>

 <福祉教育(車椅子体験学習)>


 市の福祉センターから、新しい車椅子を20台ばかり、小型トラックに載せて運んで来ました。今日は、全校児童の車椅子体験学習の日です。


 1台の車椅子に、2・3人のグループが割り当てられました。最初に、福祉センタ―の職員から、

① 車椅子の仕組みや操作について

② 車椅子の活用について

③ 車椅子の運転の仕方について

の説明を聞き、グループで実践をしました。


 最初は不慣れでしたので遠慮がちでしたが、慣れてくると体育館だけでは間に合わず、渡り廊下から校舎の廊下まで押していきました。

 子どもは、特に興味あるものは、夢中になれますので、覚えるのも早いものです。自分で運転するのが、一番抵抗があったようです。腕の力が必要になってきます。

 もう一つの問題点は、建物の中の段差です。これはどうしても補助者が必要です。健常者との触れ合いが必要になってきます。その為、どうしても健常者の車椅子に対する知識と経験が必要になります。


 福祉センターからのお願いということで、身障者への援助指導について次のようなことの指導をうけました。

① 室内に段差の無い作り、段差の無い家  

② 学校・公民館・病院等、車椅子への配慮がなされて来ましたが、まだ、充分とは言えない。これから、新たに出来る公共施設に、このような段差の無い建物が必要でしょう。

③ 特に問題は、道路や公園などです。これは、やはり、一般の人の見守りの心が必要でしょう。いつでも、進んで、その様な場面に出会った場合、助け合う心がけは勿論ですが、誰もが車椅子の体験を身につけていて、いざという時には、いつでも手助けをしてやる、このような社会になることが、「助け合う社会」です。

④ 身近に居る身障者とは、触れ合いを多く持つように心がけましょう。

このような、指導を受けました。


 子どもも教師も、これからの社会全体を考える時、単なる「助け合い」の抽象的な言葉だけでなく、「車椅子体験学習」のような体験を少しでも多く身につけて、当たらなければならない時代になってきたことを、心から感じ取れるようになりました。


 「車椅子体験学習」は、子ども達にとっても、珍しいので、遊び心が中心になります。子ども達は大変興味を持って体験しましたが、このような体験を通して、身障者の気持ちがわかり、助け合いの心が生まれて来るのではないでしょうか。




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