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赤木の森の下影に  作者: 一人雅伸
舟人渡る川の畔
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 <福祉教育(お年寄りへの手紙)>

 <福祉教育(お年寄りへの手紙)> 


 全児童に、道徳の時間に、『近所のお年寄りと話をしたことがあるか』という課題で、お年寄りとの触れ合いについて話し合わせました。

 その結果、お年寄りに手紙を出すことになりました。

 中には、2キロメートルも離れている所は、6年生が行くことになりました。

 やっと歩いているようなお婆さんが多かったようです。

 でも、皆、にこにこして、喜んで、学校の事をいろいろ聞き出すのです。そして、必ず、自分の子供の頃、遊んだことや、運動会のことを思い出しては、懐かしそうに、ぽつぽつと語るのです。子供たちも、昔の船水川小学校って、どんな学校だったのかなと、想像しながら聞いているようでした。

 最後に必ず

『また、来てね、元気で勉強してね、ありがとうね。』

と言う言葉をかけてくれました。


 後で、子供たちにアンケートをとりました。


① お年寄りとの触れ合いの感想は

② お年寄りの印象は

③ 返事は来ましたか

④ お年寄りとの触れ合いについて、これからどうしたら良いと思うか

⑤ お年寄りから学んだことは


 等、覚えていることを羅列してみましたが、子供の反応も新鮮なものが多く見られました。(アンケートのまとめは、福祉センターへ提出)このような、手紙のやり取りから、自分の家や親戚の老人とは、また、違った印象や雰囲気を味わったようです。


 自分の家の老人だと、お年玉を貰うとか、玩具を買って貰ったとかが多いのですが、また、庭の草むしりや掃除など、その上に、田んぼへ出て田んぼの仕事に精出して、働いている姿などを見ているわけですから、他所の老人と、家族の老人とでは、自然と親密度が異なって来るのは、当然です。しかし、よその家の年寄りに触れ合う機会が多ければ多いほど、家族の年寄りに対する愛情や親密度も深まって来るのです。

 運動会の時、敬老会も兼ねて、お年寄りを招待します。その時に、子どもの代表が、お年寄りにお礼の言葉を述べます。その言葉も、年々、お年寄りに対する感謝の心や、何時までも元気に、楽しい人生を送ってもらいたい希望や、いつでも仲良く触れ合って、楽しいお付き合いができますようにという願望に、心が篭もって来たように思われてきました。


 それにしても、運動会の度に感じるのですが、船水川町の老人の割合は、子どもの数より3倍も多かったように思いました。そして、皆、元気で明るい老人が多いのです。




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