村、触手、スライムにて、旅人と
大変申し訳ないです!!
期末試験やらバイトの研修やら検定の講習やら友人との戦場の絆やらで書く時間が無く、気づけば三週間目に……。
挙げ句になんか構成が微妙です……(泣)
こんな作者でも皆さん、見てくれますか?
太陽が真上に来た辺り、時間で言うところの十二時から一時といったところか。村のあちこちからは、ゲル状の触手によって持ち上げられ、そのまま辱しめられている村人たちがいた。
べ、別に十八禁的な意味じゃないんだからね!?
そもそも、この線水手操は俺が編み出した忍術擬きであり、大気中の水分を集めてファンタジー中で最も有名なモンスター、スライム君を造り出す術だ。
しかもこの術で造り出したスライム君は頭がよく、事前に教え込んだ指示をすると、まるで訓練された軍人のようにテキパキと動いてくれるのだ。と言うか、自己が無いので、指示をしないといっさい動かないのだが……。
しかも水分があればあるほど巨大化するから相手からしてみたら悪夢に近いだろう。
ちなみに、術を発動する前に指をくねくね動かしていたのをユーリに気味悪がれたが、あれはスライム君に命令をプログラムとして埋め込む作業をしていたためだ。決してパンを作るためじゃない。
現に、触手によって高々と掲げられた村人たちを、なにか悪い夢だとクルスは若干虚ろな目で眺めている。
「いやぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ!!」
お、また村人を一人捕まえたな。
正直に言うと、俺自身もこの術はやりすぎではないかと思っている。
しかし、やっぱり見せ技ってのはやりたいわけで……。
まあ何を言いたいかと言うと。
「やり過ぎたな」
「なら止めろよ!?」
ポツリと呟いたのを見逃さず、すかさずユーリがツッコミを入れてくる。
なかなかやるな。俺とお前ならさ〇ぁ~ずにも勝てる気がするぜ。
「まあ、そんなことはどうでもいいか」
それだけ呟いて、俺は両手を広げて二回叩いた。
たったその動作だけでスライム君は動きを変え、村人たちの両手両足を後ろ手に縛り上げて一ヵ所に集めた。もちろん村長っぽいオッサンだけ別にして。
村人たちは何が起こったのかわからず、思考が停止しているようで一切身動きをしなかったが、俺がオッサンに向かって歩き出すと、皆一様に俺を見てきた。
その目に浮かんでいたのは畏怖と絶望だったけど、正直ガラスのハートな俺としては一斉に見られるとビビってしまう。
しかし、ここでビビってしまうとカッコ悪いので我慢し、オッサンの目の前まで歩み寄り、覗き込むようにしゃがんだ。
「……ひっ」
「安心しなよオッサン。俺はこれ以上あんたたちに危害を与えるつもりは一切ねぇからよ」
「ほ……本当か?嘘じゃないんだな!?」
「ああ、本当さ。だからそんなにビビるなって」
できる限り優しく笑ってやるとオッサンの目から幾らかもに戻り、正気を取り戻したように見えた。
それと同時に、どのような行動をすれば最大限の譲歩ができるのかを考えたのだろう。目の奥で利益を求める商人のような目が一瞬だけ垣間見れた。
「ンで、さ。ものは相談なんだがね?もう二度と悪さをしないって言うんなら、俺たちを襲った事はギルドに告げ口しないでおいてあげるよ?」
「なぁ!?」
「おい、マコト!?」
後ろからユーリとクルスの声が聞こえるが無視だ。……ん?エリス?あいつならスライム君をキラキラした目で見つめながらつついてますけどなにか?
「……それは本当か?」
「もぉちろんさぁ。俺は生まれてこの方、嘘をついたことなんて……まあ多々あるが、今だけは本気だぜ?」
さて、どう出てくるか……って言ってもこいつに残ってる選択肢なんて一つしか残ってないんだけどな。
それに俺の言葉には色々と穴がある。
だからルーク、俺を睨むんじゃねぇ、柄に手を伸ばすんじゃねぇ!!
「……わかった。もう悪さなんかしねぇから、こいつをほどいてくれ!!」
「契・約・成・立、ってね♪」
そう言って立ち上がった俺は、腕を天に伸ばし、指をパチンッと鳴らした。
すると、オッサンを縛っていたスライム印の触手縄がほどかれ、自由の身となり、手首や足首をさすり始める。
やはり、スライムといえども縛られるのは痛いみたいだ。
「大丈夫かい?」
そう問いかけると、オッサンはコクリと小さく頷いて口元に笑みを浮かべた。
まあ、その余裕もすぐになくなると思うが。
「おいマコト、いったいどういうつもりだ!?」
「口約束だけで罪人を野放しにするなぞ、正気の沙汰ではないぞ!?」
確かに、口約束だけで収まるやつらだとは俺も思っていない。
「まあまあ、ここは俺の顔をたててってことでひとつ。頼むよ」
だからこそ、俺は手を打つ。
いまにも斬りかかってきそうなルーク……は無理なので、まだ回りを警戒しながらも、状況を把握しようとしているクルスへと託すことにしよう。
(馬車を確保しておけ)
「…………っ、付き合っていられるか。ルーク、エリス。行くぞ」
「お、おい?いきなりどうしたよクルス」
「あぁ!?待ってぇ。もっとスライムを解析させてぇ!!」
どうやら口パクでも、この世界はちゃんと通じるようだ。ここだけは賭けだったがなんとかなった。
それに、俺の探していたものも見つかった。これでこの村は終わりだな。
……しかしエリス。お前はもう少し緊張感を持て。
「あの、村人たちの拘束はほどいて貰えないのでしょうか?」
「その前にオッサン。あんたにいくつか聞きたいことがあるんだが」
「はい、よろしいですよ。私で宜しければ何でもお聞きください」
「じゃあ遠慮なく。……彼女たちは、なんだ?」
ゴマをするように何でも聞けといったオッサンの後ろの建物――――村民の家だと思われる木造の建物を壊しながら現れたのは、俺の横で蠢いているスライム君と同時に作り出した、スライム君二号だった。
しかし、俺が指差した先はスライム君二号ではなく、二号の中に造られたゲル状の檻。その中で叫ぶ気力もないのか虚ろな目をして、質素な布とも言える服に身を包み、赤い首輪を着けた女性たちだ。
「あ、あれは……っ」
「あれま、答えられないか?オッサンのだと思う大きな家の地下にいたんだけどさ。……もう一度聞こうか。彼女たちはなんなんだ?」
そう問われたオッサンは、なにかに怯えているようにガタガタと震え始めた……が、はたとなにかに気づいたかのような顔をして、次に嫌らしい顔つきに戻っていった。
「あれはただの奴隷めにございます」
「ほう。奴隷、か」
「はい。この村に害をもたらそうとしたもの等を捕らえ、奴隷に身を堕とさせました」
害、ね。
大方、自分達の悪事を暴かれて、告発されそうになったから捕まえて奴隷にしたってところか。
だいたい、その中に十歳かそこらの女の子も混じってんのが気に喰わねぇ。
「なんでしたら一匹、お近づきの品として差し上げましょう」
「……おいオッサン。テメェ、いまなんつった?」
「へ?」
オッサン、テメェは俺の前でしてはいけないことをしてしまったな。
俺は、俺はなぁ……。
「俺は人を人として扱わねぇクズが大っ嫌いなんだよ!!」
ぶちギレた俺の迫力に押されてか、尻餅をつくオッサン。
「それになぁ、なに勘違いしているのか知らないが、俺が許すと言ったのは、俺たちに対してやった行いだけだ!!それ以外は許したつもりは無い!!」
その言葉と同時に、スライム君の触手がオッサンに殺到し、再び拘束する。
「き、貴様嘘をついたな!!貴様は危害を加えないって……がばっ!?」
全身を包み込み、拘束し終えたスライム君は命令通り、顔も覆って静かにさせた。
実質、このまま拘束し続ければオッサンは死ぬが、俺の知ったことではない。
事実、オッサンは気道を確保しようと口の回りに張り付いているスライム君を取ろうとしているが、取った瞬間他のところから補われるので不可能だろう。
「嘘はついてないさ。俺は危害を加えていない。俺は、ね……」
それだけ言って、俺はクルスたちが向かって行った方へと歩きだす。
背後にはスライム君の中に力無く浮かぶオッサンを横目で一瞥してから……。
おはぎうめゃー。
どうも、お久しぶりですね。夏候燕です。
今日はお彼岸と言うわけで、パートさんからおはぎをいただきました。
そうそう、焼き鳥屋のバイトに受かりまして、毎週三回デパートの地下にあるお店で接客やってます。五時間立ちっぱです(ガクガク
それと戦場の絆面白いですね。
学校の友人に誘われて始めたのですが、もう面白くて面白くて、財布の中身がどんどん消えていきましたよ(泣)
作者的に一回二ゲームで三百円って高いと思うんですよね。
そんなことを愚痴りながらもゲルググ(G)に乗っていますww
それとお給料が出たらケータイを変えたいと思いまする。
やっぱりSoftBankだったらiPhone5ですかねぇ……。
まあそんなことは給料入ってから考えればいいですよね!!
それでは皆さん、批判、感想、誤字脱字のご指摘など心よりお待ちしています!!




