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奴隷商の男  作者: ねこのけ
第二章
20/52

第20話 閑話 給仕服の一日


 ガラガラガラガラ

 

 車輪は回り続け幾日か


 段々と潮の香りが漂い、馬車を叩く風が強くなっていく。フカフカで柔らかい椅子に腰を痛めることなく、私、レイラは運ばれる。


「……」


 カーテンの奥から見える木々。その間を縫い水面の白い反射が、レイラの眼を細まさせる。


 そしてさらに少しの時間が経ち車輪の音が止まる。扉はキィっと音を立て開かれると、強く風が吹き込みレイラの黒髪を揺らす。


「到着でございます。お足元お気をつけを」


 身なりの良い初老の執事。それが扉の向こうで出迎える。レイラはその手を取り、久々の地面を踏みしめる。


 一瞬白む当たりの景色。だが段々と眼が慣れれば、レイラの視界には港町と白く輝く海が見下ろせた。


「北の海ですか」


「えぇ。この時期は稀に海が凍り渡れますよ」


 どうやらここは少し丘になっているらしく、辺りを一望できる。そしてその対岸にあるのは、例の滅ぼされたという国があるのだろう。


「……広い」


 あの広大な海からまた奴隷の子が沢山連れて来られているのか。そんな事に想い馳せるレイラの手を、執事は恭しく引く。


「さ、お館様がお待ちです」


 鼻腔を通り抜ける何かの花の香り。それは広い館の庭からのものなのだろう。

 レイラは新たな環境に動揺しつつも、執事の呼びかけに応じる。


「え、えぇ」


 奴隷としての扱いを想定していた。だが変に客人扱いされ戸惑うばかりのレイラ。そしてその戸惑いは終わる事が無いまま、館の中へと通される。


「……すご」


 首が痛くなるような位置に灯があり、見た事も無い様な異国の調度品が並ぶ。それになんの香りか分からない、落ち着くような優しい匂いが辺りを漂う。


 そんな空間で、レイラは連れられるがまま歩き進めると、ある部屋の前で執事が立ち止まる。


「中に給仕長がおりますので。一度身なりをお整え下され」


 胸に手をやり軽く頭を下げる執事。それに居心地の悪さを感じながらレイラは、部屋に入るとずらっと並ぶ布に衣服。


 そしてその真ん中には、給仕服を着た淡い水色の髪を伸ばした女給が1人。それが裾をつまみ礼をしている。


「初めまして。オークランス伯爵館給仕長、ユリア・ブラームスと言います。これからよろしくお願いしますね」


 顔を上げニコッと笑いかけるユリアと名乗ったその人。奴隷商へ手紙を送っていた人物と同名。同じ奴隷の立場なのは、火傷跡のある首元の紋章で分かる。だが奴隷にしては身なりも良く。優しく明るそうな人柄に見えた。

 

 そう思いつつもレイラは奴隷商に教えられた事を思い出しながら、作法でお辞儀を返す。


「お初にお目にかかります。本日よりこちらでお世話になります、レイラと申します。家名は捨て子な為持ち合わせておらず、ご容赦の程」


 そう自己紹介をするが、なぜかユリアからの返事は無い。だが頭をあげる訳にも行かず、ソワソワしていると、楽し気な笑い声が聞こえる。


「流石仕込まれてますね。あの人の所の子なだけありますね」


 その言葉に顔を上げると、透き通る湖面の様な紺色の瞳。それがレイラを捉え、コツコツと距離を縮める。


「同じ施設出身同士仲良くしましょうね」


 ラウラの手はレイラの髪を撫で、そのまま体をぺたぺたと触っていく。それがくすぐったくも恥ずかしくもあり、レイラは体を捻る。


「え、ちょ、ちょっと何を━━」


 だが予想以上の力に抑えられ、ユリアの手は止まらない。


「給仕服を仕立てないといけないのでね。我慢してください」


 聞きたい事に気になる事はあった。だが今はユリアの成すがままに時間が過ぎるのを待つ。

 そうして数分。色々メモを取っていたらしい、ユリアはレイラを解放する。


「うん。近いのがあるからすぐに用意出来そうかな」


 手早くユリアは給仕服を探し手に取る。レイラはどうしたら良いのか分からず、その場に立ち尽くすが、すぐにユリアが声を掛ける。


「先にお風呂入ってきて。そこの扉から女給用のがあるから」


 巻き尺を手に持ち微笑むユリア。奴隷とは思えないほどの活き活きとした姿だった。


「あ、はい。分かりました」


 レイラは、言われるがままユリアが指差した扉に手を掛ける。おおよそ悪い人では無さそうと安心しつつ、扉を開ければ綺麗に整えられた脱衣場。


「奴隷用だよね……これ」


 綺麗なタオルが重ね置かれ、貴重な石鹸までもある。そう茫然としていると後ろからユリアの声が響く。


「あの奴隷商さんも石鹸とか買ってくれなかった~?私が居た時毎回切り詰めてた記憶なんだけど~」


 振り返ると開け放たれた扉から覗くように首を伸ばすユリア。だがそれは良いとしても、レイラにはユリアの言っている事にピンとこない。


「……?同じ奴隷商の話してます?」


 そう言うが、ユリアも何を言っているんだとポカンとする。


「え、あの黒い外套着てる人でしょ?」


 やはり同じ奴隷商の事を思い浮かべているらしい。


「あぁ……まぁ一緒の人ですか……」


 5年も時間が経っているから色々違うのだろう。だが、どうにもあの奴隷商もいつも貧乏そうだったから、高価な石鹸を買っている想像ができない。


 そんな考え込むレイラに、ユリアは不思議そうにしつつもニコッと笑いかける。


「ま、後でまたいっぱい話そうか!とりあえず入っちゃって!!」


 バタンと扉が締められる。何がなんだかとなりつつも、レイラは大人しく服を脱ぎカゴに放り込む。そしてガラガラと扉を開けると、一気に湯気と熱気が体を覆う。


「あっつ」


 咄嗟に顔を覆う。だが香ってくる嗅いだことのない良い匂いを感じる。

 そしてゆっくりと眼を開き、曇る中を進めば、円形のそれなりの大きさの湯舟がある。一生見る事も入る事も無いだろうと思っていたそれに、非現実な感覚に陥ってしまう。


「……これで使い方あってるのかな」


 置いてあった桶でお湯を掬いそのまま浴びる。そして備え付けの石鹸を慣れない手つきで擦り体を拭く。

 1人でこの広い空間を占有する罪悪感のような居心地の悪さ。それになんでこんな事になっているのかという、困惑。


 全くもって落ち着かないレイラだが、体を洗うとそっと湯舟へと浸かる。


「おぉ……すご」


 温かい。それになんだか少し変な匂いもする。温泉という奴なのだろうか。そう思いつつ肩までしっかり浸かる。


 辺りは急に静かになる。だがそれが気にならない程、長旅の疲れが湯舟に溶け出るような感覚。体の芯が段々と温まっていく心地よさ。


「これ毎日って……良いな」


 困惑はどこへやら。初めての体験にニヤニヤと笑みが零れてしまう。これでは水浴びだけの日々には戻れそうにないかもしれない。


 そうして湯に浸かり続ければ、レイラの緊張は解け、すっかり力が抜けきってしまう。


「えへ。やばい。寝そう」 


 柄にもない独り言だと思う。だが意志とは別に顔も体も力が抜けていく。そんな癒しのひと時だったのだが、ふと顔に影がかかる。


「印象と違って可愛い顔しますね。あと寝ちゃダメですよ」


 水色の髪を垂らし、ニコニコとレイラの顔を覗くユリア。レイラの緩んでいた緊張が一気に戻り、水音と共に起き上がる。


「あ、えっ!すみませんっ!!」


 飛び散る湯舟のお湯を避けるように、ユリアは軽い身のこなしで飛びのく。


「お、っとっと。慌ただしい子ですね」


 ユリアは髪を耳に掛け、一切濡れていないその給仕服を払う。レイラは自身の体を隠しつつも、慌ただしく体勢を立て直す。


「あ、いやぁ……はは」


 愛想笑いを浮かべつつ、いつの間にかかなりの時間を浸かっていたらしいことに気付く。まだ数分しか浸かっていない感覚だったレイラにとって、それだけ湯舟という物が気に入った証左でもあった。


 それを微笑ましく見ながらも、ユリアは歩き出す。


「じゃあ仕立てが終わったので来てくださいね」


 そのユリアの背を追うように、レイラはもたつきながらついて行く。そして脱衣所で体を拭けば、早速だとユリアに給仕服を着させられる。


「……高そ」


 ボソッとそんな感想が漏れてしまう程、肌触りの良いそれ。香りもよく、思いのほか可愛らしいその服にレイラのテンションは上がっていた。


「これ毎日着れるんです?」


 子供を眺めるように微笑むユリア。歳的にもそれなりに離れているから、妹のような物と言われればそうであった。


「そうですよ。お館様からの大事なお預かり物ですからしっかりね」


 レイラは頷きつつ、体を回し裾を靡かせる。まさかこんな展開になるとは思いもしておらず、気分が高揚しっぱなしだ。


 だが、それを窘めるようユリアは、そっとレイラの背に手を当てる。


「じゃあこのままお館様にお目通りしますよ」


 レイラの軽々しかった足取りが固まる。そして片言になりながら、確認を取る様に聞き返す。


「え、私がですか?奴隷ですよ……?」


 今日は疑問ばかりが浮かんでくるレイラ。だがそれも慣れた反応なのか、ユリアは微笑みレイラの手を取る。


「寛大なお方ですから。ただの顔合わせと思えば大丈夫」


 ポンっとレイラの頭に手が乗った。どうやらレイラに選択権はないらしかった。

 

 そうして2人は廊下を歩き広い館を進む。ユリアの歩き方をレイラは見様見真似で付いて行くが、どうにも足元が覚束ない。


 そんな中一歩分先を歩くユリアが問いかけてくる。


「あの人は今どうですか。手紙の様子だと心配で」


 あの人とは奴隷商の事だろう。

 半年に一度は手紙を寄越し、偶に贈り物までも一緒にしていた人。仲の良い事は察しがついていたが、あの奴隷商が奴隷と仲良くなる性根にはどうにも思えない。


「あぁ……そうですね……」


 だから反応を探る様にレイラは正直に答える。


「厳しい人ですね。端的に言えば」


 ユリアが歩きながらも振り返り、目元を細める。


「へぇ。あの人が」


 それがどんな感情の反応かは分からないが、レイラはそのまま続ける。


「奴隷達からも嫌われてますね。不愛想で堅苦しいし訓練は厳しいから」


 コツっとユリアの足音が止まる。自身の足元に意識が向いていたレイラは、遅れてユリアの隣に立ち止まる。そしてユリアの顔色を伺うが、微笑んでいた顔は固く眉をひそめている。


「……まだ無理をして」


「……?」


 意味が分かるようで分からない。確かにレイラ自身奴隷商への感情は憎しみよりも、好感の方が大きくなりつつはあった。だが、どうにも今日このユリアという人物との会話には違和感が多かった。


 だがそのユリアは一言呟き、またコツコツと歩き出す。


「また手紙出しますか」


 説明を欲するレイラだが聞き返せる様子では無く黙る。そしてユリア側からも話しかけられることなく、重厚感のある扉の前へと案内される。


「失礼の無いようにね。分かってると思うけど」


 柔和な雰囲気の奥にある圧。それは言葉通りの意味で、確かにレイラに対して牽制をしているようだった。


「……気を付けます」


 体が硬くなる。さっきまで湯で落ち着いていた頃が大昔のように、体は冷えていってしまう。相手は伯爵、普通なら謁見すら叶わないような雲の上の人物。機嫌1つで文字通りレイラの首が飛んでしまう。


「……よしっ」


 気合と共にドアノブを握る。冷たくてひんやりする。


 そしてノブを回そうとするが、ユリアがレイラの肩に手を置く。


「失礼が無いようにって言ったでしょ」


 ユリアは微笑み、空中でノックをする素振りを見せる。それを見てレイラは思い出したかのように、ノブから手を離す。そのままドアにノックをすれば、すぐに中から女性の声が聞こえてくる。


「どうぞ」


 レイラは一応ユリアを一瞥する。するとユリアは頷くので、レイラは大きく息を吸う。


「失礼します!」


 声を上ずらせながらレイラはノブを回し中に進みいる。

 

 その部屋は明らかに雰囲気からして貴族の書斎だった。一つの小物さえ値段が高くつきそうな物ばかり、見たことの無い調度品も皿に沢山飾られている。だが、窓は開かれ蒼い海が見えるお陰で圧は感じなかった。


 そしてその執務机に座るのがおおよそ5,60だろうか。優しそうな老婆がニコニコして、緊張するレイラを見ている。


「取って食おうなんてしませんから。緊張せずとも」


 老婆はソファに座れと手で合図をする。レイラは緊張し歩き方が可笑しくなりつつも、言われた通りにソファに座る。


 すると老婆は立ちあがり、レイラの正面にもあるソファに腰を下ろす。


「レイラちゃんね。これからよろしくね」


 そしてそのまま手を差し出してくるので、レイラはその手を握り返す。


「よろしくお願いします」


 老婆の手にはペンだこが出来ていた。視界端の机には書類が山積されているのも見える。だがそんなレイラの興味を他所に、老婆は自己紹介をする。


「先に名前だったわね、失礼。オークランス伯爵領臨時執政官、オークランス・メイベル。先々代のオークランス伯爵の夫人で、今は孫の後見人ね」


 長々しい名乗り。これでも省いているのだろうが、それでも緊張するレイラには覚えるのが精いっぱいだった。


 そのせいか訪れる一瞬の沈黙。メイベルは急かさず微笑んだままだが、レイラは勝手に焦りながらも返事をする。


「れ、レイラです。家名はありません。精一杯務めさせていただきます」


 色々失礼な気がしたが、最低限名乗っておくレイラ。するとレイラの様子を見て思った事があったのか、メイベルは目を丸くし両手を合わせる。


「あら今の私の自己紹介分かったの?」


 試されているのか本心で褒めているのか。分からないがレイラは思ったまま正直に答える。


「え、あぁ……まぁ。多分お孫さんが幼少で代わりに伯爵領の政務をしている……みたいな感じですよね?」


 レイラの自信なさげな回答にもうんうんと頷き、メイベルは語る。


「えぇそう。息子が先の戦争で帰らなくなってしまってね。ちょっとドタバタしてるから人手が欲しかったの」


 常に低姿勢で奴隷であるレイラに対しても、物腰の柔らかいメイベル。レイラにとってもこの待遇の良さは、この人の人柄もあるのだろうと察しがつきつつあった。


 そしてこの会話の中メイベルの手はレイラの手を優しくなでる。そしてそれは皺のある手で、包むようにギュッと握る。


「貴方の所の奴隷商さんは良い人ね」


 メイベルはシワで細くなったその瞳で、レイラの心中を見透かしたように見つめてくる。逸る心拍にあふれ出る汗の中、レイラはなんとか答える。


「え、そ、そうですかね……?」


 メイベルはうんと頷く。何か確信の様な物があるらしかった。


「貴女の目は綺麗ですから。ユリアもそうでしたけど、どんな人か個人的に会ってみたいですね」


「どうも……?」


 奴隷商が褒められて悪い気はしなかったレイラだったが、メイベルのあるようでない根拠には理解が及ばない。だが言い返しても仕方のない事だと、一応納得をしておく。


 そしてメイベルの手はレイラから離れる。


「日頃の業務はユリアから教わりなさい。何か困った事があったら言ってね」


 そう言ってメイベルは自身の机へと戻っていく。それを見送りつつレイラは頭を下げる。


「お心遣いありがとうございます」


 海鳥が鳴いていて磯の香り。そんな平穏な空気が、この書斎まで届いていた。そして頭を下げたままのレイラに、メイベルの声が返ってくる。


「いえいえ。当たり前の事ですから」


 そうして話が終わった頃には、風呂に入ったというに汗びっしょりになってしまったレイラ。また儀礼的なお辞儀をして、この書斎をあとにする。それを見送る中、最後までニコニコと低姿勢なメイベルだった。


 そしてレイラは、音を立てないようゆっくりと扉を閉める。そこで張っていた肩を下ろす。


「……ふぅ」


 やっとゆっくり呼吸の出来るレイラ。するとその肩を叩く部屋の外で待っていたらしいユリア。


「良い人でしたでしょ?」


 レイラは油断しきっていたから大きく肩を跳ねさせてしまう。そのせいで息遣いが荒くなりつつも、落ち着かせて振り返る。


「えぇ……想像していた貴族とは全く……」


 そんなレイラを連れ、ユリアはコツコツと歩き出す。そしてそのユリアは、窓の外に見える港町を見て微笑む。


「この家の人は皆さん良い人なんですよ。先々代も戦争で亡くなった先代も」

 

 懐かしむような悲しそうな哀愁のこもった言い方。余程ユリアが尊敬しているのか、聞かなくてもレイラに伝わっていた。


 だが、ふと差し込んでいた陽の光が雲の裏に隠れる。


「でも」


 少しだけユリアの語気が強くなり、何か雰囲気が変わったのを感じる。


「そんな人達を蔑ろにしたのが帝国ですから」


 踏み行ってはいけない気がしたが、これから自分が勤める場所。レイラも聞かずにはいられなかった。


「何かあったんです……?」


 カタカタと廊下の窓が揺れる。海風が随分と酷いらしい。ユリアはレイラの一歩先を歩いたまま、同じ声のトーンで答える。


「オークランス家は代々北の王国との交易と外交を担っていました。ですが知っての通り帝国はその王国を攻め滅ぼした」


 後ろで組んだユリアの手が強く握られる。それに心なしか歩くスピードも速くなっていた。


「当主様含めオークランス伯爵家の面子は丸つぶれ。戦争でも先陣を切らされ先代はお亡くなりになりました」


 これ以上は言わなくても分かるよな、そうユリアの瞳がレイラをジッと見る。その不穏な雰囲気にレイラは、思った事がそのまま出てしまった。


「……何かしでかすつもりです?メイべ……お館様は」


 何か不穏な物を感じる。だが咄嗟にユリアは優しい笑みに戻る。


「なわけないでしょう?でも今は喪中だから、皆気が立っているのでこの話題は気を付けてね」


 また陽の光が辺りに差し込む。そしてユリアの水色の髪は照らされ、また跳ねるような足音に戻っていく。


 それに何かを感じつつもレイラはユリアについていく。


「はい……分かりました」


 初日から戸惑いに心配事ばかりな新生活。だがあの奴隷商に自分の力で頑張ると言ってしまった。こんな事で及び腰になってはダメだ。


 そうレイラは袖を通した給仕服に見合うよう、先を見て一歩を踏み出すのだった。


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