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第72話  拗らせ焼きチン女

 獄門坂一族の粛清と獄門坂本人の死により一応の終焉をむかえた今回の騒乱。


 僕はメグミさんの最期の言葉を伝える為神島の元を訪れていた。


「おう、中田かマンハントを始めたんだってな……まあ上がれよ水しか出ないけど、そんな顔をするなよ!冗談だろコーヒーぐらいは出すって!」


 コーヒーを飲みながら中田はポツリポツリと語り出した。


「俺らがターゲットのアジトに踏み込んだ時、そこにメグミさんがいたんだ……

彼女は裸で、客を取らされていたようだった。薬を打たれて……」


 えっ?そんな事になっていたんだ!

嬉しい誤算かな?


 兎に角メグミと酢蛾と玲華にはとびっきりのザマァを望んでいたからな。

奴らが仕掛けて来なければ、こんなにも人が死ななかった筈だ。


 ロロを嗾けたのは間違いなくこの俺だ。俺の妻をただ俺の目の前で犯したいだけで、糞ジジィの言う事を聞く愚か者は苦しみと死を持って償わなければならないのだ。


おっと、ニヤけてしまったワイ。

中田は気付いていないか……


「そっか大変だったな」


「全てを制圧した筈なのに、ボスの隠し持っていた拳銃が撃たれ、それにいち早く気付いたメグミさんが俺を庇って……

ぐすっ……ぐずっ……メグミさん……」


 中田が涙を、正座をする自分の手の甲にポタポタ落とした。


「そっか、辛かったよな」


「神島ーー!!」


糞っ!抱きつくなよ!


 俺は喉輪とオデコへの張り手で何とか中田に抱きつかれるのを防止した。


「そっか、松坂さんの謝罪は受け入れる。美和さんについては彼女に直接電話するしかないんだろう?

それとも彼女の実家まで行くのか?」


「どうしたらいい?」


「あんまり、ぶり返すのもなんだしな……

電話でいいんじゃね」



「はい、はい、そうです。メグミさんは本当に謝りたかったと思います……

あっ……ありがとうございます……」


「ぐっす、ありがとうございます……

ありがとうございます……」


 何回も頭を下げて鼻声で美和さんに感謝をする中田だった。


 とっても気になる俺は中田に様子を聞いて見た。


「とても驚いていたよ、泣いてもくれたよ謝罪も受け取ってくれた……

でも、彼女とても機嫌が良かった気がするよ」


「ん?美和さんはザマァで喜ぶ人ではない

松坂さんや川上さんに先を越されても、

ワクワクしながら自分の番を待つ人だぞ!」


「なんの先だ?」


「それはいい忘れられろ彼女は天然だ」


「やっぱりか……」


 なんか、ムカつくなぁ。それにしても何があったんだろ?



「滝下だな、我々はマンハントだ」


「マンハント……あの人違いではないですか?全く身に覚えがないんですけど」


「えっ!そうなん?」


「はい!」


「えー!違うのーー!御免なさいね」


「いえいえ、分かってくれたならそれでいいですよ」


「「分かる訳ねえだろー!!」」


どがっ!どっが!


 カオリとタマちゃんの特殊警棒が滝下を殴りつける!


「ぐっああーー!!」


「ワカメやっちまえ!」


「ごりゃーー!誰がワカメじゃーー!!」


 ブチ切れたワカメちゃんが滝下の股座を踏み潰す!


「うぎゃーーーーーっ!!!」


「カオリ仕上げだ!」


「おう!」


 カオリはリックからオイルライターのオイル缶を取り出し滝下の股座にジャバジャバ撒き散らし、カチャとジッポの火をつけ滝下の股座に火を放った。


「ぎゃーーー!!熱い熱い熱い熱い!!」


 転げ回るが火の勢いが止まらない!

やがて、こんがり焼けた所で火を消してその場を離れる。


ポーン!

ターゲットの成敗を確認!

振り込みました。


「サンキュー!マンハント!」


「どうした?カオリ」


何か浮かない顔をしていた。


「最近の私の二つ名が拗らせ焼きチン女って言われてんのよ!」


「まあ、最近チンコばかり焼いてんもんな仕方が無いだろう。有名税だと思えばいいさ。焼きチン!」


「焼きチン言うな!」


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