第20話 トラブル
松坂さんに引っ張られる形でチョットお洒落な居酒屋に三人で入いった。
女性だけでも入り易いお店だった。
僕はビールで彼女達は甘めの酎ハイを頼んだ。鳥串と枝豆そしてピザだ。
まあ、結構美味しかったと思う。
彼女達は僕のトラウマの境と言うか限界を探っているようだった。
「サトルさん、これは食べられる?」
対面に座っていた美和さんが僕の横に座って鳥串を手に食べさせようとして来た。
その割には身体を余計寄せてくる美和さんに少し反応してしまった。色々な所が気になって、それどころでは無くなっていたのだ。
「あ〜んは出来るのねサトル君、と言う事は直接の女の手が入ったのが駄目なようね」
おー分析されました。その通りですメグミさん。
二杯三杯とアルコールが進むと彼女達の行動も大胆になってくる。
手掴みのピザを僕の口に突っ込んでくるし、舐めた箸であ〜んをしてくる。
そして、二人してケラケラと笑い出す始末だ。
「あら、サトル君全てクリアじゃない
キスも出来るものね」
「メグミさん!周りに聞こえますよ!
もう少し小さな声て話して下さいよ」
「いいじゃない!本当の事だもの、いつもの事よ!」
あー駄目だ、酔っているわ!
隣を見ると三和子さんが船を漕ぎ出したていた。
「潮時だな、そろそろ行きましょうか?」
「よ〜し!もう一件じゃ!」
「酔っ払いのオヤジかよ!」
「私、トイレに行ってくる」
フラフラと三和子さんが立ち上がり奥のトイレに向かった。
大丈夫かな三和子さん……
「ほうれ!ほうれ!飲め飲め!
ギャハハハハ!……ゴッテッ!」
メグミは沈黙した。
少し遅くないか……そう言えばチャラいのが二人後からトイレに行ったよ……
「まさか!」
僕がトイレに入ると女子トイレから男の声が聞こえてくる
「三和子さん!!」
「お前らー!何をやっているんだーー!!
誰かーー!!警察を呼んで下さい!!
女子トイレで女の人が襲われています!」
「ボンクラども!!早くドアを開けろ!!
でないと蹴破るぞ!!」
僕は怒りに任せて個室のドアを蹴り上げた、直ぐに鍵が壊れてドアが内側に力強く開いた為中にいたチンピラ小僧二人が吹っ飛ばされて唸っていた。
「ぐっ、痛ってぇ!なにしやがる!」
僕は相当頭に来ていたんだろう小僧の髪の毛を鷲掴み二人共、個室から引きづり出し二、三発づつ腹に蹴りを入れた。
「大丈夫ですか?」
他の男性客が様子を見に来てくれた。
直ぐにコイツらの拘束をお願いしてスマホも取り上げて貰った。
多分刑務所に入れる証拠の画像が沢山ある筈だ。
「三和子さん!しっかりして!」
「あ……サトルさん……私……」
「もう大丈夫ですよ!暴漢は取り押えましたので安心して下さい」
「サトルさん!!」
三和子さんは僕に抱きつき泣きじゃくった。大きな声で子供の様に泣いた。
ブラウスは破かれスカートは捲し上げられていたが、それだけだった。
「御免なさい僕がもっと早く、気がついていればこんな事に、ならなかった」
「そんな事は無いよ。ありがとうございます。
サトルさん」
僕達はトイレからでて若い店員に聞いた。警察は呼んだのかと?
そしたら、急に狼狽え始め言い訳ばかりで要領が得ない。
「は〜ん、お前アイツらの仲間か?根深いな。皆さん!この事は多分新聞沙汰になるでしょうSNSをやっている人はバズるチャンスですよ〜!目一杯晒してあけましょうよ!」
「そうだよな、こんな犯罪の温床なんて残す必要もないよな!」
「女性を自分達の欲望の為に関係のない人を襲うなんて絶対に許せない!」
「常習だなやり方が慣れていやがる」
「全世界に晒して潰してやる!」
「人間のクズが!」
「俺が警察を呼んだからもう来ると思うよ」
「ありがとうございます」
「いや、彼女さんが大変な目に遭わなくて不幸中の幸いですね」
その後パトカーが四台来て犯罪者を拘束し連行した。事情聴取に僕達は付き合わされたと言うか被害者だよな。
店側もグルだとして今日の代金の支払いは免除させた。
知らない人がしてくれた。……ナイスジョブ!
奴らの手口は店に訪れた客の中から女性を選び実行役を呼び出してトイレなどでレイプして動画を撮影し脅かして仲間と回したり客を取らせていたらしい。
コイツら出て来たらまた同じ様な事を始めるんだろうなと僕は思った。
被害者より犯罪者の人権を守るような国だもな、そろそろクーデターが起きても仕方が無いのかなと思った。
時計がテッペンを差した頃やっと帰宅できた。美和さんは明日も手続きなどで警察に行かないといけないらしい。僕も呼ばれている。
パトカーで美和さんの部屋迄おくって貰った。
美和さんはまだ怯えていて一人にしておけない。メグミさんと一緒に泊まる事になった。
僕がチョットした夜食を作り皆んなにふるまった。喜んでくれて一安心だ。
ここで、問題が発生した。
三和子さんがお風呂に入るのに一人では入れないのだ。
まさか、まさか狙っていないよな……
僕を指名するなよ三和子さん
「サトルさん……私一人でお風呂に入れない見たい……まだ怖くてサトルさん一緒に入ってくれませんか?」
くっ!……三和子さんの顔を見たら断れない……そして、メグミさんの目が光ったのを僕は見逃さなかった。
ああ、二人のタガが外れた性欲には、
あがらえませんでした。
男性恐怖症は僕だと大丈夫だって笑顔で跨って来た三和子さん、それに便乗したメグミさん……僕は限界まで搾り取られました。とさ




