表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
文明が滅びた近未来で、俺の万能ナノマシンが便利すぎて静かに暮らせない  作者: 月灯り庵


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

84/113

楽園を探す者たち

「本当にあるのか……?」


荒野を進む小さな一団。


疲弊した装備。


消耗した表情。


「噂だろ」


「だが……」


視線の先。


遠く。


わずかに揺れる光。


「……水?」


終末世界で最もあり得ない光景。


「まさか……」


歩調が速まる。


疑念と期待が交錯する。


「噴水……?」


「なんで?」


理解不能。


だが確かに見える。


巨大な水柱。


湖。


そして。


「……建物……」


沈黙。


誰も言葉を失う。


「本当に……あった……」


楽園。


噂の領域。


理不尽の象徴。


その異常存在を、


彼らはついに視認した。


「……どうする」


極めて重要な問い。


「近付くのか?」


「危険だという話もある」


「だが……」


喉が鳴る。


乾ききった世界の住人。


「……水がある」


その一言が全てを覆す。


「行くしかないだろ……」


一団、慎重に接近。


恐怖よりも渇望が勝る。


一方その頃。


楽園内部。


──ボンッ!!


「ぎゃああああああ!?」


「なぜ爆発するのですか!?」


「お前だよ!!」


「……」


「……え?」


「……爆発……?」


外部勢力、新たな真実に困惑。


「楽園では……?」


「なぜ日常的に爆発音が……?」


最悪の第一印象である。


「……帰る?」


「いや待て」


「ここまで来てそれは……」


終末世界の住人。


極めてタフである。


「……とりあえず」


「様子を見るぞ……」


こうして。


新たな来訪者たちは、


世界でもっとも信用できない環境へ足を踏み入れた。


主にノアのせいで。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ