表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/30

13「私は要らなかったと思う」

「本当に、なんでこんなことに…」


カトレアとザクロは現在、仮面舞踏会に参加していた。

これを発案したのはザクロだ。

この提案をされた時、当然カトレアは拒否した。

そもそも、社交界というものは苦手、嫌いな方だ。身体を動かす方が性に合っている。絶対にボロが出る。


「堂々としてやがれ、オレは他者の記憶操作なんぞできねぇ。せいぜい、影を薄くさせるくらいだ。強く記憶に残るような行動はするなよ」


ザクロの囁く声が耳に響く。

ザクロは現在は透明な状態でカトレアの方に乗っているらしい。

らしい、というのはカトレアにはその姿が見えないからだ。なんとなく肩が暖かいと感じるくらいで、そこにザクロがいるとは到底思えない。


「それで、その女はどいつだ?」


ザクロに問われ、カトレアは再度会場全体を見回す。


「あの人」


胸元をひらけた派手なドレスを身に纏った女性を指す。カトレアは顔を覚えていないが、口元のほくろや仕草などを明確に覚えていた。


「派手なやつ。オレのタイプじゃねぇな」


ザクロはカトレアの方から降りたのか、首元が少し涼しくなった。


「私はどうしたらいい?」

「知らねぇよ。適当にふらついとけば?」


なんとも投げやりな答えが返ってきた、呼び止める間も無く、ザクロの声が聞こえなくなってしまった。

仕方がないとカトレアはカクテルを持ってバルコニーへと出た。

ザクロはパーティとかは詳しくないです。

仮面舞踏会を知っていたのは、昔仲間と潜入したことがあったから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ