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ウマ娘プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭! (後編)

 ウマ娘プリティーダービー熱血ハチャメチャ大感謝祭! (以降ハチャウマと略称)は、一言で例えるなら令和の世に蘇ったダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会だ(以降熱血大運動会と略称)。

 発売記念イラストが熱血大運動会のパケ絵パロだったり、そもそもハチャウマの競技自体が熱血大運動会と同じだったりするので最早そういうものだとしか言いようがない。

 スタートすれば陽気な曲と可愛いドットが駆け抜けていくタイトル画面が映る。


「ここ、くにおとりきっぽいのがいるんだよね」

「どれです?」

「右のところのリーゼント」

「あぁ、言われてみれば」


 タイトル画面を抜ければゲーム選択場面、ストーリーモードと対戦モードに、オンラインやハウジングみたいなのもある。あとゴルシちゃん。


「とりあえず対戦する?」

「いえ、慣らしも兼ねて一度ストーリーやりませんか? 交互にプレイする感じで」

「いいよ、どのチームでいく?」


 ストーリーモードは五人一組の4チームの中から1チーム選んで進行する。1チームあたり一時間かからないくらいで終わるので、ストーリーだけならなんと四時間もかからない。

 一つ一つのチームを紹介すると長くなるので詳しくは公式サイトを見るとして。


「やはりここはチームリリィかと」

「スティルインラブのチームだね」

「そう! しかもスティルインラブは今作が初登場、アプリ本編に先駆けて登場してるのです!」

「スティルインラブ、スイープトウショウ、アストンマーチャン、ウォッカ、ダイワスカーレット。組み合わせはよくわからないけど、友達曰くスティルとスイープの組み合わせが良いらしい」

「あらそうなんですの」

「スティルの本編シナリオ見るとスイープがハチャウマで完璧な対応してて脳を焼かれたとか言ってた」

「へぇ、そこはやはりウマ娘本編やると楽しさがひとしおなんですね」


 シナリオ開始。

 始まるとまずはスティルが出てきてチームを組むのが楽しみなのと同時に何処か不安げ、そして通りすぎるウォッカとダイワスカーレットが喧嘩する。


「ここ、お互いに相手のチームを倒すと言ってて微笑ましいです」

「速攻で同じチームになって出落ちなのわらう」


 そこからは各キャラの紹介と意気込みなのだが。


「ドット絵が可愛いすぎます」

「それでいてめちゃくちゃ動く、まずはチュートリアル兼ねたバスケからか」


 ストーリーモードの序盤は各競技を遊んでいくわけだが、チュートリアルを兼ねてか難易度がかなり低い……のだが、チュートリアルをしてくれない。

 つまり操作説明もルール説明も無いのだ。各自メニュー画面から確認しなくてはならない。

 まあ、感覚で意外とどうにかなるのだけど。


「大食い競技とか見ると何故かウマ娘やってるな感でるの何故なんでしょうか」

「大体オグリキャップとスペシャルウィークのせいかと」


 ちなみにスペシャルウィークのチームでストーリーを始めると、スペシャルウィークとオグリキャップの大食い競技対決が見られる。

 そしてストーリー中盤、それまでお淑やかだったスティルインラブがとうとう本性を出す事になる。


「ここのスイープが最高だって友達が言ってた」

「ほほう、パッと見じゃスイープらしいなと思いますけど。やはり本編やってると違う感想がでるんですね」

「だねぇ」


 最終章ではハチャメチャGPが始まる、バスケ、ドッジ、大食い、大競技の四つを制して1位になればエンディングだ。


「ではバスケは私に任せてください、こう見えて中学の時はバスケ部に所属してたんですよ」

「そうなんだ」

「隣の席の子が」

「くっそどうでもいい情報きたな」


 選んだキャラはダイワスカーレット、現時点ではリーダー設定されているスティルインラブが一番ステータス高いのだが、温存するつもりらしい。

 コートの中をボールを奪い合いながら四人のウマ娘が駆け回る、ドット絵で表現されたそれらはわちゃわちゃと飛び回って見てるだけでも楽しくなるが、実際に操作してみると軽快に動き回るから気持ちがいい。


「ここ!」


 と詩織が叫びながらダイワスカーレットがダンクを決めた。更にボールはゴールを抜けてその下のゴールにも入る。

 文字にしてるだけだとほんとにわけがわからないが、バスケは誰かがシュートする度にコートが形を変えていくのだ、ゴールポストが二つや三つに増えてしかも左右に移動していたり、ベルトコンベアや跳び箱が現れて移動を阻害したり、UFOがきたり。

 バリエーション豊かなコートは実に面白い。


「勝ちましたわー」

「隣の席の子がバスケ部なだけあるね、関係ないけど」


 続いてドッジボール、最早説明いらずなドッジボール、超次元ドッジボールの始まりである。


「じゃあ僕も、昔ドッジボール部だった腕前見せちゃおうかな」

「隣の席の子がですか?」

「いや、僕が」

「そうなんですか!?」

「直ぐ転校しちゃったから一年くらいしかいなかったけどね」


 選択したキャラはパワーとスタミナのあるウォッカ、ドッジは一試合が短いからかコートそのものに変化は起きない、しかし各ウマ娘が異次元シュートを撃つわ、ボールが増えるわで大層カオスになる。

 ウォッカだと投げたボールが途中で三つに増えて襲ったりする。


「ここで必殺シュートだ!」


 電撃を纏ったボールがコートをジグザグに飛び回る、これに当たれば体力ゲージを一気に減らせる!


「一つも当たりませんでしたね」

「当てづらいんだよこれ!!」


 極太レーザーを放つキャラとか、コート全体を攻撃するキャラの方が使いやすいのだが。

 必殺シュートは当たらなかったが、増える魔球や単純なプレイヤースキルで勝ちをもぎ取った。


「いよいよ、大食い。スティルインラブは大障害にとっておきたいので、ここはアストンマーチャンとスイープトウショウでいきますね」


 大食いはそれまでと違い二人一組で行う競技、食べるキャラと料理を運ぶキャラを選んで開始する。

 操作するのは運ぶキャラだが、スキル自体は二人分あるため時々食べるキャラの様子も見る必要がある。


「青皿、青皿がありませんわ!!」

「とりあえず料理切らさずに! あとパフェ!」


 料理が乗ってる皿は赤黄緑青の四種があり、同じ色の皿の料理を出すとコンボが繋がって食べる速度が上がる。しかし運ばれる料理は均等にだしてくれるわけではないので、狙ってる皿が出なくなる時が必ずある。

 そんな時はどんな色の皿でもコンボになるパフェを食べてから色を変えるのだ。

 あとは同じ皿で違う料理を配膳したり、四色の皿の料理を配膳したりしても食べる速度が上がる。


「お邪魔ですわぁ!」


 ここでスキル発動、配膳するアストンマーチャンのスキルは触れるとダメージ与える人形を置くものだが、食べるスイープトウショウのスキルは、なんと画面全体に星を落としてライバルキャラ全員気絶させるのである。


「楽々勝利ですわ」

「の割には2位との差がほとんど無いね」

「うぐっ」


 実は結構ギリギリの勝負をしていた。

 最後は大障害、これはただの障害物競走であり、中身はほとんど熱血大運動会の障害物競走と酷似している。


「やっぱりウマ娘といえばレースですよね」

「だねぇ」


 使用キャラはここまで温存したスティルインラブ、しかもリーダー設定(されているとステータスが上がる)されているのでステータス的にも有利。

 レースの開始はウマ娘らしくゲートから、そこからレース場を抜けてプール、そして民家へいく。


「この民家に突撃するのまんま熱血大運動会で変な笑いでたよね」

「私は男塾を思い浮かべましたね」

「渋いな」


 大障害で勝つには二つの要素がある、一つはエリア内に落ちてる蹄鉄コインを集める事、そして各エリアを一位で突破する事だ。特に二つ目の一位での突破が大事だ。

 そのためにライバルを妨害しながらライン取りをしっかりしていかなくてはならない。


「なんかゴルシがバナナばっか投げてくるんだけど!?」

「ゴルシですし」


 途中のアイテムボックスをとれば妨害アイテムが手に入るのだが、中身は当然ランダムなのでこういう事もありえる。

 バナナの妨害に耐えながらも何とか連続で一位突破したが、最後の方で二回も一位を逃してしまった。


「序盤にスタミナ使いすぎたかも」

「スティルってスタミナそこまででしたっけ」

「意外とね」


 しかし序盤で稼いだおかげで何とか大障害を一位突破する事ができた。ポイント制じゃなければ負けていただろう。

 全ての競技が終われば勝利チームの発表になり、エンディングとなる。

 チームリリィのエンディングがどんなものかは割愛させていただく。


「じゃあ対戦といきましょうか」

「隣の席の子がバスケ部だった実力をとくと見せてもらうよ」


 〆はやはり二人でもう一度各競技を対戦する。対戦する前にまずはお互いにチームを作っていく。

 対戦モードではオリジナルチームを作る事ができ、選べるキャラはストーリーモードの二十人だけでなく、外野だったキタサンブラックやオグリキャップなども使える。

 極めつけはやはり、ハッピーミークが使える事だろうか。本編では決して育成できないライバルウマ娘のハッピーミークを使用できるのである。


「さてお互いチームを作れたわけだね」

「ええ、ちなみに負けた方は勝った方の言うことをなんでも聞くで、エッチなお願い以外で!」

「あ、うん、はい」

「エッチなお願いしようとしてました?」

「いやいやまさかそんな…………ごめんなさい」


 下半身に負けそうになった事実は認めます。

 尚対戦は由良詩織の圧倒的敗北で終わった。


「ぐぬぬ、仕方ありませんね、さあお願いをバッチコーイですよ!」

「えーとじゃあ、僕達って昔何処で出会ったのか教えてくれる?」


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