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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、説教をされます

「で、そろそろ本題に入ろうか」

「今のは本題ではないと言うことですか?」

「...お前はこの本を取りに来たのだから普通に考えれば本題はこれだと分かるものだろうに」


そうだった。札とか偽名とか聞かされていてワクワクしてたせいで本題である本の事をすっかりと忘れていた。


あの本は普段持ち歩くのはちょっとばかり重たくて大変だけど常日頃から悪魔や幽霊といった無知蒙昧の類いと関わっている私には割りと必需品だったりするので、あったら割りと重宝するものなのだ。何せシュテンを封じ込めてるだけじゃなくてその気になれば他のものもしまえるからね。


まぁ今の私にはまだまだ使いこなせないのであくまでもシュテンを出し入れするための道具でしかないのだけども。


「今回これを一旦戻してもらったのは色々とガタが来ているかもといった事だったのだが、詳細は聞いていたりするか?」

「修理する程度のものしか聞いてませんけど」

「そうか、なら1から説明するか。まずこの本が長い間使われてないから徐々に封印が解けてきていたっていう事は以前話したが覚えておるな?」


そういえばそうだった。あれ、でもそれって誰も使ってないから弱ってきているって理由もあったような...


「まず一つにお前さんがどれだけの力を有しているのかを知るために回収させてもらった。結果としては微々たるものだが封印は強まっていたので素質があることがしっかりと確認出来た。」

「もしかして今まで疑ってたの?札とか一緒に作ったのに」

「これは秘中のものだと言っておるだろ?それだけ難しく危険なものだと言うことをまずは理解しておけ。そんな近所の子供でもできる札とかで判断出来るわけがないだろうに」


確かに簡単な物ではあったけど、それでも結構手直しさせられたんだけどなぁあれ。まぁ線さえしっかり書けばいいだけだから術や超能力みたいな不思議パワーで作用するものでもないからそういわれればそうか


「そして次には修繕だな。お前さんはとにかく扱いが雑だから以外と大変だったぞ」

「そんなに雑に使ってましたか?」

「少なくとも初っぱなから鬼に向かって大事なものを叩きつけるようなやつを雑と言わずになんと呼べばいいのか?ん?」


ふーむ、確かに言われてみればちょくちょく雑に扱っていたような記憶も無いわけではない。でもだからって自分の意思でぼろぼろにした訳じゃなくて問題に巻き込まれた結果としてってのもある訳なのだからそれも考慮してほしいと思うんだけど。


「それで、だ。お前さんはとにもかくにも物理的な者にたいしてはそれなりに対処できるようだがそうでないものには対処するすべはあるのか?」

「それが無いんですよね。人とかなら2番達もシュテンも対応出来るのですけど悪魔や死神とかには直接攻撃しないと効果ないですし、かなり弱いからもっと強いようなものが来たときには対処できないなって思って入るんだすけど...」

「直接攻撃なんかして何か通るのか?」

「悪魔に願い事をして力を得ました」

「バカかお前は!!」


それから悪魔に願いを叶えさせることが如何に危険かを30分程聞かされたあとその内容を根掘り葉掘り聞かれた。


まぁ当然の如くこっぴどく怒られたのだが、その話のお陰げで神雷さんの中にあった違和感はきれいに払拭されたそうだ。序でにその方法は友人ふたりもおこなっているといった所。呆れて声もでないとばかりにぐったりとしていた。


「...はぁ、少しの間放っておいたらなんと言う事をしているのか。まぁでもそんな事にならないようにもう少し指導しておくか」


そう言うと立ち上がり、彼は中庭へと向かった。


私はどうしたものかと思ったが、露葉ちゃんがついていったのでそれに習って追いかけることにした。


「これからお前には物理の効かない霊的な奴等への対処する術を授ける」

「よろしくお願いします」

と言ってもやり方は至ってシンプルだ。お前の本に封じ込んでいる奴を1つ解放するので見事倒して従えて見せろと言った比較的お前向きの方法だ」


なるほど、確かにこの本に封じられてるなら何時でもこの本から出すことができるわけだしそれを使えば今まで対処できなかった問題にも立ち向かえるようになるかもしれない。具体的には死神特効のものがいいな。


あれ幽霊じゃあ押さえられないくせに物理攻撃余り効かないからなぁ。


「で、今回はどんなモノを解放するつもりなんですか?」

「そうだな、簡単に言えば猿だな」

「猿...ってあの動物園にいる猿?」

「まぁその猿で間違っては居ないな。しかし、だからと言って侮ってはいかんぞ、ただ引っかくだけが奴らじゃあない。」


うーん、そんなに猿って変わった力を持ってたっけ?


「わからんか?じゃあこうしよう。桃太郎に出てくる動物として犬、猿、雉と居るだろ。そのうち犬は狛犬、雉は鳳凰とそれぞれに魔除けの力を持っているのだ。ならば当然猿にも力があるのは道理と言うものだ。何せ魔を持つ鬼の大将を退治して見せるほどだからな」


とりあえずは猿と一戦交えるらしい。ああ、無事に終わりますように。


人形ブレイクタイム

西「...ゼー、フー」

日「ススス(はぁ、はぁ)」

西「今回ハ無事ニ取リカエスコトガ出来マシタ」

日「ススス(私たちの勝利です)」

西「コノボショハ未来永劫渡シマセンヨ」

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すず「ここなら面白い体験が出来そう」

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