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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、クリスマスの後で

いやー、すっかりとクリスマスムードになってきてますねぇ。見事時期がピタリと当てはまるのに肝心の内容はかなり前に投稿してるためバッサリとカットするという悲しさ。明けない夜のクリスマスにようやく追い付いた。

クリスマスはいろいろとあったなぁ。私、友梨芽依はなんとかクリスマスを終わらせることが出来た。


こう言うとクリスマス何て無くなってしまえと言っているように聞こえるかもしれないがそれは違う。


あのチンチクリン悪魔を倒して私は少しは強くなったけどやっぱりこの疲労は合わないと思う。


後に明けない夜のクリスマスと呼称する事件を経て私はへとへとだった。


今日は26日でぐだぐたと過ごしたいのも山々だが衣装を返したりと色々と忙しいのだ。


そもそも昨日まであんなにクリスマスクリスマスしてたのに今日になればとたんにお正月ムードである。終わらせた張本人だとはいえちょっとぐらいは雰囲気残しといてくれても良かったと思うのだがこの辺は意外とせっかちだと感じるものだ。


「いやー、昨日の騒ぎが嘘みたいにもう正月かぁ。何か虚しいね」

「終わって良かったようなもうちょい続けてても良かったような?」

「あの悪魔もなんというか浮かばれないだろうね。」

「あれに関してはもうゴキブリと同じって考えても言いかもしれない」


そもそも姿を現すだけで何かと問題を起こす悪魔どもである。今の状況わかってて暴れてるのかな?まぁ何はともあれ厄介事を運んでくる無限沸きの彼らに同情の余地なんて無い。むしろそんなんで寄ってこられては溜まったものじゃない。


それにしても肌寒い。こんな場所でも雪が降りそうなぐらい寒い。


「それにしても緊張しなくなったからよかったんだな!これでもう2番がいちいち入らなくてもよくなったんだな!」

「ああそっか。悪魔を消滅させるパンチだけじゃなくて緊張を無くせるようにしてもらったんだった。」


そうだよ。今までは緊張ガッチガチでほとんどの人と話せなかったけどもうこれからは気にしなくて良いんだ。これで友達100人も夢じゃないね。


「弱点を無くすなんて~、完全体になったと言ってもいいのかな~」

「物怖じしない芽依ちゃんか。閻魔大王とかにも啖呵きったりしないかな?」

「それは恐れ知らずにも程がある...そもそも人じゃないからもとから出来た気もするんだな?」

「人を恐れても修羅神仏には動じないって強いのか弱いのかわからねぇ」

「そこから弱点だけ抜いてるから~、ただの狂犬みたいに噛みつきやすくなったのかなぁ?」


後ろでは色々といらない事を喋っているが、今の私は気にしない。いや、やっぱりそんな出会い頭に喧嘩吹っ掛けるような人みたいに扱うのはどうにかしてほしい。


私って基本大人しいし怒ることも少ないし...あれ?幽霊に遭遇してから急に怒ったりするようになった気が、ああそっか、怒る相手がいなかったから今まで大人しい人だと思ってたのか。


いや、きっと私はそんなんじゃないはず。それをこれから証明しに行こう。人と会話してみてその結果で判別しよう。


そんな風に1人一喜一憂しながらテクテクと進み、クリスマス以来来ていなかった駅前の商店街に来ていた。要は24以降初めて来ただけで1日ぶりである。


この辺は特に典型的にガラッとお正月ムードになっていた。

私は衣装を返却する為に来たから借りた場所に来ていた。あのトナカイの格好は着ていた時は余り気にしなかったが今持つとそこそこ重い。


焼き肉パーティーの後でフラッと野良幽霊に懇願され受けた以来だったがまぁ満足させたのだからいいか。それにこういえばすずっぽいかもだけどいい経験になったからね。


「すみません、この衣装返しに来たんですけど」

「ん?あぁこの前の時の子か。それそこの籠に入れといて、後で洗濯に出すから。後これ給料な、何か夜色々と物騒やったけど怪我とかせんかったか?」

「はい、特に怪我とかはしていないので、心配してくれてありがとうございます」

「なんよ、そんなもん普通やって」


そうして少し会話をした後私はその場から立ち去った。


ちょっとその場から移動して端に寄ったところで私は盛大にガッツポーズをした。


「やった。とうとう問題無く話せるようになった」

「うん。これなら俺の通訳もいらないね。何か寂しくなるなぁ」

「まぁ何か慣れてしまったから2番に任せるかもしれないけど」


それにしても人と話すのがあんなに楽しいなんて知らなかったな。何で今まで怖がっていたのだろうか。ああ、心が爽やかだ、気分は草原を裸足で駆け回っているかのよう。


そこまで考えていたとき不意に肩を叩かれた。振り替えると警察のお兄さんが立っていた。


「えっと、な、何かご用でしょうか?」

「君ねぇ、一体何があったのかは知らないけどこんなところで大声で喋ったり変な動きしてると回りの人の迷惑になるから止めときよ、わかった?」

「...はい」


前言撤回。やっぱり怖いものは怖い。

多分友好的に接してくれる分には問題無く話せるようになったぐらいな気がする。


そういえばパンチも他の二人ならすぐに灰になるのに私の時はじわりじわりと広がって行ってたような...あの悪魔能力すらポンコツって本当に残念じゃん。


ああ、結局こうなるのか。


人形ブレイクタイム

西「ゴジツダンノヨウナモノ」

日「ススス...(埋め合わせの様なもの)」

西「ソロソロワタシタチニデバンヲ」

日「ススス...(準レギュラー以下は認めない)」

西「デバンヨコセノロウゾゼッタイ」

露葉「浄化しようかしら?」

西日「「...」」

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