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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、やもりな日3

「あの有名な幽霊少女が来てくれるとは意外だったなぁ」


「流石にそんなに意外ではないでしょ」

「ところがどっこい、この部屋を見てもらったら分かるようにあまり人が来ないんだよねぇ」


そう言われ辺りを見渡すと、確かに人はいない。ちらほらいると思っていたが、全てここの部員だった。


「確かに言われ気付いたけれど人がいないね」

「やはりここの場所が悪いのだろうかなぁ」

「「「それはない」」」

「何故か複数の人に否定された気分になりましたな」


この場所は私の部室と違って2階の端っこである。因みにオカ研は四階にあり、同じ階に他の部活は無いから場所はうちのがよっぽど悪い。


「まぁ何はともあれ記念すべき10人目の来客、歓迎しようじゃないか」

「本当に?、思った以上に来てないね」

「ははは、そうですなぁ。でもそれよりもまさか幽霊少女が同士であったことに感謝ですなぁ」


同士って事は同じ趣味ってことでいいんだよね。別に幽霊とかに興味ありそうな人だから、やっぱり鉄道関係かな?


「友梨さんも模型が好きでここに来られたのですよね」

「すみません、模型というよりはミニチュアとかジオラマがあるかと期待して来ました。」

「成る程、どうせなら躍動感のある模型を見てみたいと。確かに我々も出来ることなら街中を走らせてあげたいのですが、存外にお金がかかるものでしてなぁ...世知辛いものですなぁ」


成る程、確かにあれだけ精巧なものをホイホイと買える訳もないか。多分この部活もオカ研と同じように大きな部費等貰えずにいるんだろう。


と言うかそれだけ厳しい所なんだったらもしかしたらここも今回の成果次第では消えてしまうのだろうか?それは彼らも悔しいだろうと思う。


私とここは今回の勝負ではライバル関係になるだろうけど出来ればここにも残っていて欲しいと思う。


「ええっと、友梨さん。急に黙りこんでどうしたのですかな?」

「この文化祭ではお互い廃部にならないように頑張っていきましょう。」

「いえ、別にうちは廃部にはなりませんな。人員だけは恵まれていますからなぁ」


そっか、人員の数と実績のどちらもないから危機にさらされてるんだった。って事はこれは絶対に何処かが落ちる戦いではなく落ちればそれでいいって感じの戦いって事か。


「なんだそうだったんだ、それならまだ安心だね。そう言えばお金がかかるものって言っていたけどどれぐらいするの?」

「普通こう言ったものは喋らないようにしているのですが、聞き耳を立てる人もいないので別にいいでしょう。」


それから飾ってあるものを端から順番に紹介された。安いものでも5000円はして、高いものでは25000円前後にまでなった。確かにこの値段で車種揃えたらそれだけでお金が飛ぶように消えていくことだろう。


因みにこの部屋の目玉はノゾミのエ○ァペイントがしてあるやつで、一番いい所に飾ってあった。


それから色々と話したりして、30分程したところでお暇することにした。


「なかなか愉快な人だったね。わりと話弾んでごめんね」

「2番に全て任せてるからそれはいいんだけど私途中からちんぷんかんぷんだったよ?」

「そうなの?けっこう面白い話してたんだけどな」

「その辺はやっぱり男の子って感じだね。車とかロボとかのメカ2番興味ある辺りが特にね」

「ふーん、まぁそういう所はあるかもね」


女子っぽい喋り方が最近私に憑いていないときでもでで来ることがあったからね。だから男だと再認識できてよかったよかった。前にこの事で3番が怒られていたから余計なことは言わないけどね


そうだ、金剛さんの居るところに行ってみよう。確か...何部に入ってたっけ?


「ねぇ2番、金剛さんって何部だっけ?」

「除霊部に入ってるはずだよ?」

「何それ?そんな部活うちにあったっけ?」

「部員は金剛さんとすずの2人で、不幸や悩みごとがあれば対人から霊能まで何でも解決するらしいよ」


何てことだ。まさか私がこんなに部員の少なさに困っているのに対抗勢力みたいな感じであの2人が出てきたよ。っていうかどうしてそんなに詳しいのさ。ちょっとストーカー気質でもあるのかねこの子は


「芽依ちゃん、1つ言っておくけど右にチラシ張ってあるのを読んだだけだからね。」


確かに壁には除霊部についてのチラシがあり、さっき言っていた内容もちらほらとあったからこれをもとにしたのは間違いないだろう。


因みに出し物は占いをしてるらしい。私はそこにかいてある場所に向かった。


場所は私の教室で開いていたのでそこに出来ていた列に並んだ。並んでいると、他の客はオカ研が面白かったからここも期待できるかもや、友梨さんの友達がやっているのだからそうそうつまらないものはないだろうと言ったことを話していた。


もしかしなくてもここは私のお陰で盛況しているのではなかろうか。もしそうだったらちょっとショックだ。それに多分ここは私の競争相手の1つで間違いないから、なおさらだ。私は貴女達を友達だと思っていたけれど、今回は本気で行かせて貰うから。


そうして順番が来たので入ってみると、薄暗くした部屋にそれっぽい音楽が流れていて、部屋の真ん中には占い師の格好をしたすずがいた。


「あっ、友梨さん。いらっしゃーい、何を占ってく?」

「私達のこれからの友情を...」


その瞬間、その場の空気はひんやりとしだした。


ああ、これが私の意思だよ。



後二回ほど続く予定です。

それにしても気がついたら幽リアが一年越えてたことにビックリしました。たいした本数出せていないので、これは今年はもう少し頑張りたいなと思いながらもこれよりはやく出せるかは未定だったりします。

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