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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、やもりな日1

慌てて焦ってドタバタとしてみたものの、することなど特になく、そのまま2日が経過した。


やって来ました夜守祭(やもりさい)当日。名前の由来はなんとなく想像がつくんだけど最初聞いたときはヤモリを崇める儀式か何かかと思ったんだよね。


私は爬虫類や両生類が少し苦手だからそれも相まってちょっと変な妄想まで膨らんでしまった。何て言うか、爬虫類とかって冷たかったりぬるぬるしてたりでちょっと気味が悪いと私は思うのだけど...って事は今はおいといて


この夜ノ守には現在4つの学校がある。その全ての学校が同時開催で文化祭を3日連続で行い、入場制限等は無いため、島全体がお祭りムードになるのである。


とはいえ島もそこそこ広い上にわりと離れているので、連携して何かを行うといったことは基本的には無いのだが、まぁそれでもそのお陰で島に活気が溢れているのだから悪いことばかりではない。


都心部に近い夜ノ守では出店や出し物といった所謂何でもあり、やや北に向かえば港橋高校という他の島と行き交う港が近くにある学校がある。ここはグルメの集う地区でもあり、料理専攻。


次は反対に南の端近くにある守南高校でここは演劇等の舞台物がメインとなっている。この地区は様々な演目を楽しめることが出来るため、その系列が好きな人にとっては一種の憧れの地である。


西に向かうと夕終高校があり、ここは音楽と映像の町にある。アニメやゲーム、バンドに映画等のサービス環境は島内随一である。そんなここでは様々な音楽と映像を出し物としている。


今思うと、私ってここ以外に受験してたらまともに生活出来てなさそうな気がしてきた。幽霊って何処に行っても受け入れられなさそうだからなぁ


とそんなことを考えている内に、開会の挨拶は始まった。


「えー、本日はお日柄も大変よく晴れ渡り、雲1つ無い晴天です。こんな日に感謝を送ると共に、ご来場なさる全ての方にも感謝をもって接する事を私は期待したいと思う。最後に1つ、皆さんこの夜守祭をおおいに楽しみましょう。」


とうとう始まった。これから最終チェックの時間があり、その後からお客さんがやって来るらしい。まぁ30分程でお客さんが来ると思えば良いらしい。


私は部室に人が来るように、あっちこっちにチラシを貼り付けてスタンバイオーケー。


後は待つだけだ。それから暫くたっても人はやってこなかった。理由は簡単で、立地が悪すぎるのだ。人が来にくいところであり、この階には私しか出店していないため、本当にやっているのかが分かりにくいっていうところもあるのだろう。こうなっては仕方がない。


せっかくの準備が無駄になるのは私としては見過ごせない。そこで、私は客引きをすることにした。


場所はグラウンドの自由公表ブース。ここは放送部が行っている会場で、様々な出店の人が宣伝のために出し物をしたりして客引きをする場所だ。


私はエントリーを出して順番列に並んだ。それから10分ぐらいして私の番になった。私はすぐに2番に後を任せた。


「皆さん、私はオカルト研究会部長の友梨です。私は幽霊と写真を撮るって出し物をしています。嘘だと思うでしょうそうだと思うならお手数ですが、私の今いるこの場所を写真で撮ってみては解るでしょう」


そういうと、2番は合図をだし、それにより1番と3番が様々なボールを浮かせたり、お手玉やキャッチボール等をやりだした。三十秒ほどで出し物は終わり、放送部のあっと驚いたような台詞と共に、退場した。


幽霊騒動の時に演目をした時にウケが良かったのを思いだし、それをすることで人を集めるのが私の作戦だ。因みに案を言っただけで後はすべて2番だよりなのだが。


それからいそいそと部室に戻ると、数人の人がそこにいた。


「ようこそ、私の部室へ。是非とも楽しんでいってくれたまえ」


「ヨウコソ、ココデハコワイ、フツウ、オカシイノナカカラエラベルヨ」

「ススス(どれにしますか)」


「人形が動いてるぞ」「雰囲気あるなー」「ここはいっちゃん怖いのでいいんじゃね」ワイワイガヤガヤ


「一応こちらにはイスもありますのでお好きな体勢でお撮りします。写真はその場の空間を嘘偽りなく写し出して釘付けにします。その為人の目には見えないものも写りこむのです」


其っぽいことを次々言いながらスマホでチェキでととっていく。撮れた人から順番に記念として大量に作ったお札の練習書きを一枚ずつプレゼントした。


2番ってこういう事をやらせたら右に出る霊居ないよね。何処からそんな言葉がすらすらと出てくるのだろうか。もしかして蒼太も似たようなことが出来るのかな?それだったら蒼太に接客をやらせてみてもいいかもしれないね。


お客さんがまた居なくなったのでそんなことを考えていると「ん?芽以ちゃん呼んだ?」と蒼太がやって来た。


「まぁ心の中で呼んだかな」

「お、もしかして俺に頼りたくなった?お兄さん照れるなぁ」

「で、蒼太って接客出来る?」

「ん?いや、やったこと無いけど。あれでしょ、いらっしゃいませとかありがとうございますとか言っとけばなんとかなるでしょ?」

「2番どう思う?」

「我が兄ながら恥ずかしいと思う。よくあれで偉い人に使えていられるよね。一発でクビになるよふつう」


何か思った以上に言われてる。それにしてもなんでも知ってそうな蒼太が接客をしたことが無いってのが意外だった。

「うるせいや、お前だって接客出来ないだろうに」

「いや、2番ができるから蒼太もできるだろうと思って呼んだんだけど。戦力増強も兼ねて」


「俺だってやってやらぁ。腐っても悪魔の俺は様々な無理難題を解決してきたのだからこの程度朝飯前だ」


はてさてどうなることやら


ポケモンマスターズが配信されたのでやってみだけれども、あれ面白いですね。懐かしのジムリーダーを使って戦えるのは個人的に好きです。

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