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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、廃部の危機再び

私は夜、急に目が覚めた。何故だかわからないけど視線を感じる気がするので目が覚めた。


私は嫌な予感を抱きつつも電気をつけ机の上を見ると、やはりと言うべきか呪いの人形が2体大人しく座っていた。いや、ここまで来てる時点で静まってなんか居ないのどけれも。


片方は説明聞いていたからわかっていたけど2体とも来るとは思っていなかった。まぁ動いて話せるのだからそのぐらいはわけないか。


わかっていたとはいえそこに唐突に現れると無駄に精巧なだけあって気味が悪いね。まるで生きていて今にも動き出しそうと言うか本当に動くんだというか。


そんなわけで視線の主とばったりあってしまったわけだけれども。この数ヵ月でなれてきた感じがする。恐らく4月頃に手に入っていたならば気味悪がっただろうが、ともかく今は様々な不思議を見たのでそこまで驚かなくなっているのだ。


えっ、むしろ友達ができたとかいって連れ回してそうだって?やめて否定できない。


やがて次第に夜は明けて行く。視線のせいでろくに眠れなかった。その原因たる人形ズは気がつくと姿が消えていた。最初は無くしたかと思ったけれど、よくよく考えたら夜寝るときにどうせ戻ってくることは解っているので取り乱すのはやめて学校へ行くことにした。


その日の授業は全て睡眠に当てられた。いやぁよく寝れたよ本当に。


その日の放課後、部室に行くと元からそこに在ったかのように佇む人形ズ。まぁ何となくここにいる気はしていた。


それ以外は特に何もなく、平穏無事に今日の部活は終わりを迎えた。それならどれ程良かっただろうか。


コンコン

扉が突然叩かれた。誰だかはわからないけれど念のため2番装着っと。


「どうぞ入ってください」

「失礼します。文化祭実行委員の田中です。出し物の申請用紙を渡しに来ました。」

「ああ、それはどういたしまして」

「このプリントに必要要項を記入したら提出日までに余裕をもって提出してください。訂正の可能性もありますから。」


そういうと文化祭実行委員の田中は去っていった。でもあれ?文化祭って10月の終わり、ハロウィンにうちの学校ではあるのだ。今はまだ9月の頭だから早すぎるのではないだろうか?


「何を不思議そうな顔をしているのさ」

「いやだってまだまだ先だよ?」

「因みに委員会は夏休みの前から発足しているよ」

「気が早すぎない?いくら楽しみだからって数ヵ月も前から立ち上げなくても」

「大きなイベントの裏には様々な努力が隠れているもんなんだよ」


そういうものなのか、まぁその件はおいといて本題としては、「これって必ず何かをしなければならないの?」と言うことである。正直な所、うちの部活はこれといって見せれるモノがない。そりゃ幽霊も悪魔も鬼も呪いの人形もいるけれど、殆どが見えない&分かりにくいだからね。


「因みにここで何かを残しとかないとこの部活無くなるかもよ?」

「廃部の危機再び!?何でどうしておかしいよ」

「圧倒的な実績不足だね」

「この前だって頑張ったじゃん。」

「学校からの評価はサボりだったけど?」

「理不尽だ!」


と言うことは嫌でも参加決定という訳だ。どうしてこの学校で唯一活動費用を貰ってないのに廃部の危機にさらされ続けているのか、不思議なものである。


「因みに廃部した部活は殆どが費用取り止めの措置を貰ってるから実質切り捨て予備軍筆頭だよ」

「それどこ情報?凄く不安になるんだけど」

「俺たちの調べによる結果報告だね」


まさか費用貰ってないは諸刃の刃だったとは。困ったらこれで切り抜けようと思っていたのに予備軍の証だったのか。


敵は学校狙うは評価、狙う舞台は文化祭。時はハロウィンへと刻々と近づいて行くのである。


臆するな、地の利は我らにあり、ハロウィンは力を示せる絶好の日よ。


そう意気込んではみたけれどあまり意味は無さそうだった。そんな事より内容を考えねば、あまりにも退屈なものを出して評価が最低なら...ダメだ考えてはいけない友梨芽依、貴方の力はこんなものではないはずよ。


取り敢えず一旦落ち着こう。頭の中にどんどん変なキャラが出てきたりしそうになっている。二重人格は求めてないからね。


金縛り体験、鬼と腕比べ、嗤う人形劇とかの三点セットならどうだろうか、これにゲリライベントでも行えば完璧だと思う。


しかし提案してみても反応が薄い。何でもインパクトに欠けるそうだ。確かに地味だけどさ、凄いことなんだよ?なんなら蒼太に願いでも叶えさせる?シェ○ロンおらの願いを叶えてくれー。


「意外と余裕あるんだね芽依ちゃん。」

「まぁまだまだ期限まで日数あるからね。」

「後にこの時の事を後悔する友梨芽依であった。ちゃんちゃん」

「流石にそれはないと思いたいね」


ああ、変なオチつけられた。

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