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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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すずの奮闘記5

「それって私達を危険から守ってくれたりもします?」

「それは保証しないね。まぁ暇潰し程度にはがんばるよ」

「蒼太さんって実はそんなに強く無かったり?」

「まぁ一番の若手ではあるね。こんなに将来有望な若者をコキ使う芽依ちゃんと来たら...」


何かいろいろ苦労してるんだね。それにしても悪魔や幽霊と知り合いになれるのに人とは成れないってどんな基準で交友関係築いているのか相変わらず友梨さんは不思議な人だと思う。


「そう言えば友梨さんってどこにも行ったの?こういうのってむしろ友梨さん向けの案件何だと思うのだけど」

「ああ、確かショッピングセンターに行くとか言ってた気がするけど?何でも幽霊を呼んだ尻拭いとかで」

「良くわからないけどそんな事を話す間柄何だね」

「まぁほとんど盗み聞きだけどね。絶対こんなこと芽依ちゃんは人に喋ったりしないし」


それはそれでどうなんだろうか?まぁそんな事もあるよね。


「じゃあ私達もショッピングセンターに行きましょう」

「すずも芽依ちゃんの同類な気がしてきたよ。もっと純粋な子はいないもんかね?」

「こんなに不思議な経験は一生に一度かもしれないんだよ?それなら楽しまなきゃ損じゃない?」

「芽依ちゃんもこれぐらいやる気を出したらいいのに。いや、それってすずが二人に増えるだけのような...」


何だか失礼なことを言われてる気もしなくもないけど、そんな事より善は急げ。急いでショッピングセンターに行かなきゃ。


「行くよー二人ともー」そう言って私は駆け出した。


「あの暴走ぶりは確かに友梨そっくりだな」

「でしょ?まぁついていくしかないか」


それから私達は電車に乗って数駅。目的地のショッピングセンターにたどり着いた。移動途中の町の中は幽霊で溢れかえっており1分辺り二人ぐらいのペースで見つけては倒しの要領でこなしていった。


途中、竹刀を振り回していたことで、お巡りさんから呼び止められて、注意されたりもしたが、それ以外は概ね順調であった。


「お前って実は少しバカだろ?」

「有栖さんひどくない?私はこれでも成績はいい方なんだよ?」

「いや、街中で竹刀を振り回したら流石に不味いことぐらいは理解しろよ。あれのせいで30分ほど説教されたじゃねーかよ」

「それはごめん。今度からはばれないような小さなものを使うことにするよ」


うん、反省は必要みたいだから、今度は小さいもので、尚且つ攻撃出来そうなもの...包丁やナイフとか?いや、絶対怒られること間違いないからやめよう。


そんな気持ちでいざ入店。辺りには幽霊がうじゃうじゃといる。もうバーゲンでもやってるときぐらいの勢いの数で埋め尽くされていた。


「これって全部倒した方がいいのかな?」

「流石の私でもこれは無理だぞ?いくらなんでも多すぎる」

「金剛さんでも無理なんだ。」

「むしろお前なら何とかなるんじゃないか?」

「私?体力があったってたいして私強くないよ?」

「いや、BBガンとかで撃ちまくったらどうかと思ってるんだが?」


私は素晴らしいアイデアを授けられたと喜び、もしもの保険として後ろにいる蒼太さんに振り返ると、なぜか残念な人を見るめで見てきた。この人等も脳筋一族の人達だったのかとでもいいたそうな気持ちが伝わってくるようである。


「二人とも普通に無視するって選択肢は無いの?」

「「あっ!!」」


ダメだこりゃとでもいいたそうな仕草をしてから。私達は友梨さんを探し始めた。


結果としては直ぐに見つかった。それは、どう考えても戦闘音としか聞こえないような音がきこえてきたからである。


多分最上階辺りじゃないかな?と蒼太さんがいうので、エレベーターで最上階に向かう私達。


次第に大きくなる戦闘音と僅かな衝撃。


いつか止まるのではと不安を感じた頃に到着し、すぐさま捜索を開始。


そして、発見に至る。


「友梨さん、元気になりましたか?」

「は?えっと...桐津さんでしたっけ?」

「はい...それにしても、もう終わった後でしたか。残念です。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何でこの人ここにいるの?急に出て来てびっくりしたよ。

もう面倒な会話は2番に任せよ。あれ?2番って今会話出来るのかな?未だ弱ってたらどうしよ


「ねぇ2番、今って体調どう?」

「この時期にしては不自然なぐらい安定してるよ。会話ぐらいなら余裕で行えると思うよ?」


「で、桐津さんはこんなとこで何してるの?」(2番)

「面白い事が起こると思って来たんだよね。それにしても確かに似てるね」

「ん?似てるって何が?」

「いや、その2番って幽霊と蒼太さんが」


へ?蒼太って多分あの蒼太だよね。厄介事をしこたまと拵えてそうなあの悪魔だよね?何で知ってるの?と言うか今まで見えて無かった筈なんだけど...どういう事?


「2番が見えるの?霊感の無い桐津さんが?」

「見えるし消すことも出来るよ?そういう力を持ってるからね」


そんなことは初耳だ。まぁ霊感ぐらいならそのうち身に付く何てこともあるのかも知れないが、消すって事はつまり露葉さんみたいな人ってことになる。何て悩んでると、このレストランに新たに二人入ってきた。一人は天下の疫病神こと蒼太となぜか金剛である。多分またあいつの差し金かな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ああ、やっと友梨さんの幽霊を見れた。

芽依「おいこら蒼太、また面倒な事を...」

蒼太「すずのかってな暴走の結果だよ。まさかこんなに人間の相手が疲れるなんて。」

2番「ドンマイ蒼太兄。その気持ち凄い解るよ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回から芽依視点に戻ります。

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