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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、実は脳筋かも知れない。

さて、保健室に着いたがこれからどうしようかな。

気分が良くなったら帰ってこいとは言うものの、教室に帰りたくないからどうするのがいいのかわからない所である。


結論としては教室以外ならどこでもいい訳で、そういう意味では保健室に閉じ籠っていても問題無いのだ。


少し緊張するな、今まで保健室に来ることなんて殆どないから何か不安になってくる。だが緊張して突っ立っている訳にもいかないので、勇気を振り絞った。


「失礼します。友梨です」

早速覚えた相手の顔を見ずに喋る方法を使い保健室に入った。

...が誰も居なかった。 勇気を返せコンチクショウ。


ベッドにいそいそと入り、そのまま何をしようか考える。...いや、何も考える事は無いんだけどね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あっ、友梨さん保健室に行っちゃった。しんどかったのかな?

まぁ人と話すのも慣れてなさそうだからそれで気が抜けて疲れが出ちゃったのかも知れない。そう考えると、やっぱり普通の人なんだね。


それにしても...さっきから何か変な気がするような気もする。何て言うか全体的に空気が重いようなそんな感じ。


別に他の人を見ても嫌々やってる感じじゃないし、むしろ結構明るい雰囲気なのにじめじめしてると言うか重苦しいと言うか...もしかして私眠いのかな?退屈してるのかも知れない。


だって今日の本命は友梨さんなのにいなくなっちゃったし。

うーん、どうやって合う口実を作ったら良いんだろう?


何か手は無いものか...ん?あの人は時雨副会長?何でこんなところに?と言うか授業は?凄い見てるし。


きっと生徒会は大変何だろうな。相談とか乗れたら色々付き合いも出来そうなんだけど。なんせ人生経験だけは豊富だからね。


あっ、そうか。相談だよ!確か友梨さんは相談の受付をしていたはずだからそれで話しかけよう。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、あれから暫く経って今日の学校終了。結局最後まで居座ってしまった。

まぁ初日何で三時間目に終わっただけなんだけど。


部室に行って暫くしたら帰ろう。

そう思って、いざ部室へと向かった。荷物は1番に頼んだので、手ぶらなので楽だ。


嫌な発表も終わり、気分は晴れやかに澄み渡り意気揚々と扉を開けた。


「ん?誰だお前?」

ドアップで厳つい幽霊がそこにいた。


「ギャーーー!!!」思わず叫んでしまった。いや、あれは仕方ないでしょ、いきなり目の前にあんなのいたら...ねぇ?


「ここは俺が最初に見つけたんだ。邪魔だから他所へ行け」

大柄な男(幽霊)はそう喋った。

「いや、ここ私の部屋なんですけど」

「後から来て自分の場所だなんて図々しい奴だなお前」


何だろうこいつ。無性に腹が立つ相手だ。

「そもそもこの学校の教室な時点で貴方の部屋では無いことが一つ。そしてこの部屋を使う長が私なのが一つ。そして私以外の人が居ないのが一つ。以上三つのことから私の部屋であることが証明出来る」

「あ?最初の一つはともかく他の2つは証明出来んだろ?」


私は部屋の中に置いていた私物をとって名前を見せることで、どうにか納得させた。


「まぁお前の部屋なのは理解した。が、譲る訳には行かない。俺はここが気に入ったからな」

「じゃあどうすれば出ていってくれる?」

「力ずくでこの部屋から俺を出させてみればいいじゃないか。まぁそんなひ弱なお前に負けるわけないけどな。」


めんどくさい性格な上脳筋とか救いようがないかも知れない。

「なら力ずくで追い出してあげるよ。グラウンドに出て、あなたが勝ったらこの部屋あげるよ。私が勝ったら出ていってね。」

「ん?俺に勝てるのか?いいだろうやってやろう」


こうして私は追い出すためにグラウンドで決着をつけることにした。あれ?もしかして私って脳筋(どうるい)


まぁ気にしない。そんなことは置いといて、いざ勝負と行こうか。


因みに私自身はは戦わない久しぶりの登場って言うか誇り被ってた、かの本を見つけて持ってきた。


「さぁさっさとあの部屋を賭けて戦おうじゃないか」

「いいよ。出てこい鬼」


そう。私的には数ヶ月放置されていた鬼である。

特徴としては力が強く、普通の人にも見えることである。対するは幽霊。まぁ案の定周りから見たら急に化け物が出現するホラーが完成した。


「え?いやいや、ヤバないそれ?」

「正真正銘の鬼だよ?さて、やっちゃって」


「ギャーーー!」「化け物だ!!」「オカーサーン!」「警察?自衛隊?医者?どれを呼べば...」「逃げろ!」

阿鼻叫喚の嵐が周りで展開されているけど私は気にしないし気にならない。


そのまま鬼は幽霊を掴み地面に叩きつけ、そのまま上から殴り付けた。


それを間近で真っ正面から見た少年が漏らしたとかナントカ。


「ふう。一件落着。もう戻っていいよ。」

そういって私は鬼を本に戻した。思った以上に威力あったし多分大丈夫だろう。


私は騒ぎが大きくなる前にそそくさと部屋へと帰っていった。手遅れだとは知らずに。


ああ、こうして部室は守られた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「私は友梨さんと会話をするために階段を上っていた。」

確かここら辺だったような気がするんだけどね...あれかな?


部屋の前まで行ってみると、そこにはオカルト研究会と書いてあった。

「やっぱりここか。話題も色々考えたし大丈夫なはず」

そう意気込んで部屋の扉に手をかけた瞬間悲鳴が聞こえた。


「ヒャア!」思わず変な声が出た。ここ雰囲気が何か少し怖いからビックリするんだよ。だがよく風邪くと聞こえたのはグラウンドからだ。


気になった私は窓から見下ろした。そしてみてから後悔した。鬼のような化け物が暴れているのだ、友梨さんに従って。


「ムリムリ、絶対に関わっちゃいけない気がする」

私は一目散にその場から撤退した。帰ってきたときに鉢合わせをしないために。


うん、すずには少し無理かもしれない。


桜がそろそろ散ってきだしました。春の終わりを感じる気がします。

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