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幽霊とでもリア充ですよね  作者: ナギ式
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私、何かの始まりに立ち会う(本人は気付いてない)

ああ、疲れた。

発表何て今後一切やりたくないね。

それにしても目に見えてなければ人前でも喋ることが出来るのは大きな発展だね。あれかな?会話じゃないからかな?それとも単に特殊な人なのかな私が。


そう思うと悲しくなる。

後この悪霊様がたにはそろそろお帰りいただけないかなと思う。悪霊パレードはもう必要無いと思うんだよね。と言うか実際前が見えないし邪魔だし何より威圧感が凄まじい。


「友梨、さっきから何か変だけど体調でも悪いのか?」

先生から注意されてしまった。私が変な訳では無いんだけどな...ん?いや、これはむしろチャンスじゃないかな、この部屋から出れるし


「はい体調が悪くて、保健室にでもいってきて良いですか?」

「まぁ構わないが、体調良くなったら帰ってこいよ。サボりは許さん」

「わかりました」

結論としては相手の顔が見えなければ会話も出来るわけだ。もしかして電話とかなら会話も可能なんじゃないだろうか?


今日は収穫が捗るね。それにしても何で人と話せないんだろうか?

ああ、多分録に他人と会話してなかったからだ。だから人に話しかけるのが出来ないんだ。知り合いなら緊張しないのも喋っていた人だからで、幽霊は...イマジナリーフレンドとかかな?どれだけ拗らせてたんだろ私。


まぁそんなわけで無事脱出して意気揚々と廊下を歩く。授業中の廊下って何か新鮮だね。独特の雰囲気があると言うか背徳感があると言うかといった感じの。


そう思いながら保健室に向かうために廊下を曲がった所で急に人とぶつかった。


「何事?ビックリしたし痛いなあもう」

「ああ友梨さんでしたか。すいません急いでいたもので」

「え、ああ、うん、露葉さんだったんですか」

「はい、それにしてもちょうど良かった。先ほどこの学校の中にものすごく悪霊が集まってきたので何かあったのかと急いで向かっていたのですよ」

「(ああー、もしかしなくてもあれかー)」

「あれとは?」


え?もしかして心読まれた?まさかそんな特技があるなんて。流石不思議家系の露葉さんだね。

「...何か失礼な納得された気がしなくも無いですが、声に出てましたよ?」


なんだ、自爆か。それなら仕方ないね、焦ったったらありゃしないね全く。


「えーと、はいその、私の教室を見れば早いかと...後無害です一応、はい。」

「何でそんな自信無さそうな喋り方何ですか?」

「え、えーと人と話すのが苦手なもので」

「だから憑依させていたのですか」

「あれ?この事話しませんでしたっけ?」


たしか時雨さんとこのお爺さん、そう神雷さんに本貰った時に話した筈なんだけど...まぁいっか。


「取り敢えず貴方の教室へと行けば良いんですね。解りました。」そういって露葉さんは去って行った。 うん、きっとドン引きするだろうなあれは。頑張ってね露葉さん。


「芽依ちゃん、さっきの変じゃなかった?」

「そう?どこかおかしかったかな」

「流石に俺が喋ってる事には気付いてる筈なのにさっきの質問。それに多分だけど...まぁ気のせいかも知れないな。」

「なにそれすごい気になるんだけど」

「それなら聞く?」

「うん」


「こら!授業やっているんだから廊下で電話せずにさっさと教室へ帰らんか!」

「あ、すいません」(2番)


ハアハア、何とか逃げ出せたけど、ビックリした。

「それにしても咄嗟に憑依しちゃったけど大丈夫だったの?」

「強い目的があれば大丈夫なんだと思うよ」

「それなら大丈夫って事か。つまり3番に憑依させて目の前に山ほどお菓子を積んどいたら消えないってこと?」

「財布と健康に気を使わなければそれで問題無いと思うよ。実際お菓子を食べるために幽霊になってるんだし」


そう考えると不思議な物だね。あれ?2番ってさ、復讐系の幽霊だよね?どうやって耐えてるの?凄く気になるんだけど...まぁこれは聞かない方がいいかもしれない。恨みについては誰にも触れて欲しく無さそうな気がするし。


さて、一体どうしようかな。今教室は混沌と化してるし保健室に用もなく行くのもな、だからといって徘徊するのもよろしくないのでやっぱり保健室に行くしかないか。


保健室は校舎を渡らなければいけないので以外と遠い。

部室のある校舎の近くにあるので私のいる校舎からは遠いのだ。そこにある理由としては部活で怪我をしても直ぐに手当てを出来るようにと言う理由である。そして、グラウンドを渡ると直ぐにある。直通距離なら近いだろう距離だ。

まぁこれを文字で読もうとしたら遠いのに近いなどと意味不明になるのだが、英語のGを思い浮かべて貰えばいいだろう。


Gの上の横棒が私のいる校舎で真ん中の横棒が保健である。

そこに繋がっている縦棒が部室のある校舎でといった感じである。つまりは放課後は横切ることが出来るから近いのだ。


そんなわけでとぼとぼと保健室に歩いていく。これあれだよね、しんどい人からしたら拷問以外の何物でもないよね。フラフラした中こんな距離歩かされたら途中で倒れたりする人もいると思うのよ。


まぁそんな事を思いながら保健室に向かうのだった。


ああ、やっぱり遠いと思う。

今更だけどこの「私、~」から始まるサブタイが使いにくいことに気づいた。いや、今までは誤魔化しながらでも使えないことは無かったけどさ、うん、今回のは無理があったわ。

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